- 【終】『S.W.A.T.』シーズン2の最終話 第23話「人民裁判」
- S.W.A.T. Season2 Episode23 "KANGAROO"
※ネタバレしています。
【終】『S.W.A.T.』シーズン2の最終話 第23話「人民裁判」のあらすじ
シンキューが率いる解放連合のメンバーたちの裁判が始まろうとしていた。 そんな中、シンキューは動画を生配信し、ロサンゼルスの市議会議員ストルーブとワシントン、助役のグウェン・ミラーを人民裁判にかけるという。
ストルーブは低所得者住宅法案に反対票を投じていたため、シンキューは有罪を言い渡し、絞首刑にして公開処刑する。 シンキューはマスクをとって顔をさらすと、1時間ごとにワシントンとグウェン・ミラーも処刑すると宣言。
シンキューの本名は、歴史専攻の学生デヴィン・カーライルだと判明。その住所に急行するが、その家にはホームレスの子どもがいるだけだった。
ワシントン議員にも有罪が言い渡され、シンキューは「犬にくれてやる」と宣言。判事だったワシントン議員は12thストリート・ドッグスというギャングのメンバーを数多く刑務所送りにしていた。シンキューはギャングにワシントン議員を引き渡していた。
ルカは近所に住むギャングのマーコスから敵対する12thストリート・ドッグスの居場所を聞き出すことに成功。 スワットはギャングが車でワシントン議員を八つ裂きにするのを阻止する。
次は、市の予算を削った助役のグウェン・ミラーが銃殺刑になりそうに。 グウェン・ミラーが議員2人と誘拐された店には、トレーラーが映っていた。そのトレーラーを盗んだ車泥棒はシンキューから報酬の現金を渡され、3日前に警察に逮捕されていた。報酬の現金は以前、シンキューが銀行から盗んだ現金のナンバーと一致する。
トレーラーを手配すると、処刑されそうなグウェン・ミラーを発見。 ホンドーは地下通路に逃げたシンキューを追い詰める。しかし、シンキューは銃を持っているようにホンドーに手を向け、丸腰で撃たれて殉教者になろうとしていた。 ホンドーはシンキューの命を救い、殉教者になるのを阻止する。
シンキューは捕まったが、市庁舎を爆破する計画があることが分かる。 爆弾犯は起爆スイッチを押し、次々と爆発を起こすが、避難が早く犠牲者はゼロ。 爆発に巻き込まれたジェシカも脳しんとうを起こしたが、助かる。
クスリ漬けの母親カレンを見つけたストリートは、通報し、仮釈放中だったカレンは刑務所に戻ることに。
ラブ・オール・LAフェスティバルでダンプカーを止めたディーコンは、ポリス・スター勲章の叙勲が決まる。
ジェシカはFBIの潜入捜査を受けることにする。
撃たれたダリルは退院。落ち込んだダリルは松葉づえでリハビリも進まなかったが、ホンドーは長期休暇を取り、一緒に旅に出ようとダリルを誘うのだった。
『S.W.A.T.』シーズン2 第22話「絶望の果てに」前回のあらすじと感想はこちら≫【終】『S.W.A.T.』シーズン2の最終話 第23話「人民裁判」の感想
シンキューが再び姿を現わす
シーズン2 第7話「遺産」、シーズン2 第13話「アンコール」に登場したシンキューたちが再び登場。格差社会や差別に不満を抱えるシンキューたち解放連合は、市議会議員や助役を誘拐。
「貧困はじわじわ進む大虐殺だ」という言葉が印象的ですね。 ゆがんだ社会への不満は分からなくもないですが、ぶつけ方が間違ってる…。
市議会議員を公開処刑していくシンキュー。 橋での絞首刑を生配信するのが、ゾッとしますね。 しかも、シンキューは裁判官が着る黒い法衣まで着てる…。 元帥とまで名乗るシンキューが体制を壊し、新しく築き直したとしても恐怖政治になりそう。
シンキューの本名はデヴィン・カーライル。デヴィン・カーライルの家にはホームレスの子どもたちが。あんなに小さな子たちがホームレスだなんて、衝撃的。 保護もされずに、路上で暮らしていたと思うと、ひどすぎますね。
捜査に協力してくれたマーコス
次は、ワシントン議員が処刑されることに。「犬にくれてやる」と言ったときには、犬に生きたまま食われるのかと思いました…。 しかし、「犬」というのは、ギャングのこと。 12thストリート・ドッグスというギャングに引き渡していたシンキュー。
その12thストリート・ドッグスの居場所を教えてくれたのは、敵対するギャングのマーコス。 シーズン2 第19話「地元の絆」で、協力してくれてから、マーコスもルカの頼みを聞いてくれるようになったみたいですね。
マーコスの仲間にはバレないように、にらみつけるのも忘れずにさせたルカ。 家を買って、ご近所さんともうまくいってよかったですね。
シンキューが捕まっても、まだ計画があった
シンキューの動画の配信場所を追跡すると、そこはサーバーファームでシンキューはいませんでした。南京錠を焼き切る道具がカッコいいですね。
次に処刑されそうになったのは、市の助役グウェン・ミラー。グウェン・ミラーはシーズン2 第1話「揺れる街」、シーズン2 第4話「同胞の罪」にも登場し、スワットにも予算削減のため来ていました。
シンキューのためにトレーラーを盗んだ車泥棒から、誘拐にトレーラーを使ったことが発覚。トレーラーから動画配信も行っていたのでした。
グウェン・ミラーは銃殺刑になりそうに。 タイマーで自動マシンガンが動き出すようになっているのが恐怖…。
スワットに見つかったシンキューたちはSLAと書かれたドアから逃走。SLAはシンキューたちがまねたパティ・ハースト事件を起こしたシンバイオニーズ解放軍(Symbionese Liberation Army:SLA)の略称。
追い詰められたシンキューは銃をぶっ放してくる気かと思いきや、丸腰で警察に撃たれ、殉教者になろうとしていたのでした。 しかし、シンキューは生き残り、スワットの射撃場で治療を受けることに。 病院ではなく、スワットの本部で拘束されているのが意外でしたね。
これで、一件落着かと思いきや、シンキューたちにはもう1つ計画が。 記者会見が行われている最中に、市庁舎を爆破する計画が発覚。
電波妨害されるのを見越して、赤外線起爆装置を使う爆弾犯。赤外線でも起爆できるなんて、リモコンみたいで怖い。 市庁舎にはいくつも爆弾が仕掛けられ、次々と爆発。 ジェシカまで巻き込まれてしまいました。
ホンドーがジェシカを抱え、煙の中から現れたシーンが最高にカッコいいですね。
これでようやく過激なシンキューを止めることができました。でも、カリスマ的でメンバーを洗脳していたシンキューは刑務所でも仲間を集めそうで怖いですね。
ハイになっていたストリートの母親カレン
ストリートはハイになっている母親を発見。父親のエディと間違えられるのが辛い…。 母親のあんな姿を目の当たりにしたストリート。母親のために、通報し、カレンは刑務所に戻ることに。 また傷つくことになったストリートが気の毒ですね。
ストリートはヒックスの娘モリーと仲良くなっていく模様。それを見つめるクリスの表情は複雑そう…。
果たして、ストリートとクリスの関係はどうなっていくのでしょうか…。
ジェシカはFBIの潜入捜査に参加
ジェシカはFBIの潜入捜査に参加することに。 ジェシカ役を演じてきたステファニー・シグマンはシーズン2をもって降板することが決定しています。
「S.W.A.T.」ジェシカ・コルテス警部役女優が降板 : 映画ニュース - 映画.com
2019年10月11日 11:00 [映画.com ニュース] シェマー・ムーア主演の米人気ドラマ「S.W.A.T.」でジェシカ役を演じる女優の ステファニー・シグマン が、シーズン2をもって同番組から降板することがわかった。 ※本記事は「S.W.A.T.」シーズン2最終話までの内容に触れています。ご注意ください。 ...
ホンドーは長期休暇を取り、ダリルと旅へ
シーズン2 第16話「プライド」の活躍で、ディーコンは勲章を叙勲。チームを称え、ルカにもお金を少しずつ返済。 なんとか大変な時期は乗り越えられたようでよかったですね。でも、咽頭炎になった子どもたちの看病は大変そう…。
ホンドーは退院したダリルとビーチへ。ロサンゼルスに住んでいてもビーチに来たことがなかったというのに驚きました。それだけ、過酷な暮らしを送ってきたようですね。
松葉づえで落ち込んでいたダリルですが、ホンドーと旅に行けると言われ、うれしそうでした。 64日も休暇を取ったホンドー! カンガルーを見るため、オーストラリアに行くようです。 絆を深められる楽しい休暇になりそうですね。
今回のエピソードは、『S.W.A.T.』シーズン2の最終話です。
『S.W.A.T.』シーズン3は?
『S.W.A.T.』シーズン3は、アメリカで2019年10月から放送されています。
『S.W.A.T.』の登場人物
『S.W.A.T.』シーズン2 登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマで流れた曲
- Birthday Song (feat. Kanye West) - 2 CHAINZ