- 『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第17話「願い事は慎重に」
- 9-1-1 Season2 Episode17 "Careful What You Wish For"
※ネタバレしています。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第17話「願い事は慎重に」のあらすじ
チムニーが停職中のボビーに代わり、臨時の隊長となるが、チムニーはどうみんなを率いればいいのか悩む。
去年、宝くじに当たったバリー・ジョンソンは大金のせいで不幸になり、お金を投げて捨て、自分も飛び降り自殺しようとするが、なんとか助かる。 停職中でアシーナとの結婚式の計画を立てるボビーのもとには、バックやヘン、チムニーにエディたちが次々と相談にやってくる。
チョコレート工場では、見学ツアーを引率する社会科教師がもっと試食をしようとして、チョコレートのタンクに落下。 チムニーはこっそりボビーに電話し、チョコにココアバターを混ぜ、チョコレートの粘度を下げてから引っ張り出せばいいとアドバイスをもらっていた。
マディは最後まで見届けられない911のオペレーターの仕事に限界を感じ、オペレーターを辞めようと考える。 同僚のジョシュとスーはマディがいままで助けてきた通報者を集め、マディはちゃんと人の役に立っていると励ます。
エディは妻のシャノンが妊娠したかもしれないと知り、よりを戻し、家族としてやり直そうと考える。 しかし、シャノンは妊娠していないことがわかり、エディと息子のクリストファーを二度と失望させたくないとシャノンは離婚を切り出す。
エディたちが車の事故で出動すると、車にひかれたのはエディの妻シャノンだった。 チムニーはシャノンが助からないことを悟り、エディとシャノンが別れが言えるよう挿管を遅らせる。 シャノンが亡くなり、悲しみに暮れるエディ。
25年目の結婚記念日に小包爆弾が届いた事件に続き、ウェストウッドの住宅の玄関にも小包爆弾が。 小包爆弾は連続爆弾犯の仕業だった。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第16話「ボビーの試練」前回のあらすじと感想はこちら≫『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第17話「願い事は慎重に」の感想
宝くじで不幸に
最初は宝くじの当選で不幸になった人の飛び降り自殺。
宝くじに高額当選した人は不幸になると聞きますが、去年、宝くじに当たったバリーも大金のせいで、家族に見放され、親友に訴えられるハメに。
大金は人を狂わせてしまうんでしょうか…。 お金を降らせ、自殺までしようとしたバリー。 大金があっても、幸せにはなれないようです…。
宝くじで不幸になったことを知った女性は、買った宝くじ破り捨てるのでした。
臨時の隊長チムニー
ボビーの代理に臨時隊長になったのは、チムニー。
みんなの評判は最悪。 バックには、にわか隊長だと揶揄され、ホースの巻き方にもケチをつけるマジメなチムニーにみんなはうんざり…。
サングラスをかけて、整列させるチムニーは権力を楽しんでいそうでしたが、隊長としての重圧がのしかかることに。
「臨時隊長となると怪物だ」とまで言われてしまったチムニーは、ボビーのようにみんなに夕食を作ろうとしますが失敗。 肉がファイアーし、火事になりそうに! 消防士が消防署で火事を起こしたら、シャレになりませんね…。
アシーナとラブラブのボビーは、停職中に結婚式の計画を立てようとしますが、次々と相談者が押しかけてくることに。 まるで相談所か、セラピストのようでしたね。
アシーナの息子ハリーまで相談に。 ボビーはみんなに信頼され、頼りにされていますね。
人がチョコレートの中に落下
チョコレート工場の見学ツアーでは、教師がチョコレートのタンクに落下! 『チャーリーとチョコレート工場』みたいですが、まさか教師がチョコレートの中に落ちるとは…。
しかも、試食のチョコレート・リカーのおいしさのとりこになり、タンクから直接すくおうとしていたのが、ひどい…。 子どもじゃないのに、そんなことするなんて残念過ぎますね。
教師がとりこになってしまった「チョコレート・リカー」とは、 チョコレート・ココアの製造工場の用語で、カカオ豆から外皮を取り除いて磨砕して出来るペースト状のものを言い、カカオマスとも呼ばれるそうです。
チョコレートの底なし沼から、なかなか教師を助けられないバックたち。 まさかチョコレートで死にそうになるなんて…。
ココアバターを混ぜてチョコレートの粘度を下げ、なんとか引っ張り出すことに成功。 ヘンだけは、チムニーがボビーにアドバイスをもらったことに気付くのでした。
人の上に立ち、隊長として、みんなを率いるのはやっぱり大変そうですね。人の命もかかっているし、責任重大。
自分の意思で88キロも減量したと見栄を張っていた教師は、実は減量手術をうけて痩せたことが判明…。 胃のバイパス手術をうけたようですね。意志薄弱でチョコレートの誘惑に負けた教師…。 同僚の先生も、あきれていた模様。
子どもたちには、チョコレートにちなんだあだ名をつけられそうなのでした…。
マディは911のオペレーターを辞めようとする
マディは911のオペレーターの仕事に限界を感じ、辞めることを検討。 確かに、通報が切れた後のことは何もわからないというのは、つらいかも。
同僚のジョシュとスーは、そんなマディのために、いままでマディが助けた人々を集め、マディがどれだけ人の役に立っているのか、実感させようと計画。
- 双極性障害の兄が自殺しそうだと、少し前に通報してきたニコール
- シーズン2 第3話「届かぬ叫び」で、陣痛の最中に地震が来た妊婦
- シーズン2 第10話「過去と未来のクリスマス」で、クリスマスに箱詰めにされてしまった青年ブランドン
- シーズン2 第8話「進化形バック」で、高速道路で騒動を起こしたローラとその夫のノーマン
- シーズン2 第5話「ひどい連中」で、911への通報を勝手に切っていた元ベテラン・オペレーターのグロリアたちが大集合。
一番怖い助けを待つ途中を乗り切る希望こそがマディの声だというジョシュ。 大変な仕事ですが、マディはこれからも通報者の命を助け、やりがいを感じることができそうでよかったですね。
エディの妻シャノンが事故で死亡
エディはシャノンと家族としてやり直そうとしますが、シャノンには離婚を切り出されてしまうことに。
エディにチョコレートを渡され、映画『フォレスト・ガンプ』みたいなこと?と尋ねるシャノン。
『フォレスト・ガンプ』の名言として有名な「人生はチョコレート箱よ。食べてみるまで、中に何が入っているか分からない」
<Weblio英会話コラム>映画「フォレスト・ガンプ」の名言を詳しく読み解く
―― ママはいつも言っていた。「人生は、ひと箱分のチョコレートみたいなものよ、何が起こるかわからないの」って。 これは1994年公開のアメリカ映画「 Forrest Gump 」に出てくる言葉です。 足が悪くて知能の発達も遅かった主人公の少年(Forrest Gump)の母親の生前の口グセであり、母の最期の言葉でもあります。
まさか、このあとシャノンが事故で死んでしまうなんて。 エディとシャノンの離婚話だけでなく、シャノンが死んでしまう展開がショッキング…。
手遅れなことを悟り、別れが言えるように、挿管を遅らせたチムニー。 シャノンが数年前に息子のクリストファーに書いた手紙が、遺書のようになってしまったのが悲しすぎる…。
息子のクリストファーを置いて家を出たシャノンでしたが、息子を愛する気持ちは変わらなかったようですね。 母親が戻って喜んでいたクリストファーが、永遠に母親を失ってしまったのというのが、つらすぎます。
シャノン役を演じているのは、『よみがえり ~レザレクション~』でマギー・ラングストン役を演じたデヴィン・ケリー(Devin Kelley)です。
連続小包爆弾事件
25年目の結婚記念日をむかえた妻が受け取った小包爆弾。 夫からのサプライズ・プレゼントだと思い、ゆすった途端に爆発。結婚記念日だというのに、災難…。
しかも、小包爆弾は1件では終わらず、連続爆弾犯の仕業だと判明。 無差別な犯行なのでしょうか…。犯人は一体誰!?
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2は残り1話。 連続爆弾犯を捕まえることはできるのでしょうか…。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の登場人物・キャスト
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマの中で流れた曲
- For the Love of Money - THE O'JAYS
- I Want Candy - BOW WOW WOW
- We Could've (feat. Rachael Kanute) - D.C. SOULPLUSMIND
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