『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 第3話「子供+飛行機+ケーブル+トラック」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意 !

海外ドラマ『MACGYVER/マクガイバー』
  • 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 第3話「子供+飛行機+ケーブル+トラック」
  • MACGYVER Season4 Episode3 "Kid + Plane + Cable + Truck"

※ネタバレしています。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 第3話「子供+飛行機+ケーブル+トラック」のあらすじ

秘密任務を終え、ジェット機で帰還中のマクガイバーたちは、近くを飛ぶセスナ機のパイロットのベンが意識を失っているのを確認。 機内にはベンの10歳の息子アッシャーも乗っていた。

マクガイバーは機内にあるものでAM送信機を作り、金属装置から音を出し、アッシャーと無線交信することに成功。

ジェット機とセスナの間にケーブルでジップラインを張り、デジィとマクガイバーはセスナに乗り移ることになんとか成功する。 デジィがセスナを操縦し、マクガイバーは意識がないベンを手当てする。

除細動器を作り、電気ショックを与えると、ベンは意識を取り戻す。 ベンの腕には発疹があり、毒を盛られた可能性が浮上。 ライリーが格納庫の監視カメラをチェックすると、整備士が不自然にベンの腕に触って、毒を塗っていたことが分かる。

ボーザーは整備士を追い、空港へ。マティは応援が来るまで待機するように指示するが、整備士が高飛びしようとしたため、ボーザーは確保に動く。 ボーザーは毒の小瓶をぶつけられながらも、整備士を確保する。

航空機の検査をするベンは開発中の航空機のエンジンに重大な欠陥を発見し、プロジェクトマネージャーに報告書を送っていた。 整備士はプロジェクトマネージャーに指示され、毒物を塗り、事故に見せかけてベンを殺し、報告書を隠蔽しようとしていた。

セスナは燃料がわずかとなり、着陸態勢に入ろうとしたとき、車輪が飛ばされてしまう。 時間を稼ぐため、山の上昇気流に乗って燃料を節約しながら飛ぶが、燃料が限界に。 マクガイバーは車輪がないまま無事に着陸させようと、大型トラックの荷台の上に着陸させることを思いつく。

ラスにセスナの接地速度と同じ時速120キロでトラックを走らせるように指示し、マクガイバーは電磁石を作り、セスナを磁石にして、トラックの上にくっつくようにして、無事着陸を成功させる。 ベンもボーザーも解毒剤で助かり、プロジェクトマネージャーと整備士は逮捕される。

ラスはマティに現場の指揮を任せることに決める。 デジィとマクガイバーは別れてから険悪だったが、友達に戻ることに。デジィは父親と仲直りをするように助言する。

マクガイバーは父親からのおさがりの革のジャケットを買い戻すことに決める。

『MACGYVER/マクガイバー』『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 第2話「レッドセル+量子+低温+忠誠心」 前回のあらすじと感想はこちら≫

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 第3話「子供+飛行機+ケーブル+トラック」の感想

ジップラインで飛行機から飛行機へ

帰還中の飛行機の中では、マクガイバーたちが『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』のエンドアの戦いについて議論を戦わせていました。 ラスも『スター・ウォーズ』のファンだったようで、話はマニアックな方向へ。

そんな中、戦闘機のF16が無人機を確認しようと接近。戦闘機が速すぎて、セスナ機のパイロットを目視できないため、フェニックス財団のジェット機でパイロットを確認することに。 戦闘機にはあまり速度を落とせないという弱点もあるんですね。

セスナ機のパイロットのベンは意識を失い、子どものアッシャーまで乗っていることが判明。 まさかジップラインでセスナに乗り移るとはびっくり。 フライングブームという飛行中に給油するのと同じ方法で、ジップラインを張るマクガイバーたち。

セスナに乗っていたアッシャーは、マクガイバーに似た賢い子でした。 ガラクタで物を作る遊びを友達の名前から、「ジェフる」と名前をつけていたアッシャー。 友達の名前を動詞にしてしまうのが、かわいいですね。

高所恐怖症のマクガイバーはラスに背中を押されて、ジップラインを降下。

高所恐怖症なのに、14歳のときバンジージャンプに挑戦したマクガイバーもすごいですが、飛行機から飛行機へと乗り移るのは段違いのものすごい恐怖だったはず…。しかも、途中でジップラインは破損。 危うく死んでしまうところでした。

デジィがセスナを操縦し、着陸させようとしますが、滑走路がなかなか見つからず、難航。

ジェット機の飛行場では風が強すぎてセスナは安全に着陸できないというのも、意外でした。飛行場の滑走路ならどこでも着陸できると思いきや、機体の種類によって、違うんですね。

毒を盛られていたベン

操縦中に意識を失っていたベンは心臓発作ではなく、毒を盛られたことが判明。

整備士にベンの腕に毒を塗らせ、飛行中の事故に見せかけて殺そうとしていたプロジェクトマネージャー。欠陥を報告したベンの口封じをし、開発中の航空機の欠陥を隠蔽しようと殺人まで計画するとは…。

塗っただけで効く毒といえば、金正男暗殺事件で使われたVXガスが思いつきますが、それよりも毒性は低かったようですね。

解毒剤もあり、ベンもボーザーも命は助かることに。

トラックの上に着陸

セスナの車輪はなくなり、マクガイバーは泡の上に胴体着陸させるつもりだったようですが、洗剤を乗せたトラックは追突され、泡は流れだしてしまうという最悪のアクシデントが。

泡のために時間稼ぎで山の上昇気流に乗ったセスナ。山に激突するギリギリまで接近するシーンは恐ろしいですね。

マクガイバーはトラックの上に着陸させるというぶっ飛んだ計画を思いつき、実行。セスナを巨大な磁石にして、トラックの上にくっつけようという大胆な計画に仰天!

飛行機がトラックの上に乗っている姿は、まるで合体した違う乗り物みたいでしたね。

マクガイバーと境遇が似ていたアッシャー。父親のベンは仕事で忙しいようですが、アッシャーともう少し一緒にいられるようになるといいですね。

マティとラスはどちらが指示を出すのか、争いに。 このまま決裂するのかと思いきや、ラスは現場の指揮権をマティに任せることに。

マティに任せれば間違いないこともちゃんと分かっているラスなのでした。

子どものアッシャーにまであきれられるほど、別れてからずっと険悪だったマクガイバーとデジィ。 マクガイバーはどうやらフィル・コリンズの曲でデジィをフッたようです。それはさすがにひどい…。

ようやく友達に戻った2人。 デジィはお父さんと仲直りするように助言。マクガイバーの父親は、『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3の最終話 第22話「メイソン+ケーブル+選択」でフェニックス財団を潰したメイソンを追いかけ続けているようです。

父親のおさがりの革ジャケットを古着屋に売っていたマクガイバー。 まさか売ってしまっていたとは。 売れずに残っていてよかったですね。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4の登場人物・キャスト

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Feel Good - AMERICAN GENTLEMEN
  • Take Me Home (2016 Remastered) - PHIL COLLINS

今回の『MACGYVER/マクガイバー』の主なDIYなど

  • 手作りのAM送信機で金属装置から音を出す。
  • 機内にあるケーブルやフック、シートカバーを減速用パラシュートにしてジップラインを仕上げる。
  • 機体のバッテリーを使ってキャパシターを600ボルトまで充電し、除細動器のように心臓に電気を流して心拍数をもとにもどす。
  • コイルを電気系統のバッテリーにつないで電磁石にし、飛行機が磁石となってトラックの上にくっつくようにして着陸させる。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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