『リゾーリ&アイルズ』シーズン7【ファイナルシーズン】

『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン　シーズン7 第3話「警察vs.ゾンビ」あらすじと感想・曲

『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン　シーズン7 第3話「警察vs.ゾンビ」
Rizzoli & Isles Season7 Episode3 "Cops vs. Zombies"

※ネタバレしています。

『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン　シーズン7 第3話「警察vs.ゾンビ」のあらすじ

ゾンビの扮装をしたケンドール・ジャッドの死体が歩道で発見される。ケンドール・ジャッドはゾンビ・コンの会場でスリをしていた。ジャッドだけでなく、テレンス・グリフィンズもゾンビ・コンの会場で財布をスっていたが事件とは無関係だった。

テレンスによるとジャッドがクリスティーンの財布を盗んだときに、ジャッドを追いかけていった男がいたという。その男は脚が悪く、ジャッドが犯人を殴った手からはマイクロスキンの成分が検出される。マイクロスキンはやけどを負った患者が使う高価な化粧品。

クリスティーンの財布がジャッドに盗まれた後に戻ってきていたことから、クリスティーンが住むアパートの屋上の園芸を担当していたザッカリー・ベイルが容疑者として浮上。ザッカリー・ベイルの本名は、ジェレミー・ケンドリクス。子どものころにやけどを負い、やさしい言葉をかけてくれたクリスティーンのことを想っていた。

やけど痕のあるジェレミー・ケンドリクスはゾンビ・コンで普通でいられる居場所を見つけ、クリスティーンに話しかけようとしたが、スリのジャッドが邪魔をしたのだった。

ジェレミーとジャッドはもみ合いになり、ジャッドは歩道に倒れて、頭を打ち付け、くも膜下出血で死亡していた。検察はセラピーを受けることを条件に過失致死で起訴することを決める。

フランキーとニーナは干渉されないように秘密で付き合うことにする。

実は高校を中退していたアンジェラは高卒認定試験を受けることを決意。数学の難しさに一度はあきらめたアンジェラだったが、マックスと共に合格を目指して勉強することを決める。

言い間違えが治らないモーラはケントから小脳の病気であるキアリ奇形の可能性があると指摘される。手術で小脳への圧力下げれば症状は消えるはずだが、悪化する恐れもあるとモーラはジェーンに辞表を渡す。

『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン　シーズン7 第2話「前方注意」前回のあらすじと感想はこちら≫

『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン　シーズン7 第3話「警察vs.ゾンビ」の感想

ゾンビが死亡

まるで『ウォーキング・デッド』のようなゾンビのコミュニティが事件の中心に。メイクがリアルすぎて、街で見かけたら怖い…。飛び出した内臓がグロすぎますね。

ゾンビマニアの少年ジャレッドは、ゾンビ同士のけんかを目撃。ゾンビにも色々な種類があるのがびっくり。二足歩行するゾンビは「クラシック」なんですね。

面通しでゾンビメイクをしたフランキーまで並んでいるのが面白い。ジェーンはゾンビ嫌いでしたが、フランキーはゾンビ・コンでも血糊を買ったり、ゾンビの扮装をかって出たりとノリノリ！

それにしても、サンタクロースのゾンビまでいるのがびっくり。ゾンビサンタからは絶対にプレゼントはもらいたくない…。

ゾンビ名まであるのも驚きました。ゾンビにコスプレして普段の自分とは別人になれることが楽しいのかもしれないですね。そんなゾンビ・コンで居場所を見つけたのが、子どものころにやけどを負ったジェレミー・ケンドリクス。

軽くて通気性抜群の化粧品マイクロスキンでやけどを隠していたジェレミー。クリスティーンをストーカーしていたときにゾンビ・コンに巡り合ったようです。ジェレミーはやけどのせいでずっと怪物と呼ばれ、辛い生活を送ってきたようです。ゾンビ・コンが唯一、怪物と呼ばれず普通でいられる場所だったというのが切ないですね。

そして、クリスティーンに話しかけようとしたときスリのジャッドが邪魔をしたのでした。殺人ではなく、過失致死で裁かれることになったジェレミー。ジェーンが言うように、まわりの人間がやさしければ、もっと幸せな人生を過ごせたはず。飛び降りて自殺しようとまでしていたジェレミーがやり直せるといいですね。

モーラはゾンビメイクに感心し、ケントに傷のメイクをしてもらうことに。リアルで見ているだけで痛くなってきそう…。肉の腐敗の表現まで忠実に再現。腐敗というのがグロテスク。メイクの再現度がすごすぎて本物の傷か見分けがつかなくなりそうです。

ゾンビ・コンでちゃっかりバーに来るように営業していたコーサックでしたが、ジェーンはダンスまでし始めたゾンビたちにうんざり。確かにハロウィーンならまだしも、普通の日もリアルなゾンビの格好で歩いている人がいたら、さすがに怖いですね…。

アンジェラは高卒認定試験を受けることに

アンジェラは高卒認定試験（GED）を受けることを決意。

General Educational Development
General Educational Development[1][2][3][4] (GED) は、アメリカ合衆国またはカナダにおいて、5教科の試験に合格し後期中等教育の課程（high schoolなどの課程）を修了した者と同等以上の学力を有することを証明するための試験である。

まさかジェーンの父親がアンジェラに高校を中退するように強要していたのが、最悪ですね。でも、あの父親ならやりそう。

アンジェラはマックスと一緒に勉強して、合格を目指すことに。試験時間が7時間半も続くのは大変そう…。

数学でつまずき、高卒認定試験を一度はあきらめたアンジェラでしたが、マックスと頑張ることを決意。

モーラは数学が苦手なアンジェラに四角いマス目の中心を1にしてらせん状に自然数を書くと素数が常にきれいな対角線上に並ぶ「ウラムの螺旋」を教えますが、効果はなかったようです…。

ウラムの螺旋
ウラムの螺旋、もしくは素数螺旋（ウラムのらせん、そすうらせん、言語によってはウラムの布とも）は、素数の分布をある簡単なルールに従って2次元平面に並べ、可視化したものである。これにより、いくつかの二次多項式が非常に多くの素数を生成する傾向にあることが容易に示される。これは1963年、数学者の ...

大麻の水耕栽培をしているマックスと勉強するのを心配していたジェーンでしたが、励ましあって合格できるといいですね。

モーラは辞表を用意する

モーラはキアリ奇形という病気の可能性が。聞いたこともない病気で心配に。

アーノルド・キアリ奇形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』アーノルド・キアリ奇形 (Arnold-Chiari malformation) とは脳の奇形の一種で、後頭部にある小脳や脳幹の一部が、頭蓋骨から脊椎に落ち込んだ状態になる。キアリ奇形とも。この状態になると脊髄空洞症 (syringomyelia) ...

モーラはジェーンに辞表まで預けることに。まさかケガの影響がこんなにもモーラを苦しめることになるとは思いませんでした。治療がうまくいってほしいですね。