『Major Crimes メジャークライム ~重大犯罪課』はシーズン6で打ち切りに。刑事ドラマ『クローザー』のスピンオフとして、アメリカで2012年~2018年まで通算105話が放送された『Major Crimes メジャークライム ~重大犯罪課』もシーズン6で幕を下ろしています。残念ながらシーズン7はなし。
放送局TNTの視聴率もよかったようで、打ち切りの理由は不明。アメリカでは継続のため、署名活動も行われたそうです。
『Major Crimes ~重大犯罪課』の配信情報
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『MAJOR CRIMES ~重大犯罪課』 (字幕版)
『MAJOR CRIMES ~重大犯罪課』 (吹替版)シーズン1~6が視聴可能に。
(※本作品の配信情報は2019年1月4日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各配信サービスのホームページもしくはアプリをご確認ください。)
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(※本作品の配信情報は2019年3月8日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各配信サービスのホームページもしくはアプリをご確認ください。)
『Major Crimes ~重大犯罪課』シーズン6のエピソードリスト(全13話)
- シーズン6 第1話「聖域都市 パート1」"Sanctuary City: Part 1"
- シーズン6 第2話「聖域都市 パート2」"Sanctuary City: Part 2"
- シーズン6 第3話「聖域都市 パート3」"Sanctuary City: Part 3"
- シーズン6 第4話「聖域都市 パート4」"Sanctuary City: Part 4"
- シーズン6 第5話「聖域都市 パート5」"Sanctuary City: Part 5"
- シーズン6 第6話「陰謀のセオリー パート1」
"Conspiracy Theory: Part 1" - シーズン6 第7話「陰謀のセオリー パート2」
"Conspiracy Theory: Part 2" - シーズン6 第8話「陰謀のセオリー パート3」
"Conspiracy Theory: Part 3" - シーズン6 第9話「陰謀のセオリー パート4」
"Conspiracy Theory: Part 4" - シーズン6 第10話「最後の戦い パート1」
"By Any Means: Part 1" - シーズン6 第11話「最後の戦い パート2」
"By Any Means: Part 2" - シーズン6 第12話「最後の戦い パート3」
"By Any Means: Part 3" - 【最終回】シーズン6 第13話「最後の戦い パート4」
"By Any Means: Part 4"
『Major Crimes ~重大犯罪課』シーズン6の登場人物・キャスト
- シャロン・レイダー(メアリー・マクドネル)
重大犯罪課(Major Crimes Division)の警部から警視に。フィリップ・ストローの殺人事件の目撃者ラスティを養子に。部下のアンディ・フリンと婚約する。
- ラスティ・ベック(グレアム・パトリック・マーティン)
フィリップ・ストローによる殺人事件の目撃者。母親に捨てられ、ホームレスだったが、シャロンの養子に。検事アンドレアの助手をしている。付き合っていたガスとは遠距離恋愛になり、ギクシャク。
- アンディ・フリン(トニー・デニソン)
重大犯罪課の警部補。シャロンと関係を深め、プロポーズに成功。プロベンザとは特にいいコンビ。
- ルイ・プロベンザ(G.W.ベイリー)
重大犯罪課の警部補。事件で出会ったパトリスと6回目の結婚をする。みんなからコピー代をビンに徴収している。
- マイク・タオ(マイケル・ポール・チャン)
重大犯罪課の警部補。電子機器に強く、うんちくを言いたがる。副業として、犯罪捜査ドラマの監修を務めている。
- フリオ・サンチェス(レイモンド・クルス)
重大犯罪課の捜査官。スペイン語が堪能で、ロサンゼルスのギャングに詳しい。情に厚く、容疑者につい、手が出ることも。事件で出会ったマークを里子として引き取った。
- バズ・ワトソン(フィリップ・P・キーン)
重大犯罪課モニター室の技術者で、事件現場の撮影も担当。訓練を受け、予備警官に。
- エイミー・サイクス(キーラン・ジョヴァンニ)
重大犯罪課の捜査官。元軍人で、アフガニスタンに従軍したことも。
- ウェス・ノーラン(ダニエル・ディトマソ)
重大犯罪課の捜査官。シーズン5から重犯課に来た元潜入捜査官。
- カミラ・ペイジ(ジェシカ・メラズ)
少年3人の失踪事件に加わった失踪課の刑事。飲酒運転の車に両親を殺され、プロベンザが犯人を逮捕した。妹と弟5人を育て上げ、プロベンザにはキャミと呼ばれている。
- フェルナンド・モラレス(ジョナサン・デル・アルコ)
ゲイの監察医。解剖で事件の手がかりを見つけ出す。
- アンドレア・ホッブズ検事(ケーテ・メーザー)
検事として、事件の捜査を確認し、司法取引できるか見極める。ラスティが助手に。
- レオ・メイソン副本部長(レナード・ロバーツ)
重大犯罪課をより良く変えたいという新しい副本部長。
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※ネタバレ注意!
『Major Crimes ~重大犯罪課』シーズン6 第1話「聖域都市 パート1」
あらすじ
カトリック系の聖ヨゼフ学園に通う15歳の男子生徒3人ルーカス・ガーザ、ライアン・ロハス、ミゲル・ディアスが行方不明となる。
重大犯罪課の刑事たちは少年たちが校外学習を抜け出し、遊びに出かけただけだと考えるが、副本部長は一型糖尿病でインスリン注射が必要なルーカス・ガーザも長時間戻ってきていないため、失踪事件として調べるように命じる。
3人の少年は成績優秀でキリスト教活動部に参加していたが、それぞれの家には問題が。 ルーカス・ガーザの父親は膝の手術の権威だが、鎮痛剤の依存症。 ライアン・ロハスの義理の父親は麻薬カルテルのギャングで、2か月前に死亡。ライアンを虐待していた。 ライアンの実父イアンは今の妻と子どもにライアンのことを知られたくないと口止め料を払おうとしていた。
ミゲル・ディアスの両親は不法移民で家の床下に100万ドルを隠し持っていることが判明。 ディアスの隣人のマービン・ギャレットはメキシコ人のディアス一家を嫌い、強制送還されることを願っていた。 しかし、マービン・ギャレットの娘ケリーは行方不明の少年たちと仲がよかったという。
捜査には未成年を捜す専門家のカミラ・ペイジ刑事も参加。 誘拐事件かと思われるが、身代金の要求もなく、翌朝、教会近くに一型糖尿病のルーカス・ガーザの遺体が捨てられているのが発見される。
一方、連続殺人犯フィリップ・ストローが戻ったかもしれないと伝えられたラスティは自分で身を守るすべを極めたいと言う。
感想
『MAJOR CRIMES メジャークライム~重大犯罪課』はシーズン6で打ち切りとなり、シーズン6がファイナル・シーズン。 アメリカでは2018年1月に最終話が放送されています。
フィリップ・ストローの事件もついに終結しそうですね。
少年3人が失踪
シーズン6の「聖域都市」は第1話のパート1から第5話のパート5まで続いています。 「聖域都市」とはロサンゼルス、ニューヨークなど不法移民に対して寛容で、強制送還されることなく生活を送ることが可能な政策を取っている自治体のことを指しています。
『MAJOR CRIMES ~重大犯罪課』は聖域都市ロサンゼルスにあるロサンゼルス市警が舞台。行方不明となった少年の親には不法移民も。 3人はラテン系の少年。人種差別も事件に関係しているのでしょうか…。
それぞれの家族にも問題が。ちょっと人間関係が複雑でしたね。 ルーカス・ガーザは一型糖尿病。父親は外科医で鎮痛剤の依存症。
ライアン・ロハスは義理の父親ヘクターに虐待されていた過去が。ヘクターは麻薬カルテルのギャングで、2か月前にベランダから落ちたか、飛び降りて死亡。 実の父親イアンは今の家族にライアンのことを秘密に従っていたことが判明。
2か月前に死んだというヘクターはライアンが突き落としたのでしょうか…。それにしても、実の父親も、虐待していたヘクターもひどいですね。実の父親イアンは口止め料に300ドルをつかませようとしていたし…。 イアンはアリバイもあやふや。ビーチにいて読んでいた本のタイトルは「人形の谷間」…。ひどいウソ過ぎて、フリンも頭を抱えていましたね。
ミゲル・ディアスの家の床下にはなんと100万ドルが! スペイン語が分かるバズのおかげで発見。お手伝いだったバズが刑事として活躍する姿も新鮮。 優秀な捜査官になれそうですね。
100万ドルは麻薬の金に違いないと推理するプロベンザ。100万ドルもの大金は怪しすぎる…。プロベンザがにらんだ通り、麻薬の金なのでしょうか…。
ミゲル・ディアスの隣人マービン・ギャレットはメキシコ人を嫌い、捜査にも非協力的。 「警告 銃で守られた家」という警告文まで張り出しているマービン・ギャレット。
少年が行方不明になっているにもかかわらず、「俺にはいいスタートだ」と言う始末。これにはプロベンザも激怒。マスコミにマービン・ギャレットは重要参考人になったと発表。 ルーカスに恋していたという娘のケリーは3人を心配していましたが、事件に関係しているのでしょうか。
行方不明になった3人それぞれ問題を抱えていることが判明。犯人を見つけるのは難しそうです。
カトリック教会も怪しい?
キリスト教活動部のジョナス神父も疑うプロベンザ。プロベンザはカトリック教会の性的虐待事件を懸念しているようですね。
ただ学校をサボっただけだと願っていたのに、ルーカスの遺体が。後の2人はどこに?
青い車のトランクにも臭いが残されていたというのが、不安に。ルーカスはインスリンがなく死んでしまったのか、殺されたのでしょうか…。2人も殺されてしまう!? 事件関係者全員が怪しく思えますね。事件の真相がつかめるのはまだ先のようです。
カミラ・ペイジ刑事が捜査に加わる
失踪課からやってきたカミラ・ペイジ刑事は変わり者。命令を最後まで聞かなかったり、映像を見ているタオの前に立って遮ってしまったりと、たびたび暴走。
なんとプロベンザと知り合いでした。ペイジ刑事を「キャミ」と呼ぶプロベンザ。 ペイジ刑事は20歳のとき、飲酒運転の車に両親を殺され、残された妹と弟5人を1人で育てたという立派なお姉さんでした!
飲酒運転した犯人を逮捕したのがプロベンザ。犯人を逮捕した後も、家族ぐるみで仲良くしていたようですね。 プロベンザの面白い話をたくさん知っていそう。
逃亡した連続殺人犯フィリップ・ストローがアメリカに戻る
連続殺人犯フィリップ・ストローはアリゾナで元義母も殺したようですね。
恋人のガスは料理人の仕事でナパへ。遠距離恋愛になったラスティは、ガスのボスであるエイデンとガスの仲を疑っているようです。エイデンはガスに下心がありそうでしたね。
ラスティとガスは別れてしまうことになるのでしょうか…。
フィリップ・ストローが近づき、警護されることになったのはフィリップ・ストロー事件の担当検事のエマ・リオス。 それに、『クローザー』のブレンダ。名前が出てくるのが、うれしいですね。
フィリップ・ストロー事件の目撃者のラスティも警護の対象に。 しかし、自分で身を守るすべを極めたいというラスティ。護身術でも習うつもりなのでしょうか。 フィリップ・ストローは判事を殺して、逃走中。フィリップ・ストローを早く逮捕できるといいですね。