『Major Crimes メジャークライム~重大犯罪課』シーズン6 第6話「陰謀のセオリー パート1」あらすじと感想 ネタバレ注意 !

  • 『Major Crimes メジャークライム~重大犯罪課』ファイナル・シーズン
    シーズン6 第6話「陰謀のセオリー パート1」
  • Major Crimes Season6 Episode6 "Conspiracy Theory: Part 1"
海外ドラマ『Major Crimes ~重大犯罪課』

※ネタバレしています。

あらすじ

弱者の味方として有名な弁護士ボニー・パールが車内で射殺される事件が発生。2種類の銃弾が発見されたことから、犯人は2人組かと思われるが、2種類の銃弾は線条痕が同じで、銃は1丁だったと判明する。

弁護士ボニー・パールを殺す動機がありそうな人たちは大勢いた。遺産目当ての息子スタンや、ろくでもない元夫ジェリー、ボニーが担当し、女優にセクハラと暴言で訴えられ、監督業から干された映画監督エリック・ウォルシュ、ボニーが訴えようとしていた元フットボール選手でウェイトレスにセクシーな制服を着せる飲食店「タックルズ」のオーナー クレイグ・カーティスが容疑者として浮上する。

ボニーの通話記録によると「バーバンク店のダラス」と頻繁に連絡を取っていたことが分かる。「タックルズ」のウェイトレスにはフットボールの本拠地が割り当てられており、「バーバンク店のダラス」は「タックルズ」を年齢による不当解雇で訴えていたボニーの依頼人の1人バネッサだったとわかる。

重犯課のウェスとペイジはバネッサの家に向かうが、バネッサは殺されていた。

『Major Crimes ~重大犯罪課』 シーズン6 第5話「聖域都市 パート5」 前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

弁護士殺人事件

パリセーズで弁護士が車内で射殺される事件が発生。パリセーズは高級住宅街で犯罪は少ないようですね。

助手席側から撃たれていた弁護士のボニー・パール。パールのネックレスが偽物だったというのも引っかかります。 さらに、警備員のフランク・ボッグスは茂みで弾丸を発見。弾丸は銅弾と鉛弾の2種類。犯人も2人組かと思われましたが、2種類の弾丸は1丁の銃から発射されたものだと判明。なぜ、違う種類の銃弾が同じ銃から撃たれたのか謎ですね…。

残念な息子スタン

弁護士ボニーの息子スタンは蝶ネクタイをしているアホ弁護士。引き出しに色とりどりの蝶ネクタイをしまっているのが笑えますね。まるでコメディ。

母親のボニーが殺されたことを知っても、記者会見のために蝶ネクタイを青色から紫色にしただけで、全然悲しんでない…。むしろ、遺産と法律事務所が手に入るとうれしそう。

有能な母親のように記者会見するスタンでしたが、弁護士にも関わらず、重犯課の尋問にはあっさり陥落。逮捕すると脅され、ペラペラと自分に不利なことまで話し出す始末…。

記者会見好きなところは母親譲りでしたが、有能な弁護士の能力は受け継いでいなかったのが残念過ぎますね。

年齢による不当解雇で訴えられているクレイグ・カーティス

ボニーが担当した案件で、アリバイがなかったのは映画監督エリック・ウォルシュ。ウォルシュは出演女優に脱ぐように強要した動画で訴えられて監督業を干され、ボニーを恨んで、何度も嫌がらせをしていました。

嫌がらせしようとして、自分に火がついているのがおバカですね。 しかも、セクハラした自分が悪いと思っていないのが厄介…。

ボニーが最近手がけていたのは、「タックルズ」のオーナー クレイグ・カーティスによる不当解雇。 「タックルズ」のモデルになった飲食店は日本にも出店している「フーターズ」のようですね。「フーターズ」も減量を要求されたと女性従業員に訴えられたことがあるそう。

抗議も宣伝になると意に介していないクレイグ・カーティスは元フットボール選手。「タックルズ」の出資者で、サイン会にも登場したリック・フォックスはNBAで活躍したバスケットボール選手。本人役で出演しています。

リック・フォックス - Wikipedia

リック・フォックス(Ulrich Alexander (Rick) Fox, 1969年 7月24日- )は、 カナダの オンタリオ州 トロント生まれの元 バスケットボール選手、 俳優。バスケットボール選手としては、 NBAの ボストン・セルティックス、 ロサンゼルス・レイカーズなどで活躍した。ポジションは スモールフォワード。プロ選手としての期間は1991年から2004年。俳優としては主に アメリカ合衆国の テレビドラマや 映画 に出演している。身長201センチ。プロEスポーツチームEcho Foxのオーナーでもある。

プロベンザは妻がファンだとウソをつき、自分宛てにサインをもらうことに成功!

そのサイン会にはドクター・ランドンも。タオがアドバイザーを務めるドラマ「正義のバッジ」の収録にも来たというドクター・ランドン。セミナーが人気のようですが、なんか胡散臭い…。

「男は30過ぎの女に吐き気を催す」と30歳を超えた女性従業員をクビにして訴えられたクレイグ・カーティス。ひどすぎて言葉も出ない…。

「刑事はいつまでも若い。俺の妻を見ろ」とのろける新婚ホヤホヤのフリン! それを見るプロベンザの顔が面白すぎる!!

バネッサまで殺される

ウェスは不当解雇された女性たちに下心満々。副本部長まで胸に釘付け…。

バスト+レストランの造語「バストラン」での捜査にもやる気が入るウェス! カレンダーにも夢中になり、シャロンに取り上げられことに。

しかし、イケメンのウェスも「タックルズ」の美女たちにはフラれたようで、最後はペイジ刑事を誘うのでした…。 モテそうなウェスなのに、実はモテないのでしょうか…。

殺された弁護士ボニーの元夫ジェリーも、ろくでなし。ボニーの友人とも浮気し、離婚してからも扶養料をもらっていたジェリー。なんと離婚してからもボニーはジェリーと寝ていたことが判明…。

映画監督のウォルシュは最近も嫌がらせをしていたことも明らかに。 おバカでろくでなしな容疑者が多すぎますね。

弁護士のボニーの通話記録にあった「バーバンク店のダラス」は和解に反対していたバネッサだったと判明。殺されていたバネッサ。やはり、「タックルズ」が殺人に関係しているようです。

ガスは副料理長をクビになっていた

ラスティとガスは別れることに。ガスは本当にエイデンと寝ていたんですね…。

しかし、エイデンは昇進をエサに誘惑し、何人もの従業員を食い物にしてきた男だったと判明。ラスティはクビにされたガスのために、解雇手当と推薦状を要求。エイデンはとんでもない最低な男でしたね。

ラスティがガスに贈った本は『友情の証』。『友情の証』は映画化されたこともある、全寮制の学校を舞台にした青春小説だそう。

ラスティとガスがこのまま別れてしまうのもしょうがないですが、残念ですね。

『Major Crimes ~重大犯罪課』シーズン6のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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