- 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2第18話「ライリー+飛行機」
- MACGYVER Season2 Episode18 "Riley + Airplane"
※ネタバレしています。
あらすじ
遠い昔、メキシコのテキシキアックでジャックとマティは悪党を追っていた。 マクガイバーは父親が贈ってきた書類の写真にうつったドイツの強制収容所の男性の身元を突き止めようとする。
マクガイバーたちには任務が。元政府のITエンジニアで、機密データを盗んで国外に逃亡したエミール・ベックがアメリカ国内で警察官を射殺。マクガイバーたちはベックを捕まえるためアトランタへ向かう。そこには、賞金を懸けられたベックを狙う賞金稼ぎの一家コルトン・ファミリーもいた。
警察官との撃ち合いでケガをしたベックは使い捨ての駒である悪党のオーウェン・パーマーに薬局を襲わせ、手当てに必要な医療品を盗ませていた。 パーマーは受け渡しのため、ビレッジ・フィットネスというジムの忘れ物置き場に医療品を置いてきたと白状する。
マクガイバーたちとコルトン・ファミリーは自分たちが先にベックを捕らえようと足を引っ張り合い、ベックはその隙に逃げてしまう。
ベックは警察官を撃ち殺す前に、リトルロックにある国防総省の秘密施設に侵入し、飛行機を墜落させることのできるソフトを盗んでいた。 ベックはそのソフトを売るため、パーティー中の屋敷にいた。
買い主は本当に飛行機を墜落させられるのか実演を要求。ベックはパーマーを移送するライリーとコルトン・ファミリーのビリーが乗った飛行機を墜落させようとする。 ライリーは飛行機を再起動させ、墜落を阻止。 ビリーはライリーにバラの花を贈り、ミニボトルのお酒で乾杯する。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2第17話「クマのワナ+マフィアのボス」 前回のあらすじと感想はこちら≫感想
昔のマティとジャック
昔、メキシコ テキシキアックで、一緒に悪党を追っていたマティとジャック。「テキシキアック」という地名は口に出して言いたくなるような変わった地名ですね。
シーズン2 第3話「ルーレット盤+ワイヤー」でマティはジャックのおしりを見たことあると言っていたのは、このときの任務だと判明。 ノーパンでカーボーイのオーバーズボンをはくジャック。完全に変態…。おしり丸出しで悪党を追いかけることに。ジャックも変質者として逮捕されてもおかしくない!
マクガイバーは写真のドイツの強制収容所の男性の身元を特定しようとロサンゼルスのショア財団に。ショア財団はナチスのホロコーストの歴史を記録するために設立された組織だそう。
ショア財団の女性によると、男性はアウシュビッツ強制収容所にいたはずだということが判明。それでも、身元を突き止めるの難しそうですね。アウシュビッツにいた男性とマクガイバーの父親にどんなつながりがあるのか気になりますね。
ライリーには彼氏が
今回の任務はエミール・ベックの確保。同じくベックに懸けられた懸賞金を狙ってやってきたのはシーズン1の第16話「フック」にも登場したコルトン・ファミリー。
薬局を襲ったオーウェン・パーマーはベックの駒。パーマーが帰ってくるのを張り込んでいるとコルトン・ファミリーも登場。見つめ合うコルトン・ファミリーのビリーとライリー。ライリーと頻繁にメールしている彼氏はビリーかと思ったら、ライアンというネットで出会った相手だと判明。
ジャックはライリーを心配するあまり、彼氏を脅してきた過去か…。12歳の男の子に、「大事にしなきゃ、地球から抹殺する」と言ったというジャック。怖いお父さんみたい…。
ビリーとライリーが熱く見つめ合っていたことに気付いていなかったジャック。「変な目で見てたら、目玉を潰してる」と物騒なことを。父親のようにライリーを心配するジャックですが、やり過ぎ…。
マクガイバーたちとコルトン・ファミリーは協力することに
パーマーから聞き出した情報で、ビレッジ・フィットネスへ。ムキムキの男性が重そうなバーベルを持ちあげているシーンでは「家でマネしないで」とテロップが。マネしたくても無理…。
ジャックがライリーにもジムのトレーナーにも勧められた「クロスフィット」というのは、欧米で話題のトレーニング方法だそう。
ベック確保をコルトン・ファミリーに先をこされそうになり、マクガイバーはサイレンを鳴らしてベックをおびき出すことに。 ジャックがベックを追い詰めたと思ったら、コルトン・ファミリーの娘ジェシーがスタンガンを! 感電して震えるジャックがおかしい。
コルトン・ファミリーとマクガイバーたちは足を引っ張りあい、ベックは逃亡。グダグダに。 結局、協力することになったコルトン・ファミリーとマクガイバーたち。 ベックの盗んだ車を追跡すると、パーティーが開かれている屋敷に。
屋敷に潜入するため、他の客のタキシードを盗んだマクガイバーとジャック。マクガイバーはサイズぴったり。しかし、ジャックのほうはサイズが小さく、ピチピチ…。スキニーパンツはブームだと必死にフォローするマクガイバーも苦笑いなのでした。
飛行機が墜落しそうに
ベックは警察官を殺す前に、国防総省の秘密施設に侵入し、飛行機を墜落させることのできるソフトを盗んでいたことが判明。
ベックは屋敷のあるじにソフトを売ろうとしていました。屋敷のあるじは実演を要求。なんとパーマーを移送するライリーとビリーの乗る飛行機が実演の対象に。 実演とパーマーの抹殺の一石二鳥を狙うベックが悪賢いですね。
ライリーにしか止められない飛行機の墜落。ライリーの凄腕のハッキング技術で墜落を止めるのかと思ったら、墜落を止める方法は飛行機の再起動! ケータイの再起動と同じと言われても、怖い。
再起動中、飛行機は急降下。ギリギリのところで再起動し、雪山にかすったときにはドキドキしましたね。 その間、移送中のパーマーは気絶させられ、大いびき。何も知らないうちに終わったパーマーはある意味、幸せだった!?
商魂たくましいママ・コルトンは、懸賞金は無理でも、報酬や手数料をゲット。
無事着陸した機内でビリーとライリーは乾杯。ビリーはいい人そうで、ジャックも彼氏として認めてくれるかも!? 新しい恋が始まりそうですね。
登場人物・キャスト
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ドラマの中で流れた曲
- Cascabel - ROBERT RODRIGUEZ & CHINGON
- Get Up (Rattle) [feat. Far East Movement] - BINGO PLAYERS
気になったセリフをPick Up
「これは俺の推測だが、他人の秘密を盗む人ほど人を信用できない」"I'm just guessing here but the woman who hacks everyone's secrets has massive trust issues."
ライリーの彼氏について詮索するビリーのセリフ。ライリーの心理を分析するビリーはハッキングされたことも見抜いていました。ライリーとビリーの関係が上手くいくといいですね。
今回のマクガイバーの主なDIY
- パーマーを逃げないように、カーペットですまきにして、ブラインドのひもで縛り、クローゼットに監禁。
- 車のアンテナをアトランタ警察のバイクの鍵穴に差し込み、サイレンを鳴らす。
- 車の不凍液をパイプから噴射し、炎上するトラックを消火。
- タキシードのカマーバンドとひもで胸像を吊り下げ、ドアを破る。
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