- 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第20話「危険チャレンジ+高電圧+救出」
- MACGYVER Season3 Episode20 "No-Go + High-Voltage + Rescue"
※ネタバレしています。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第20話「危険チャレンジ+高電圧+救出」のあらすじ
南アメリカで若いカップルのベンとイザベルが失踪。バックパッカーの間で知られる度胸試しゲームである「危険チャレンジ」に挑戦すると言っていたことから、国務省は捜索隊を送らないことを決めていた。 子どもたちのベンとイザベル捜索を訴える両親をニュースで見たジェームズは、マクガイバーたちを捜索に送る。
コロンビア ボゴタにある南アメリカの危険チャレンジのスタート地点の高層スラムで地図を手に入れ、ベンが最初に行きそうな危険チャレンジのポイントであるブラジル リオデジャネイロの送電塔へ向かう。
危険チャレンジに成功した人はサインを残すのがルール。登った送電塔の絶縁体にはベンとイザベルのサインが残されていた。 送電塔に書かれた次のチャレンジスポットの座標は閉鎖中のリオのサッカースタジアム「エスタジオ・エスカンゾ」。 ベンとイザベルや他のバックパッカーたちはここで拉致されていた。
拉致されそうになったマクガイバーとデジィは、ボーザーとライリーの助けで、拉致犯の男たちを確保。 拉致犯は人身売買でインターポールに手配されているデレク・ディレスタと連絡をとっていた。 デレクは拉致したバックパッカーを強制労働要員として客に売りさばいていた。
マクガイバーたちは拉致されたバックパッカーたちを農場から救出する。しかし、ベンとイザベルはテレビで顔が知られすぎたからと、送電塔で危険チャレンジ中の事故に見せかけて殺されそうになる。 マクガイバーとデジィは2人が殺される寸前に助け出すことに成功。ベンとイザベルは無事、アメリカに帰国し、両親と再会する。
ロボットのスパーキーは人の感情を分析できる機能で、マクガイバーとデジィが恋に落ちていることを見抜く。 それを知ったボーザーは、マクガイバーは恋をするとポンコツになると、任務に支障が出ることを心配するのだった。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第19話「友+敵+国境」 前回のあらすじと感想はこちら≫『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第20話「危険チャレンジ+高電圧+救出」の感想
フランス大統領のリムジン
フランスのパリでは、フランス大統領のリムジンを盗んだために大騒ぎに!
それにしても、フランス大統領のリムジンに搭載された機能はまるでジェームズ・ボンドの車みたいに多機能でしたね。
捕まる前にリムジンに搭載されていた催涙弾を発射し、マクガイバーとデジィは酸素ボンベなどで作ったガスマスクでマンホールから脱出。 最初から、とんでもない事態になっていてびっくりしましたね。
失踪したバックパッカーを捜索
マクガイバーの父親ジェームズはがんになってから、すっかり丸くなったようですね。 ニュースで見た若いバックパッカーの失踪者を捜そうとマクガイバーたちを非公式の任務に送り出すことに。
失踪したのはベンとイザベルのカップル。 2人は「危険チャレンジ」をすると言っていたため、国務省は他に危険チャレンジをする人が増えないように捜索隊を送らないことを決定。
海外を旅行するだけでも十分危険があるのに、さらに危険チャレンジをするなんて、無謀ですね。 若さのせいで、バカなことをしてしまったようです…。
「危険チャレンジ」の地図を取りに行くのも、危険だらけ…。さっそく、高層スラムで男たちに追いはぎされそうに。
やっとのことで手に入れた「危険チャレンジ 南米版」の地図には、とんでもないチャレンジの数々が! デスロードを自転車で駆け抜けるや、ワニ池で泳ぐなど自殺行為が盛りだくさん。 特にワニ池で泳ぐなんて、想像しただけで無理! こんなことを進んでやりたいなんて、アドレナリン中毒としか思えないですね…。
まずは、登るのが好きだというベンが行ったと思われるブラジル リオデジャネイロの送電塔に登ることに。ブラジルまで来て感電死する危険もある送電塔に登るなんて、どうかしてる…。 高所恐怖症でも送電塔に登るマクガイバーがすごいですね。
自分が作った命綱のおかげで、感電死せずに済んで一安心…。 マクガイバーをリラックスさせるために、怖い時に母が歌ってくれた歌を歌うデジィ。 いきなり歌い始めたデジィには少しびっくりしましたね。 ベトナムの歌のようです。
マクガイバーとデジィは今までしたバカな真似自慢をすることに。 デジィは火山の噴火口を散歩し、大やけど。マクガイバーはラクダに乗ったことや世界一辛い唐辛子キャロライナ・リーパーを口いっぱい食べたことを白状。ラクダに乗ったことがバカなことに入るのが意外。
キャロライナ・リーパー
キャロライナ・リーパーは、フォートミルにあるパッカーバッド・ペッパー・カンパニーの経営者である「スモーキン」・エド・カリーによって サウスカロライナ州の ロックヒルの 温室で育てられ、2013年8月7日より ...
リーパーは死神という意味。ギネス世界記録で世界で最も辛い唐辛子に認定されていて、素手で触るのも危険なようです…。 「飲み込んで、2日も目が見えなかった」というのが恐怖ですね。
バックパッカーたちは人身売買組織に拉致されていた
送電塔の次は、サッカースタジアムへ。「エスタジオ・エスカンゾ」は架空のサッカースタジアムのようです。 そこでベンとイザベルは拉致され、他のバックパッカーもさらわれていました。
危険チャレンジが人身売買組織に利用されていたというのが、本当の恐怖ですね。 危険チャレンジ中にいなくなれば、人身売買組織にとっては誰にも捜されずに好都合。
人身売買組織を率いていたのはデレク・ディレスタ。 強制労働要員として人間を商品のように客に売りさばいて、返品されれば処分するというデレクは悪魔でしたね。 しかも、南米だけでなくヨーロッパやアジアの危険チャレンジも利用して、人身売買の手を広げようと計画…。 いまだに闇で人身売買が行われているのも怖いですね。
マクガイバーは寝袋バッグを敵にかぶせ、ガスを吸い込ませて次々と気絶させることに成功。 デレクは手強かったですが、確保。ベンとイザベルは顔が知られすぎたと殺されそうに。
ただ殺すのではなく、危険チャレンジ中の事故に見せかけるというのが悪賢い。 マクガイバーとデジィはオフロードバイクで追い、無事ベンとイザベルを助けるのに成功。 人身売買組織も摘発できてよかったですね。
マクガイバーとデジィは恋に
人の感情が分かる機能が追加されたロボットのスパーキーはマクガイバーとデジィを観察し、お互いに恋に落ちていると分析。 性格は曲がってしまったスパーキーでしたが、マクガイバーとデジィがお互いに惹かれあっているという分析は間違っていませんでしたね。
しかし、ボーザーはマクガイバーが仕事仲間のデジィと恋に落ちるのを心配。
シーズン1に登場したマクガイバーの恋人だったニッキや、中学時代の恋人の話を持ち出すボーザー。 理科の実験パートナーに恋したマクガイバーは、理科の成績でBを取ってしまうことに。
中学生で映画『危険な情事』ばりのヤバい女子というのが、まず怖い。
恋するとポンコツになるというマクガイバー…。 マクガイバーにもそんな欠点があったんですね。
マック(Mac)とデジィ(Desi)の名前をあわせたカップルネーム「Mesi Messy」も最悪だというボーザー。Messyは「乱雑、だらしない、汚い」という意味。 任務中にマクガイバーにぼーっとされたら生死にかかわりますからね…。
デジィはドレスアップして他の人とデートに。 果たしてマクガイバーとデジィの恋はどうなるのでしょうか…。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3の登場人物・キャスト
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマの中で流れた曲
- Tumbamurallas - SYSTEMA SOLAR
- Stand with You - MICAH WILSHIRE
今回の『MACGYVER/マクガイバー』の主なDIY
- 蘇生マスク、医療用テープ、酸素ボンベでガスマスクを作る。
- ベルトにハエ取り紙をつけて、風で飛ばされた地図を貼り付けて確保。
- 南京錠、ロープ、リュックのストラップを組み合わせて、命綱に。
- 中がポリウレタン、外がシリコンの寝袋バッグを敵にかぶせ、ガスを送り込み、気絶させる。