『S.W.A.T.』シーズン2 第4話「同胞の罪」あらすじと感想 ネタバレ注意!

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  • 『S.W.A.T.』シーズン2 第4話「同胞の罪」
  • S.W.A.T. Season2 Episode4 "SAVING FACE"

※ネタバレしています。

『S.W.A.T.』シーズン2 第4話「同胞の罪」のあらすじ

中国系のシェン・クワンたちが貨物列車を襲い、警備員を殺害。貨物の鎮痛剤を奪って逃走する。 その事件の捜査に、連邦保安官でニアの夫エリックがスワットに協力を依頼してくる。 エリックはニアとよりを戻したいと考え、ホンドーに接近していたのだった。

貨物列車の鍵を焼き切ったバーナーは専門学校から盗まれたもの。専門学校の元生徒の名簿からタンの幼馴染でもあるアレック・チャンが容疑者として浮上。 アレック・チャンはシェン・クワンと組み、盗んだ鎮痛剤をギャングに麻薬として売りさばいていた。

アレック・チャンによると、港の物流業者がクワンにコンテナのリストを売っていたことがわかる。 50個のコンテナから、600万ドル相当の鎮痛剤を積んだコンテナがターゲットになると絞り込み、エリックとスワットはそのコンテナを餌にクワンを逮捕しようと計画。

ルカがトラックの運転手になりすまし、クワンが襲撃したところにスワットが。 クワンたちとスワットは銃撃戦に。 クワンは1人で逃走し、エリックとホンドーが追う。 エリックはホンドーを撃てそうな際どいところでクワンを撃つ。

ホンドーはニア自身が誰といるか決めるべきだとエリックに忠告する。

タンは捜査にも協力してもらったヤンおじさんに警官になったことを認めてもらえないでいたが、ルカにはいい警官だと褒められる。

15%の予算削減で4人のスワット隊員がパトロールに異動に。ホンドーのチームには異動になる隊員はいなかったが、スワットアカデミーからの採用枠も今年は1名になってしまう。

ストリートはクスリをやっていた母親カレンと離れて暮らすことを決意。 忠告は正しかったと、ホンドーに謝ったストリート。まだスワットアカデミーを卒業していないストリートに、ホンドーは覚悟があるなら、今年の採用枠1人を勝ち取れと言うのだった。

『S.W.A.T.』シーズン2 第3話「炎上」前回のあらすじと感想はこちら≫

『S.W.A.T.』シーズン2 第4話「同胞の罪」の感想

こじれた三角関係

今回の事件では、ニアの夫エリックがスワットに捜査協力を要請。 一夜限りと言いながら、5回以上も逢引していたホンドーとニア。 エリックがスワットに捜査協力を要請したのも、ホンドーに近づくためでした。

自分にもガールフレンドがいながら、妻には新しい恋人ができてほしくないというのが身勝手。 よりを戻したいなら、まずガールフレンドと別れればいいのに、それすらしていないエリック。

でも、こんなこじれた三角関係になるなら、ちゃんと離婚が成立してから付き合うべきでしたね。

「脳みそまで筋肉だと思ってた」とスワットをバカにするエリック。この言葉で全スワット隊員を敵に回した!!

最後はホンドーがエリックに撃たれてしまうのかとヒヤヒヤ。 危険を感じ、ディーコンに背中を預けるところは、ホンドーとディーコンの長年の厚い信頼関係が垣間見えて、ぐっときました。

ニアの夫エリックを演じているのは、ドラマ『バトルスター・ギャラクティカ』などに出演しているマイケル・トルッコ

タンの幼馴染が事件に関わっていた

中国系のシェン・クワンはフロリダの刑務所から脱走して、ロスで貨物強盗。 それに関わっていたのが、タンの幼馴染でもあるアレック・チャン。ロサンゼルスのアルハンブラは、チャイナタウンになっているそう。

父の死後、面倒を見てもらったヤンおじさんに捜査協力を頼むタンでしたが、おじさんは警官になったタンに不満が。 タンにMIT(マサチューセッツ工科大)に行ってほしかったヤンおじさん。

警官も立派な職業なのに…と疑問に思っていたら、中国で警察は社会の汚れを始末してる悪いイメージがあるというタン。確かに中国の警察は怖そう…。中国の警察では、汚職や拷問がはびこっているイメージが。

ヤンおじさんもそのイメージがあるのかもしれないですね。 でも、同胞を捕まえたタンが家の名誉を汚したと非難するのには、びっくり!

何よりも家名が大事というしきたりは、大変そうですね。 しかも、結婚するなら同じ中国系の女性がいいという圧力も。 タンには金髪の彼女ボニーがいても、ヤンおじさんには会わせられず…。

仏教徒で仏像に息子の無事を毎日祈っているというタンの母親。 その母親も食事に誘ってくれるルカがやさしいですね。

いつもスワットの装甲車ブラックベティを運転しているルカ。トラックを運転するときも「ブラックベティには内緒だぞ。ほかの子に乗ったらやきもち焼く」と話しかけるほどの溺愛ぶり。

クリスに渡された「男は黙って、ただ運転」と書かれた帽子をかぶり、運転手になりきるルカ。 陽気なルカなら、タンの母親ともすぐに仲良くなれそうですね。

ストリートはスワットアカデミーで訓練することに

暴力夫を殺した罪で刑務所に17年服役していたストリートの母親カレン。 仮釈放後、同居していたカレンはクスリをやっていたことが発覚。ストリートもようやく母親の本性を受け入れことができたようです。

ストリートのために化け物の父親を殺したと訴えるカレン。子どものために何かをしたと恩着せがましいことを言ってくる親は、ろくなものじゃない…。

シーズン1の第19話「情報源」では、カレンはストリートに父親殺しまで手伝わせていたことが明らかに。 父親殺しまで手伝わせたカレンも化け物だということが、ストリートにもようやくわかってよかったですが、母親がひどい人だと受け入れざるを得ないのが辛いですね。

ストリートは母親と離れて暮らすことを決意。 ホンドーとも和解し、ついにスワットに戻る足がかりが。

しかし、予算削減でスワット隊員は4人パトロールに異動。 スワットアカデミーからの採用枠はたった1人に。 スワットに戻る道は険しく…。

前の隊長バックの口添えで異動し、実はスワットアカデミーを卒業していなかったストリート。 アカデミーで訓練してから、チームに入ったと思っていたら、そうではなかったんですね。 ストリートは特別だったようです。

今回はスワットアカデミーでちゃんと訓練して、採用枠を目指すことに。 たった1つしかない採用枠を勝ち取り、ホンドーのチームに戻ることはできるのでしょうか…。

『S.W.A.T.』の登場人物

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