『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン シーズン7 第7話「しぼう爆弾」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意 !

海外ドラマ『リゾーリ&アイルズ』 Rizzoli & Isles
  • 『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン シーズン7 第7話「しぼう爆弾」
  • Rizzoli & Isles Season7 Episode7 "Dead Weight"

※ネタバレしています。

『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン シーズン7 第7話「しぼう爆弾」のあらすじ

自転車で暴走していた男性が突然爆発して死亡する。被害者の身元を確認するためDNA鑑定が行われるが、なんと5人分のDNAが検出される。

似顔絵と遺体の3Dスキャンで被害者の身元はロバート・ホールだと判明。ホールの家には覚せい剤を製造するための新しいラボが作られていた。

5人分のDNAのうちストリートギャングのリーダー ビッグ・ヤオが覚せい剤を製造でもめて、ホールを殺したのかと思われるが、ビッグ・ヤオは短期間で激やせしていることにモーラは気付く。 ビッグ・ヤオは美容整形外科で、脂肪吸引していた。5人分のDNAが検出されたのは、犯人が脂肪吸引された脂肪から爆弾の材料であるグリセリンを作っていたからだった。

犯人はホールの自転車のボトルホルダーにグリセリンと過マンガン酸カリウムが入ったボトルを取り付け、自転車の振動でグリセリンと過マンガン酸カリウムが混ざって爆発するようにしていた。

美容整形外科医のベラが疑われるが、ベラ医師は脂肪吸引した脂肪を不法投棄していただけ。 不法投棄された脂肪を回収していた紺の車の持ち主から、科学者のリア・ムーアが容疑者として浮上する。

薬物所持で逮捕されたリアはホールと同じリハビリ施設で薬物依存症の治療を受けており、ベラ医師と同じ建物のラボで働いていたことのある科学者だった。リアとホールは覚せい剤を製造して稼いでいたが、ホールがリアを捨て、独立しようとしたため、爆弾で殺したのだった。

ジェーンはFBIアカデミーで講義をすることに。ジェーンは尋問のテクニックを実践で訓練生たちに教えていくが、ショーンという訓練生は男尊女卑で、わざとペンを落として、ジェーンに拾わせようとする。 ジェーンは尋問のテクニックを使い、ショーンがわざとペンを落として拾わせようとしたことを認めさせ、FBIの行動規範に反すると退学に追い込むことに成功する。

アンジェラは自立しようとモーラの家の居候を卒業しようと部屋探しを始める。しかし、モーラに家賃を払って、住み続けることに決まる。

ジェーンはモーラにFBIのTシャツをお土産に買ってくるが、それは「FEMALE BOOB INSPECTOR ボイン捜査官」とダジャレが書かれたものだった。

『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン シーズン7 第6話「幽霊病院」前回のあらすじと感想はこちら≫

『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン シーズン7 第7話「しぼう爆弾」の感想

人体が爆発!?

暴走する迷惑な自転車の運転手が急に、爆発してバラバラに!  突然、爆発してびっくりしましたね。

目撃した人は一生のトラウマになりそう…。しかし、自転車のハンドルから離れない腕を見たいというジェーンなのでした。

ジェーンはFBIアカデミーで講義をするため、今回は事件に呼び出されたフランキーが「リゾーリ」というセリフを言うことになったのが新鮮でした。ジェーンからはしっくりこないとダメ出しが。

事件を担当するフランキーは、超常現象の人体発火現象ではないかと大興奮。 最後まで、人体発火現象を信じようとしていましたね。

突然爆発した原因は、もちろん人体発火現象ではなく、爆弾が自転車に仕掛けられていたから。 脂肪の層で分離していた薬品が自転車の揺れで混ざり、爆発するようになっていたというのがすごい…。 しかも、爆弾の材料のグリセリンは人間の脂肪から作られていました。

美容整形で脂肪吸引された人間の脂肪を加熱し、アルカリ液と塩を混ぜ、自家製グリセリンを製造していた犯人。 考えただけで、グロテスク…。 モーラは牛の脂肪で再現していましたが、おいしそうなにおいも人間の脂肪でもするのかと思うとゾッとしますね。

しぼう爆弾」と名付けられた今回の爆弾。「脂肪」と「死亡」がかけられているようです。

不法投棄された脂肪を爆弾製造に利用していた犯人。それにしても、美容整形でひと月に脂肪吸引される脂肪が450キロにもなるというのが、驚き。 脂肪の再利用法が爆弾だったとは、皮肉ですね。

犯人は科学者だったリア・ムーア。ホールとリハビリ施設で出会い、覚せい剤を製造。ホールが独立しようとしたため、殺害したのでした。

リアのラボには火花ひとつでも毒ガスが充満するという赤リンが。赤リンはマッチにつかわれる材料でもあるそう。

覚せい剤を製造していた科学者というのはドラマ『ブレイキング・バッド』を思わせますね。

最後はモーラが大活躍し、フェンシングの技「パリー」でリアを確保。フェンシングを習った甲斐がありましたね!  フェンシングの技「パリー」とは攻撃の受け流しのことを言うそうです。

部屋探しするアンジェラ

アンジェラは自立しようと部屋探し。アンジェラは無事、高校卒業資格の試験にも合格したようですね。

モーラの家にずっと居候していたアンジェラ。これからは家賃を900ドル(約10万円)払うことに。 いままで一切、家賃を払っていないことにもびっくりしましたが、家賃の900ドルにもちょっとびっくり。 相場は分かりませんが、いままでお世話になったことを考えれば、妥当なのかもしれないですね。

ニーナとフランキーは順調に交際しているようで、2人の名前をあわせたカップル名まで。 カップル名は、フランキー・リゾーリとニーナ・ホリデーの名前をあわせて、「リジデー」に。 ラブラブですね。

事件捜査では映画『ちびっこギャング』の話で盛り上がっていましたね。

FBIアカデミーで講義するジェーン

ジェーンはFBIアカデミーで講義をするため、ワシントンDCへ。

FBIの初代長官のジョン・エドガー・フーヴァーには本当に女装趣味があったそうです。

ジョン・エドガー・フーヴァー

ジョン・エドガー・フーヴァー( John Edgar Hoover, 1895年 1月1日 - 1972年 5月2日)は、 アメリカ 連邦捜査局(FBI)の初代長官である。 1924年5月10日に司法省内の捜査局(Bureau of Investigation:BOI)の第6代長官に任命され、組織がFBIに改称された後の1972年に死去するまで長官職にとどまった。就任当時の第29代 ...

最初は緊張していたジェーンでしたが、見事な尋問テクニックを訓練生に披露。 映画鑑賞が趣味だという訓練生には、映画『タクシードライバー』の名ゼリフ「you talkin' to me? 俺に話してるのか?」を真似したのか尋問。

最後には『ダーティハリー』の真似をしたことを認めさせるのでした。

刑事の尋問テクニックを教えたジェーンでしたが、女性蔑視の訓練生ショーンはジェーンを見下し、わざとペンを落として拾わせようとしてきました。 講義前にも、ショーンは最悪なことを言っていましたね。

過去に大学新聞の編集長をしていたショーン。その時、優秀な学生記者ペニー・ウィリアムズが自殺していたことを突き止めたジェーン。 ペニーを殺したことを証明するのではなく、ペニーを殺したことを否定させ、ボールペンを拾わせようとしたことを認めさせるというのが意外でした。

ショーンは墓穴を掘り、FBIの行動規範に反するとして退学に。ジェーンの華麗な尋問テクニックにまんまとひっかかりましたね。

ペニーは殺していないと言っていましたが、自殺に追い込んだのは間違いなさそう。 こんな奴がFBI捜査官にならなくて本当によかった。 捨て台詞まで最悪でしたね。

でも、デイヴィス捜査官とは仲良くなれたジェーン。 そのせいか、空港で買ったモーラへのお土産はFBI(Federal Bureau of Investigation 連邦捜査局)ではなく、FBI(FEMALE BOOB INSPECTOR 婦人ボイン捜査官)と書かれたTシャツになってしまったようです…。

ドラマで流れた曲

  • I Fall to Pieces - RICH WHITE
  • Can't Break Away from That Girl - SLAM ALLEN

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