- 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第16話「ライダー+裏切り者+任務」
- MACGYVER Season3 Episode16 "Lidar + Rogues + Duty"
※ネタバレしています。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第16話「ライダー+裏切り者+任務」のあらすじ
マクガイバーはマティからロバート・リース少佐がアゼルバイジャンで墜落死したと知らされる。 マクガイバーはリース少佐と友人で、マクガイバーが設計したLIDAR(ライダー)というレーザーで地形を計測する装置をテストしているところだった。
LIDAR(ライダー)の起動直後に墜落したと聞き、マクガイバーはリース少佐の遺体の回収と原因を突き止めるためデジィとアゼルバイジャンへ飛ぶ。 墜落現場でLIDAR(ライダー)を回収するが、アゼルバイジャン軍がやってくる。 マクガイバーは墜落した戦闘機のエンジンで強い風を起こし、そのすきに逃げ出す。
デジィは木に引っかかっているパラシュートを発見。足跡からリース少佐は生きていることが分かる。
LIDAR(ライダー)は離陸前にウイルスが仕込まれ、データが破壊されるようにされていた。そのせいで、飛行制御システムも影響を受け、墜落したことが判明する。
アゼルバイジャン軍だけでなく、マクガイバーたちはCIAにも追われていた。スペンサーたちアゼルバイジャンのCIA職員たちは全員寝返り、化学兵器の白リン弾を掘り起こして、儲けようと企んでいた。 マクガイバーたちはCIAの裏切り者たちを次々とマクガイバーが作ったモルヒネの麻酔銃で倒していく。
しかし、デジィとリースが捕まり、マクガイバーはLIDAR(ライダー)のレーザーを利用。あたかも大勢のデルタ部隊がレーザーを使って銃で狙いを定めているように見せかけ、スペンサーたちを降伏させることに成功する。 裏切り者のCIAたちは逮捕され、LIDAR(ライダー)にウイルスを仕込んだ基地に出入りする業者も判明する。
一方、ライリーは警察にテロリストだと通報され、家にスワットが突入してくる。 ライリーを通報したのは、恨みを持つハッカーのブロック・エスコーラ。極秘のはずのライリーの住所が分かったのは、ダークウェブに投稿されていたからだった。
さらに、ライリーの住所だけでなく、デジィ以外のチーム全員の個人ファイルが公開されていることが判明する。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第15話「警察犬+密輸団+新人」 前回のあらすじと感想はこちら≫『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第16話「ライダー+裏切り者+任務」の感想
アゼルバイジャンで墜落事故が
マクガイバーの友人でもあったロバート・リース少佐がアゼルバイジャンで墜落死したと聞き、ショックを受けるマクガイバー。
アゼルバイジャン
アゼルバイジャン共和国(アゼルバイジャンきょうわこく、 アゼルバイジャン語: Azərbaycan Respublikası)、通称 アゼルバイジャン は、 南コーカサスに位置する 共和制 国家。 東ヨーロッパに含められることもある。北は ロシア、北西は ジョージア(グルジア)、西は アルメニア、南は イランと国境を接し、東は カスピ海に面する。アルメニアをまたいで西南方に 飛地の ナヒチェヴァン自治共和国があり、アルメニア、イランおよび トルコと接している。首都は バクー。アルメニア人が多数居住する西部の ナゴルノ・カラバフ地方は、 事実上独立した状態 となっている。
さらに墜落の原因が、自分の設計したLIDAR(ライダー)という装置かもしれないことが判明。 マクガイバーが設計したものが、戦闘機にまで使われているのがすごいですね。
結局、墜落したのはマクガイバーのせいではなく、ウイルスが仕込まれていたからでした。ただ犯人たちも墜落させるつもりはなく、ただ地形を計測するLIDAR(ライダー)を壊したかっただけのようでしたね。化学兵器の白リン弾を掘り起こしているのを知られたくなかったようです。
アゼルバイジャン軍から逃げるため、戦闘機のジェットエンジンを作動させ、強い風を起こしたマクガイバー。 確かに空を飛べるほどの威力ということで、ものすごい風でしたね。
閉鎖されたレストランに隠れていたリース少佐。 死んだと思われていたリース少佐も生きていてよかった。
ゴムボートを水で膨らませ、ふさがれた裏口をこじ開けることに成功。 ゴムボートに空気ではなく、水を入れてしまうのが逆転の発想ですね。
アゼルバイジャン軍だけでなく、CIAにまで追われていたマクガイバーたち。まさかアメリカのスパイ組織であるCIAに裏切り者がいたとは…。
しかも、アゼルバイジャンの首都バクーに駐在している全員が寝返ったという最悪な事態が発生していました。 全員、金に目がくらみ、化学兵器をテロ集団に売ることに決めてしまったようですね。
白リン弾は皮膚に付着するとひどいやけどを負うと言われているそうです。 そんな化学兵器を金のためにテロ集団に売り渡そうとするCIAの裏切り者たちは最悪ですね。
マクガイバーは麻酔銃をDIY。次々と倒れていくCIAの裏切り者たち。狙いも正確でしたね。 しかし、肝心なときにガス切れ…。
マクガイバーは大ピンチに陥っても、LIDAR(ライダー)を改造し、レーザーで応援が来たように見せかけることに成功。 デジィの話術とマクガイバーの技術で降伏させることができました。 ハッタリが効いてよかったですね。
ロボットのスパーキーはなぞなぞに苦戦
ロボットのスパーキーはデジィが出したなぞなぞの答えが分からず、困惑。
なぞなぞは「ある女性にいとこが5人いました。1人目は月曜 2人目は火曜 3人目は水曜 4人目は木曜 5人目は何」。 答えが分からず無限ループで「処理中…」と言い続けるスパーキーは不気味。 壊れそうで心配に。
デジィのなぞなぞの答えはなぞなぞらしく、5人目の名前は「何」。「5人目は何」は「5人目は何?」ではなく、そのままの意味でした。 言われるまで分からなかった…。
なぞなぞが気に入ったスパーキーでしたが、ボーザーが阻止。確かに難しいなぞなぞでオーバーヒートしてしまいそうですね。
何者かにチームの情報がダークウェブに公開されてしまう
ライリーはいたずらの通報をされ、スワットが突入してくることに。父親のエルウッドまで逮捕…。
スワットを突入させるいたずらはスワッティングと呼ばれ、無関係な男性が警官に射殺されるという事件まで起こっています。 いたずらの通報で家にスワットが突入してくるなんて怖すぎますね。
スワッティング
スワッティング(Swatting)は、 緊急通報用電話番号を悪用し、何らかの大事件が起こっているとする虚偽の通報によって対象の元に警察官などを派遣させるという 悪戯である。名称は アメリカ合衆国の警察特殊部隊 SWAT に由来する。 スワッティングはインターネット上での嫌がらせに端を発しており、個人的な報復や信用の毀損などを目的とした悪戯・嫌がらせとして報告書のみで処理された事例から、実際に
ハッカーの男がいたずらの通報の犯人だと分かりましたが、もっと重大な問題が発覚! なんとデジィ以外のチーム全員の個人ファイルがダークウェブで公開されていたのでした。
一体誰が極秘の情報を漏らしたのでしょうか…。フェニックス財団の内部の人間の仕業?! 新しく入ったばかりのデジィの情報だけは公開されていないということは、漏れたのは古い情報だったのでしょうか…。
敵にも情報が漏れてしまったということは、マクガイバーたちが狙われることになりそうで心配ですね。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3の登場人物・キャスト
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマの中で流れた曲
- TEchoes of the Forest - ANDY CLARK
今回の『MACGYVER/マクガイバー』の主なDIY
- 墜落した戦闘機のエンジンを動かして、強い風を起こし敵を蹴散らす。
- 布を裂いてひもにして体に巻き、折れた鎖骨を固定。
- ゴムボートを水で膨らませ、裏口をこじ開ける。
- ガーゼを真っ直ぐに飛ばす羽に、モルヒネ注入のため金属スペーサーをつけ、ガスバーナーのガスを空気銃のようにしてモルヒネの麻酔銃を作る。
- LIDAR(ライダー)のレーザーを利用し、スナイパーたちに銃で狙われているように見せかける。