『S.W.A.T.』シーズン3 第3話「偽札」あらすじと感想 ネタバレ注意!

海外ドラマ『S.W.A.T. スワット』
  • 『S.W.A.T.』シーズン3 第3話「偽札」
  • S.W.A.T. Season3 Episode3 "FUNNY MONEY"

※ネタバレしています。

『S.W.A.T.』シーズン3 第3話「偽札」のあらすじ

スワットのコンサルタントになったリンチ警部補は、スワットの訓練を見学。 リンチは訓練や演習に否定的で、効率アップを図りたいという。

リンチは指揮系統を超え、ホンドーのチームに潜入捜査をするように指示。指揮系統を超えられたヒックスはリンチに不満を覚える。

潜入捜査の狙いは、再起を始めたギャング ロスアルトスを潰すこと。ロスアルトスは刑務所で守った偽造屋のコーベット・ハーグレイブに500万ドル分の偽札作りをさせて、その金でギャングを立て直し、ロサンゼルスだけでなく全国を支配下に置く計画を立てていた。

偽札作りの最中、特殊なUV蛍光インクが切れ、コーベットが盗品を購入。ホンドーのチームはそのインクを配達するバンを止め、ストリートとクリスが配達人になりすまして、潜入。

ストリートは偽札で報酬が欲しいとコーベットと交渉。 偽札を渡したコーベットを確保し、ロスアルトスの壊滅に協力するように説得する。

コーベットは偽札の受け渡し場所と時間を変更すると、ロスアルトスに電話。しかし、コーベットの様子がおかしいとロスアルトスのボス エディ・ゴメスに疑われてしまう。 ゴメスはコーベット、そして、潜入しているストリートやクリスの3人を生きたまま焼き殺せと指示する。

駐車場でロスアルトスに偽札を引き渡すストリートとコーベット。 駐車場の屋上にはクリスとタンが待機。 偽札の引き渡し後、ストリートは銃を向けられるが、降下したクリスが銃を向けるギャングを後ろから狙撃し、倒す。 ゴメスはホンドーたちが確保する。

ストリートが銃を向けられる危険はあったものの、ロスアルトスは壊滅し、作戦は成功。 ヒックスも満足するが、民間人の市長がこの潜入捜査を知っていたと知り、リンチに不信感を覚えるのだった。

クリスはヒックスの娘モリーにストリートに彼女はいるのかと聞かれる。

モーターショーに出場するホンドーの父親ダニエルは、64年型シボレーの純正品の給油キャップを探していた。ホンドーがルカに頼むと、ルカが見つけ出してくれる。

モーターショーにはダニエルと険悪なホンドーの母シャリースもやってくる。 ダニエルからキーを受け取ったシャリースはダリルを乗せたシボレーでドライブへ向かうのだった。

『S.W.A.T.』シーズン3 第2話「妄信」前回のあらすじと感想はこちら≫

『S.W.A.T.』シーズン3 第3話「偽札」の感想

コンサルタントのリンチ

ホンドーのチームはいきなり危険な潜入捜査をすることに。情報通のリンチがつかんだ情報は確かでしたが、準備もなしに危険な潜入捜査をするなんて、無謀ですね。 しかも、リンチは訓練を軽視。毎日、訓練しているからこそ、急な事件や今回のような潜入捜査も成功させられるはずなのに…。

ヒックスとは、リンチが指揮系統を無視し、市長に潜入捜査について話したことで険悪に。 リンチのやり方に同意し始めていたヒックスでしたが、民間人の市長に潜入捜査の事を話していたのが許せなかったようです。 確かに極秘の潜入捜査の情報が漏れたら、マズイ。

有能で情報通のリンチですが、不安な部分も多いですね。 果たしてスワットはリンチの改革でどうなってしまうのでしょうか…。

偽札

今回の潜入捜査は、ギャングのロスアルトスが狙い。 偽造屋のコーベットに500万ドルもの偽札を印刷させ、その金で抗争を始めようとしていたロスアルトス。

500万ドルといえば日本円でおよそ5億円!  ロスアルトスのボスのゴメスは「戦争パーティー」だと言っていましたが、500万ドルあればそれも現実に…。ロサンゼルスだけでなく全国で抗争を起こそうとしていたのが恐ろしいですね。

ストリートとクリスは、ニックとマリーという偽名で潜入。 100ドル札は1枚1グラム。ちなみに日本の1万円札も1枚1グラムだそう。 500万ドルは50キロに。 500万ドルと言えば、もっと重くなりそうなイメージでしたが、意外に軽いですね。

偽造紙幣はシークレットサービスの担当。シークレットサービスと言えば大統領の警護ですが、もともとは財務省に設置され、偽造通貨の捜査機関として創設されたそうです。その後、暗殺事件を受け、議会が大統領の警護をシークレットサービスに依頼したことから、大統領の警護が主な任務になったそうです。

最初は大統領の警護のために設置されたのではなかったというのが意外ですね。

そのシークレットサービスの有罪率は98.8%。ちなみに日本の有罪率は99.9%と言われています。有罪になりそうな事件しか起訴しないという事情もあり99.9%という高い有罪率になっているそうですが、まさかシークレットサービスの有罪率より高いとは…。

ロスアルトスのゴメスは偽造屋のコーベットだけではなく、潜入しているストリートやクリスも始末するように命令。しかも、生きたまま焼き殺せというのが、残虐すぎる。危うく銃を向けられ、殺されそうになったストリートですが、クリスが犯人を倒し、全員無事。

リンチは木をノックしていましたが、Knock on woodと言い、木製の物をコンコンと叩いて不吉なことを追い払う西洋のおまじないだそう。 縁起の悪いことを言ってしまった後や、幸運を祈るときに行われるそうです。

ヒックスの娘モリーはストリートに彼女がいるのがクリスに質問。 ストリートとキスしたことのあるクリスは複雑そうでしたね。

クリスはキラやタイと3人で交際。3人で愛し合うのは代数じゃなく幾何学的というのが、まさに複雑そう…。 ストリートはモリーと付き合うことになるのでしょうか…。それとも、クリスとの関係が進展するのでしょうか…。

険悪なホンドーの父親と母親

ホンドーの父親ダニエルと母親のシャリースは険悪な雰囲気。 家族を捨てて出ていった人を簡単には許せないですね。 ホンドーにはウィニーという姉も。姉もダニエルとは疎遠のようです。

純正品の給油キャップを探してくれたルカはケガがなかなか治らないようで心配に。屋台をやりたいと言っていたのも、ケガの影響なのでしょうか…。

シャリースもモーターショーに。 ダニエルの愛車のシボレーで走り去り、モーターショーには帰ってこないかもしれないというホンドー。 そのシボレーに乗って家族を捨てたダニエルには、それでも文句は言えませんね。

ダニエルが「手強い女だ」と表現したのはシャリースではなく、車の方だったようですが、シャリースも手強いのは確か。 死期が近いらしいダニエルと少しずつでも和解できるといいですね。

『S.W.A.T.』シーズン3の登場人物

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