『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2 第9話「3通の手紙」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意!

  • 『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2 第9話「3通の手紙」
  • Designated Survivor Season2 Episode9 "Three-Letter Day"
『サバイバー:宿命の大統領』

※ネタバレしています。

『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2 第9話「3通の手紙」あらすじ

ホワイトハウスでは「スリーレターデイ」というものが行われる。 「スリーレターデイ」は大統領が国民から届いた手紙の中から3通を選び、要望に対応するという日。

エミリーとアーロンは戦死した夫に名誉勲章を与えてほしいというゴフ夫人を担当。

2013年、ゴフ軍曹は国連平和維持軍としてアフガニスタンのカンダハルに派遣され、戦死。爆撃されたとき、ゴフ軍曹は1人で敵を抑え込み、拠点が制圧されるのを防いだという。しかし、ベインズ大佐によるとゴフ軍曹は爆撃地点からは離れた場所で偵察をしていて、簡易爆弾で死亡したと話す。

シークレットサービスで元特殊部隊のマイクはゴフ軍曹だけ離れた場所にいたとは考えにくいと指摘。 ゴフ軍曹が持っていた電話のGPSで、ゴフ軍曹は爆撃地点にいたことが分かる。

ベインズ大佐の妻とゴフ軍曹は不倫関係にあった。ベインズ大佐の結婚生活は破綻し、離婚。ベインズ大佐はそのためゴフ軍曹の名誉勲章を拒否していたのだった。 ベインズ大佐はゴフ軍曹に名誉勲章を授与するなら、不倫も公表するという。

大統領のトムはゴフ夫人が夫の不倫を知ることがないように配慮。ゴフ軍曹の7歳の息子に戦死した父親は勇敢だったと話す。

一方、セスとリオはハチが大量に死んだという養蜂家のエディ・アダムソンの手紙を担当。リオは最初は乗り気ではなかったものの、ハチについて調べ、すっかりハチに詳しくなる。

養蜂家のエディによると新しい航空路監視レーダー施設ができてからハチが死に始めたという。 セスとリオは航空局に抗議するが、養蜂家のエディの妻ヘレンがクレームを取り下げたという。

リオはヘレンがローヤルゼリーを大量にとり、ハチを殺したことを突き止める。 セスは夫婦を破綻させず、穏便に済ませようとするが、失敗。

エディもヘレンのバラに毒を与えていたことを告白。エディとヘレンは大ゲンカになる。

ケンドラとハンナは、差出人不明で死刑囚のチャンドラー・ダーンの恩赦を求める手紙を担当。 2001年、薬剤師だったチャンドラー・ダーンはケタミンのおとり捜査をしていた麻薬取締官を殺したとして死刑判決を言い渡されていた。

チャンドラーは有罪を認めながら、上訴すると言う妙な行動をとっていた。 手紙を出したのはチャンドラーの娘トレイシーだった。

チャンドラーの息子フランクはケタミン所持で逮捕歴が。麻薬取締官を殺した真犯人はチャンドラーの息子フランクで、父親のチャンドラーはそれを知りながら、かばっていたのだった。トムは恩赦を与え、チャンドラーを無期懲役の刑に減刑する。

ハンナは、パトリック・ロイドの陰謀だと証明するため、アレックス名義でセントルシア銀行の口座を開設した銀行員を捜す。その銀行員の名前はアルフォンゾ・ラング。 ダミアンにラングの情報を伝えたハンナは車にひき殺されそうになる。

ハンナはラング関係でひき殺されそうになったと考えていたが、実は自動車修理店のフランクが自分の罪を暴かれないようにハンナをひき殺そうとしたことが判明。フランクはついに逮捕される。

アレックスの召喚状を出したFBI長官のフォアステルは、上院議員選挙の準備を進めていた。ケンドラは特別検察官を任命しては?と提案。 アレックスもフォアステルを解任しろとトムに迫る。しかし、トムはフォアステルは捜査をしているだけだと指摘する。

銀行員のアルフォンゾ・ラングの家を突き止めたハンナだったが、ラングは逃げたあと。誰かが直前に警告したらしい。 チャックの情報から、それはダミアンだったことにハンナは気付く。

『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2 第8話「帰る場所」前回のあらすじと感想はこちら≫

『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2 第9話「3通の手紙」の感想

戦死した夫に名誉勲章を求める妻

「スリーレターデイ」という選ばれた3通の手紙に大統領が対応するという日。 メールではなく、手紙というのが古き良き時代という感じですね。 大量の手紙を仕分けし、3通に絞り込むのも大変そう。

1通目の戦死した軍曹の夫に名誉勲章を求めるゴフ夫人からの手紙にはエミリーとアーロンが対応。

上官だったベインズ大佐がゴフ軍曹に名誉勲章を与えようとしなかったのは、自分の妻とゴフ軍曹が不倫していたからでした。 上官の妻を寝取っていたのはびっくりでしたが、戦場で勇敢に戦ったことは事実でした。

今更、不倫を知らされても遺族にとってはどうしようもないこと。 ゴフ夫人は亡くなった夫が不倫したことを知らずに、息子に父親は英雄だったと教えることができてよかったですね。

名誉勲章がなくても、大統領のトムの言葉でゴフ軍曹の家族は救われることに。 夫の不倫を知って傷つくことにならなくて、ほっとしましたね。

ハチの大量死の原因は?

セスとリオはハチの大量死を調査。

実際にハチが大量に失踪する現象は蜂群崩壊症候群と呼ばれ、世界中で問題に。 原因は不明とされ、農薬や病原菌、電磁波、ストレスなどの説があるそうです。

蜂群崩壊症候群

蜂群崩壊症候群(ほうぐんほうかいしょうこうぐん、Colony Collapse Disorder, CCD)とは、ミツバチが原因不明に大量に失踪する現象である[1]。日本では「いないいない病」(「イタイイタイ病」と「いないいないばあ」がかけられた造語)という別名で紹介される場合もある[2]。ヨーロッパ、アメリカ合衆国、日本、インド、ブラジルなどで観察されている。フランス政府は農薬の成分とこの現象の因果関連を踏まえて一部の農薬を発売禁止にした。

最初は乗り気ではなかったリオはハチ図鑑でハチに詳しくなり、すっかりハチ博士に!

新しい航空路監視レーダー施設ができてからハチが死に始めたという養蜂家のエディ。 磁場を使って餌場を捜すというミツバチ。まさか、レーダーの影響を受けてしまうとは、意外でした…。

しかし、ハチを殺したのは妻のヘレンだったと判明。ローヤルゼリーを大量にとり、女王バチに産卵をやめさせ、群れを死に絶えさせていたヘレン。 ヘレンをハチ虐殺犯、シリアルキラーと言ったり、すっかりハチに入れ込むリオなのでした。ハチを守ろうと暴走するリオが面白かったですね。

そんなリオを制止し、セスは穏便に済ませようとしますが、失敗。結果、夫婦はお互いの罪を暴露し、大ゲンカに。

夫のエディもヘレンのバラをハチのために枯らしていたことが発覚…。 お互いに大事に育てていたものを抹殺していたのでした。 結局のところ、似たもの夫婦でしたね…。

息子をかばっていた死刑囚

ケンドラとハンナは死刑囚のチャンドラーを担当。 有罪を認めながら、上訴していたのは、息子フランクをかばっていたからでした。 16年も息子をかばい、死刑になることも覚悟していたチャンドラー。

差出人不明の手紙を出していたのは、フランクが真犯人だと知っていたフランクの妹トレイシーでした。

息子がかわいいのは分かりますが、殺人の罪をかぶって、自分の命を犠牲にしてまでかばうのはやりすぎ。しかも、息子のフランクは改心するどころか、経営する自動車修理店に修理に出された車を使ってハンナをひき殺そうとする始末…。

父親に罪をかぶせ、死刑判決が下されても、殺人を犯したフランクは罪悪感も感じず、のうのうと生きてきたようです。 一方、妹のトレイシーは罪悪感でずっと苦しんできたようですね。

真犯人が息子のフランクで、チャンドラーがそれをかばっていると知らされたトムは、恩赦でチャンドラーを減刑し、無期懲役に。

真犯人のフランクはこのまま野放しかと思いきや、ハンナをひき逃げしようとした罪で逮捕。 ようやく真犯人が裁かれることになりそうで、一安心。

ハンナがひき殺されそうになったのは、陰謀がらみではなく、フランクだったというのが意外でしたね。

ダミアンは裏切り者だった

イカロス社との癒着を疑われるアレックス。 セントルシアでアレックス名義の口座を開いた銀行員はアルフォンゾ・ラング。 しかし、ラングに逃げられてしまうことに。 しかも、ラングに逃げるよう警告したのはダミアンだったようです!

ハンナとラブラブになったダミアンでしたが、この陰謀に深く関わっているのでしょうか…。

セスとエミリーは、シーズン2 第6話「2隻の船」でエミリーの父親が訪ねてきた後で付き合い始めたようですが、セスの逮捕の件でぎくしゃく。

エミリーはアーロンと付き合うのかと思っていたので、ちょっと意外。 トムのおかげでクビにはならなかったセスですが、危ういところまで…。トムの引き止めのおかげでクビにならずに済むことが多いですね。

FBI長官フォアステルによるアレックスへの捜査はマスコミの報道もあり、厳しくなっていくようです。 フォアステルは上院議員選挙のため、この捜査で名前を売ろうとしているという目的も。

特別検察官を任命することや、フォアステルの解任を求められるトム。 仮に名前を売ろうという目的があっても、今のところ、フォアステルは公平に捜査をしているだけの模様。

アレックスの言う通り、フォアステルを解任したら、捜査妨害をしたと思われ、余計に不利な状況になりそう…。

ハンナが陰謀を暴いて真相を明らかにするしかないようです。 フォアステルを解任するように、トムを責め立てるアレックスはなんだか別人のようで、怖いですね…。

『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2の登場人物・キャスト

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ドラマの中で流れた曲

  • Box Full of Letters - WILCO
  • Be Your Love - BISHOP BRIGGS

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