『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2 第15話「首脳会談」 あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2 第15話「首脳会談」
  • Designated Survivor Season2 Episode15 "Summit"
『サバイバー:宿命の大統領』

※ネタバレしています。

『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2 第15話「首脳会談」のあらすじ

東ハンチウと西ハンチウの両国は戦時体制下にあった。独裁国家の東ハンチウは和平会談の日に西ハンチウに向けてミサイル発射実験を行う。

キャンプデービッドでの和平会談を前倒しして、トムは東ハンチウのキム委員長と西ハンチウのハン大統領を呼び出し、アメリカを含めた三カ国首脳会談を始める。

そんな中、ハンナは東ハンチウからの亡命者と面会。なんと亡命者はキム委員長の息子ジュン・キムだった。 ジュンに頼まれ、ハンナはジュンの彼女チョン・ミンを領事館から助け出す。

和平会談には、アパッチ・エアロスペースのアンドレア・フロスト博士も参加し、アパッチ・エアロスペースが開発したミサイルの98%を迎撃できる防空システムの導入を両国に提案。 貧しい東ハンチウの費用は西ハンチウが負担することになる。

しかし、合意に至る前に、そのことがリークされ、交渉は滞る。 トムはアパッチ・エアロスペースが防衛システムを東ハンチウに30年間貸し出し、支払いは10年間待つと提案。

キム委員長も同意するが、息子がアメリカに亡命したと知り、トムは信用を失ってしまう。 トムは東ハンチウのキム委員長と西ハンチウのハン大統領が信頼するコーネリアス・モスに仲介を頼む。

トムに解任されたコーネリアス・モスだったが、東ハンチウのキム委員長と西ハンチウのハン大統領を説得し、和平会談は合意に至る。

しかし、キム委員長の息子は東ハンチウは核開発ではなく、既に核を保有していると話す。ジュンが話した座標から移動された軍事施設はミサイルの地下格納庫だった。 トムはその衛星写真を突きつけ、そのミサイルの廃棄と武器庫の破壊に合意する条約に署名するようにキム委員長に言い渡す。 キム委員長が署名し、条約は無事に締結される。

情報漏洩を調べていたエミリーはコーネリアス・モスが記者たちに機密情報をリークしていた人物だと突き止める。 西ハンチウのハン大統領は選挙が近く、費用を負担すれば対抗馬に負けることを恐れていた。それを、コーネリアス・モスに相談し、モスが記者のサイモンにリーク。費用を負担しなくて済むように持っていこうとしていたのだった。

モスは他の情報を漏らしたのも愛国心からだと言い放つ。

セスとエミリーは交際しているという文書を出すように言われるが、エミリーはためらう。その様子を見たセスはエミリーと別れることを決めるのだった。

条約が締結された後に傍受された会話で、アメリカに放射性爆弾があることが発覚する。

『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2 第14話「暗闇の中で」前回のあらすじと感想はこちら≫

『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2 第15話「首脳会談」の感想

和平会談

東ハンチウと西ハンチウは一触即発の状態に。 東ハンチウは北朝鮮、西ハンチウは韓国をモデルにしたようです。

和平会談の日にミサイルの発射実験を行った東ハンチウ。瀬戸際外交で交渉を優位に進めようという魂胆があったようですが、非武装地帯には戦車と兵士が動員され、物々しい雰囲気に。

そんな中、アメリカに来ていたキム委員長の息子ジュンは亡命。兄弟やおじたちまで粛清されてしまったようです。 みんなが自分を裏切っていると思い込み、全員を縛り付けて対空砲を放ったというのが恐ろしい…。家族にまでそんな仕打ちをするなんて、ゾッとしますね。

東ハンチウと西ハンチウの両国に、防衛システムを導入させ、お互いを破壊するよりお互い自国を守ることに集中すべきだと説得をすることに。

そこで、シーズン2 第12話「最後のフロンティア」 でも登場したアパッチ・エアロスペースのアンドレア・フロスト博士の協力を求めることに。

ロケットだけでなく、軍事事業まで手掛けていたとは…。思えば、ミサイルとロケットも似たようなもの。 ミサイルの98%を迎撃できる次世代のアイアンドームを両国に配備することで合意が進められていきますが、アイアンドームはかなり高コストなのがネックだそう。

アイアンドーム

アイアンドームは南部イスラエルを転々としていたが、 8月5日にはガザ地区からの攻撃が頻繁になったことに応じてベエルシェバとアシュケロンの近郊に再び展開された。アイアンドームが都市防衛に効果を発揮することを受けて、ガザ地区からの攻撃はアイアンドームが配備されていない、 アシュドッドと オファキームへの比率が増大した。また、アイアンドームによる防御が突破されることもあり、ベエルシェバでは ...

コーネリアス・モスが機密情報をリークしていた

東ハンチウの防衛システムの初期費用を西ハンチウが負担することになりますが、リークされ、交渉は決裂しそうに。 両国の思惑が交錯し、和平交渉は一筋縄ではいかないのが大変ですね。

トムは防衛システムを東ハンチウに貸し出すことに。 フロスト博士は初耳のような顔をしていましたが、実はトムから事前に聞かされていた模様。独裁者のキム委員長に強さを見せるために、フロスト博士に協力してもらったようですね。

トムとフロスト博士はいい雰囲気に。夫を突然、亡くしたフロスト博士とは、気持ちが通じ合いそうですね。

これでようやく両国が納得し、条約が締結されると思いきや、キム委員長の息子が亡命したことがバレてしまうことに。 息子が西ハンチウに誘拐されたと思い込み、戦争を始めるとまで言い始めたキム委員長。 ごまかすことなく、息子は亡命したと伝えるのがトムらしいですね。

しかし、信頼を失ってしまったトムは、コーネリアス・モスに仲介役を頼むことに。たとえ、国同士の交渉でも、最後は個人の信頼が合意の成否を握ることに。 モスのおかげで和平交渉は成功しますが、モスにはとんでもない秘密が。

まさか、モスが様々な情報を記者に漏らしていた張本人だったとは!  モスは機密情報の漏洩も国のためだったと断言。愛国心でしたことだと悪びれる様子もないのが厄介。 最初は心強い味方だと思っていたのに、とんだ伏兵がいたものですね…。

リオと同期だったグレッグ

独裁者のキム委員長に雇われているグレッグ・ボーエン。 リオとグレッグはハモンド知事の下で働いていたことが。

一見、そっくりな2人でしたが、根本的には大きな違いが。 独裁者のキム委員長に雇われたこと自体がそれを表していたようですね。

グレッグはハモンド知事の選挙を途中で見限っただけでなく、リオのミスのせいで失敗したという噂を流した最低の男でした。 そんな噂を流されても、リオはグレッグを悪く言うこともなく、噂をはねのけようと奮闘してきたようです。

キャンプデービッドで、リオと同じ部屋になったことに不満たらたらのセスでしたが、グレッグに言い返すシーンはすっきりしました。

それにしても、リオの就寝スタイルは独特でしたね。リオがつけていたマスクは睡眠時無呼吸症候群の治療で使われるCPAP(シーパップ)のようです。

エミリーとセスはついに破局を迎えることに。 交際しているという文書を提出し、セクハラで訴えられないようにするというのが、アメリカらしいですね。 ここでも、セスとエミリーはすれ違い、別れが決定的なものになってしまいました。

アメリカに放射性爆弾が

条約が締結され、一安心していたら、次なる問題が。なんとアメリカに放射性爆弾が! どうやら東ハンチウが持ち込んだよう。

アメリカに放射性爆弾が持ち込まれたという展開は『24 -TWENTY FOUR-』っぽいですね。 果たして放射性爆弾は一体どこにあるのでしょうか…。

『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2の登場人物・キャスト

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