- 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第21話「反逆罪+傷心+ガム」
- MACGYVER Season3 Episode21 "Treason + Heartbreak + Gum"
※ネタバレしています。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第21話「反逆罪+傷心+ガム」のあらすじ
ルイジアナを拠点に賞金稼ぎをするコルトン家のママは初の海外任務のため、マティに協力を求めに来る。ママとビリーはテロ資金供与の容疑者でフランスのパリに高飛びしたライアン・ヘイズを追っていた。ママはライリーを貸してほしいとマティに頼む。
付き合っているライリーとビリーはロマンティックなパリで任務をすすめる。しかし、任務中にライリーはビリーの携帯から浮気の証拠を見つけてしまう。 ライリーはママたちと共に、ライアン・ヘイズと接触したテロ組織とつながりのあるエヴァ・マローンも一緒に確保することに成功する。
一方、マティは元夫のイーサン・レインズから妻のディーナと娘のマーラを以前、潜入していたSカンパニーにさらわれたと助けを求められる。
カンパニーのオーガスト・ロースの要求は、カンパニーに潜入しているCIA諜報員のリストだった。
マティは反逆罪になると、マクガイバーたちを巻き込まないようにしようとするが、マクガイバーたちはマティを信頼。人質になったディーナと娘のマーラの居場所を突き止めるため、手下の携帯を追跡し、ベラルーシのミンスクの倉庫にたどり着く。
イーサンはCIA諜報員のリストを手に入れるため、厳しいセキュリティを突破し、CIAのホァン長官の携帯を盗もうとするがセンサーが働き、失敗。 イーサンは護衛を倒し、CIA長官を拉致してしまう。
マクガイバーたちは、ディーナと娘のマーラが監禁されていると思われる窓の柵を自転車を使って、取り外す。 しかし、そこにはディーナしかいなかった。
リストの入った携帯は暗号化され、解除するにはCIA長官が知る暗証番号が必要になる。マティはカンパニーを一掃するとCIA長官と取引し、暗証番号を聞き出すことに成功する。そして、CIAとフェニックス財団も全面的に協力すると、ジェームズも応援に現れる。
オーガスト・ロースはリストを持ってこなければ、娘を殺すとイーサンを脅す。 イーサンとマクガイバーは取引場所へ連れていかれ、イーサンはリストの入った携帯をオーガスト・ロースに渡す。
手下がリストをカンパニーのネットワーク上に転送しようとするが、マクガイバーが体に仕込んでいた間に合わせの火花ギャップ発生器をガムの銀紙で作動させ、携帯のバッテリーを加熱。転送を止める。
その間に、衛星で追っていたマクガイバーたちの援軍が到着。格闘の末、オーガスト・ロースたちは確保され、マーラも無事保護される。 CIA長官との約束通り、リストが転送されようとしていたカンパニーのネットワークを使えば、支部も一掃できる。
しかし、イーサンはCIA長官の拉致や反逆罪で逮捕されてしまうのだった。
ビリーの浮気を知ったライリーは、ビリーと別れることを決意する。 コルトン家のママは協力してくれたお礼にマティとライリーにアップルパイをプレゼントするのだった。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第20話「危険チャレンジ+高電圧+救出」 前回のあらすじと感想はこちら≫『MACGYVER/マクガイバー』『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第21話「反逆罪+傷心+ガム」の感想
マティの元夫のイーサンが助けを求めに
シーズン3 第13話「大自然+訓練+サバイバル」で別れを告げ、もう会うことはないと思っていたマティの元夫イーサンが再び登場。こんなにも情報が漏れる証人保護プログラムがヤバいですね。
妻のディーナと娘のマーラが、カンパニーに拉致されてしまうことに。 カンパニーのオーガスト・ロースは他のCIA諜報員のリストを要求。イーサンの他にも潜入している捜査官がいたんですね。
CIA諜報員のリストを持っているのはCIA長官だけということで、そのCIA長官の携帯を盗むことに。
バージニア州はCIAの本部がある場所。 イーサン1人で、セキュリティが厳しいはずのCIAの秘密のオフィスに潜入し、長官まで拉致できてしまったのはびっくり。 イーサンの言う通り、警備を見直した方がいいですね…。
マティがCIAの職員をすぐに席から立たせたのは、愛人が下に来ていると電話したから。任務のことかと思いきや、愛人…。
CIA長官を拉致した次は、ロックされてしまった携帯の暗証番号を聞き出す必要が。 拷問するしかないと思い詰めるイーサンでしたが、マティが説得。
CIA長官がマティの説得に応じたのも、マティへの信用があってこそでしたね。さすが、やり手のマティ。いままで築き上げてきた みんなからの信頼が厚い。
最初はマティだけが協力するはずが、マクガイバーたちもマティのため立ち上がることに。
マクガイバーたちは人質になったディーナとマーラの行方を捜索。 オーガスト・ロースが携帯を借りた手下はベラルーシのミンスクで、ファイトクラブを観戦。 その手下から監禁場所を聞き出すのに成功しました。
園芸用ホースや自転車を組み合わせて滑車にして、金属の柵を取り外すことに成功。 ボーザーが自転車で映画『ET』みたく飛ぶんでしょと言った瞬間、即座に真顔で否定するマクガイバーが面白いですね。
最後には、マクガイバーの父親ジェームズも応援に。
諜報員のリストがオーガスト・ロースに渡ったときにはどうなることかと思いきや、マクガイバーが転送を阻止。
ガムの銀紙が間に合わせの火花ギャップ発生器を作動させることに。 火花ギャップ発生器で携帯のバッテリーを加熱させ、転送を停止。
「火花ギャップ発生器」というのはよく分かりませんが、電波を発生させる装置だそう。
火花送信機
火花送信機(ひばなそうしんき)あるいは 火花式送信機は、かつて 無線通信に用いられた、間隙を設けた電極間に高電圧を印加して、火花放電による 電波 を発生させる装置である。大きくは普通火花間隙(Ordinary spark gap)、瞬滅火花間隙(Quenched spark gap)、回転火花間隙(Rotary spark gap)による三方式の火花送信機に分類される。 ...
マーラも殺されずに済んで一安心。 妻と娘を助けられたイーサンでしたが、反逆罪で逮捕されることに。
マクガイバーやマティたちは反逆罪で逮捕されずに済んでよかったですね。あくまでカンパニー一掃のための任務ということになったようです。
反逆罪で逮捕され、家族と離れ離れになったイーサンでしたが、カンパニーが一掃され、家族が狙われることがなくなったのは不幸中の幸い。 それにしても、元夫のイーサンとその家族を見つめるマティの目は切ないものでしたね。
ライリーの恋人ビリーは浮気していた
ライリーは賞金稼ぎのママに協力し、恋人のビリーとフランスのパリへ。
ママたちが追うのは、高飛びしたテロ資金供与の容疑者ライアン・ヘイズ。海外まで追うということは、かなりの賞金がかかっていたようです。
仕事中もロマンティックな雰囲気のライリーとビリーでしたが、ライリーはビリーの携帯から浮気の証拠を見つけてしまうことに…。
ライアン・ヘイズだけでなく、テロ組織とつながりのあるエヴァ・マローンもまとめて確保できましたが、まさかビリーが浮気していたことが発覚するなんて。
ライリーはビリーと別れることを決意。「何か燃やしたいならマッチ作る」というマクガイバーの失恋の慰め方が変わってる!
ボーザーが知ったら、ビリーに復讐するというライリー。ライリーが会いたいと言っていたジャックもこのことを知ったら、ビリーはボコボコにされそうですね。
「迷ったときは言って。手を引いてあげる」と傷つくライリーにやさしい言葉をかけるマクガイバー。 こんなにやさしい言葉をかけて、支えてくれる友達がいれば、ライリーも失恋の痛手から立ち直れそうですね。
ルイジアナでダイナーも経営するコルトン家のママからは、お礼として、おいしいアップルパイのプレゼントが。
ロサンゼルスは「えせダイナー発祥地」と言われていましたが、パイもママお手製の本場のダイナーのものには到底及ばなかったようですね。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3はあと残り1話。次回がシーズン3の最終回です。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3の登場人物・キャスト
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマの中で流れた曲
- Sh-Boom - THE CHORDS
- Zou Bisou, Bisou - JESSICA PARÉ
- Stars Are on Your Side - ROSS COPPERMAN
今回の『MACGYVER/マクガイバー』の主なDIY
- 自転車を利用し、台車の車輪と園芸用ホースを滑車にして機械的倍率を上げ、金属の柵を窓から外す。
- ガムの銀紙で間に合わせの火花ギャップ発生器を作動させ、携帯のバッテリーを加熱させて諜報員リストの転送を止める。