『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第19話「友+敵+国境」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意 !

海外ドラマ『MACGYVER/マクガイバー』
  • 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第19話「友+敵+国境」
  • MACGYVER Season3 Episode19 "Friends + Enemies + Border"

※ネタバレしています。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第19話「友+敵+国境」のあらすじ

ボスニアでの任務中、マクガイバーとデジィは陥没穴に車ごと飲み込まれてしまった5人を救助しようとする。 マクガイバーは崩れやすい穴から自作のクレーンで5人を助け出す。

5人のうちの1人は撃たれたEUの国境警備員フェリックス。密入国業者のハルンがフェリックスを撃って逃亡。

シリアから逃げてきた移民のアドナンとその娘ヤズミン、サナ、ナジールは撃たれたフェリックスを病院へ連れていこうとする途中で、陥没穴に飲み込まれてしまったのだった。

マクガイバーたちは急いでフェリックスを近くの診療所へ連れていく。 マクガイバーが作った血管鉗子とテルジッチ医師の手術でフェリックスの命は助かる。 しかし、密入国業者のハルンとその仲間がフェリックスを始末しようと、診療所を襲ってくる。

マクガイバーとデジィはバリケードを築き、敵をひきつけた隙に、アドナンとその娘ヤズミン、サナ、ナジール、フェリックス、テルジッチ医師を逃がそうとする。 マクガイバーとデジィはぬいぐるみ爆弾を投げつけて敵を倒していくが、ぬいぐるみ爆弾が切れ、敵が迫る。

しかし、残っていたアドナンたちが敵を倒して、マクガイバーたちを助けてくれたのだった。

一方、ライリーはチームの個人情報をダークウェブに流したハッカーの黒幕を突き止めようとしていた。

ボーザーは病院へマクガイバーの父親ジェームズを迎えに行こうとする。ボーザーがジェームズの車に乗り込み、エンジンをかけようとするとジェームズを狙った爆弾が起動。 爆弾の解除はできないと判明し、ボーザーは死も覚悟する。

しかし、ライリーはボーザーの「複製」という言葉にヒントを得て、爆弾が仕掛けられたものと同じ、同型車の車内用通信ツールを同期させ、起爆装置をごまかすことに成功。 ボーザーは無事、爆弾が仕掛けられた車から脱出できる。

爆弾が仕掛けられた車はコンクリートで囲い、爆破させるしかなかった。

その後、アドナンたちはフェリックスを助けたことで、オーストリアの亡命手続きが早められることに。 マクガイバーは診療所やアドナンたちを助けようとしていた農夫婦にも寄付することにするのだった。

ジェームズの車に仕掛けられた爆弾は誰も見たことのない巧妙なもので、ジェームズはこの先も命を狙われることになるとマティは危惧するのだった。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第18話「マードック+ヘルマン+標的」前回のあらすじと感想はこちら≫

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第19話「友+敵+国境」の感想

ボスニアで人助けをするマクガイバー

ボスニアで任務中に助けを求められたマクガイバー。

ボスニア

ボスニア王国は 1428年に オスマン帝国の属国となり、 1463年には国王スチェパン・トマシェヴィチが廃されオスマン帝国の直接支配を受けるようになる。オスマン帝国時代にはこの地域は、(1580年 - 1867年、首府は トラヴニク)や(1867年 - 1908年)とされており、近隣の(1833年 - 1851年)、と共に一つの州を形成していた。ボスニアではかつて キリスト教 ボゴミル派の信仰が盛んであったが、オスマン帝国による統治のもとで徐々に イスラームへの改宗者が増え、現在 ボシュニャク( サンジャクも参照)と呼ばれる集団の原型が形成されることとなった(ただし、ボゴミル派の信者のすべてがムスリムになったわけではなく、 正教会や カトリック教会 へ宗旨替えをする者も相当数存在したといわれる。結果、現在ではボスニアにおけるボゴミル派信仰は消滅している)。

罠かもしれないと分かっていても、見て見ぬふりをできないのがマクガイバーらしいですね。ジャックはそんなマクガイバーのことを「頭がいいわりに無茶しやがるおバカ」と言っていたようです。笑いながらそう言うジャックの姿が目に浮かびますね。

悪党2人を運ぶ途中だったマクガイバーたち。ガソリンではなくエタノールで車を走らせていたのが驚き…。車は火を噴いていましたね。

いきなり開いた陥没穴に車ごと飲み込まれてしまった5人。 車ごといきなり穴に落ちてしまうというのが怖い。 シートベルトやロープを使い、タイヤを滑車にして5人を引き上げることに成功。

EUの国境警備員フェリックスを撃ったのは、密入国業者のハルン。シリアから逃げてきた移民のアドナンとその娘ヤズミン、サナ、ナジールは撃たれたフェリックスを見捨てず、助けようとしたのが立派ですね。

撃たれたフェリックスの手術に必要な血管鉗子もみんなで協力して、作ることに成功。 フェリックスの命も助かり、ほっとしていたら、ハルンたち密入国業者が診療所にまで押しかけてきました。

危険なシリアから命がけでEUを目指してやってきたアドナンたち。銃創にも慣れているというのが、いかに過酷な状況で生きてきたのかが分かりますね。

密入国業者が一番あくどく儲けていそう。 アドナンや妊娠しているサナは子どものためにも安全な生活を求めて、故郷の国を捨てるしかなかったというのが切ないですね。

デジィの両親もベトナムからアメリカに移住してきたことが明らかに。 みんなで一致団結し、逃げずに密入国業者とも戦ったアドナンたち。こんなにいい人たちなら、きっと移民先でも受け入れてもらえそうですね。

それにしても、ぬいぐるみ爆弾はかわいいのに強力でした。

フェリックスを助けたことで、アドナンたちのオーストリアの亡命手続きも早まることに。現実には難しい問題もある移民の受け入れですが、アドナンたちには新しい地で幸せになってほしいですね。

ジェームズの命が狙われる

フェニックス財団では、ライリーがチームの個人情報をダークウェブに投稿したハッカーの黒幕を突き止めようと調査。 そんな中、ボーザーはジェームズを狙った爆弾で死にそうに。ダークウェブに投稿した黒幕と爆弾は関係があるのでしょうか…。

ジェームズを狙い、車に仕掛けられた爆弾は解除が不可能。こんな時こそマクガイバーがいてくれたら心強いのにと思わずにはいられませんでしたね。

シーズン3 第8話「リベンジ+カタコンベ+ゴースト」などに登場し、死亡した爆弾魔ゴーストよりも手強い爆弾魔がジェームズの命を狙っているようです。

解除方法がない爆弾というのが、恐ろしい…。 死を覚悟したボーザーを励ますライリー。気を紛らわせようと映画製作の話をさせるライリーでしたが、UFOが出てきたり、ピエロがハムスターと戦ったりとボーザーのストーリーは奇想天外すぎて、ついていけない…。

ボーザーには映画製作よりも、フェニックス財団の仕事の方が向いていたようですね。

グーニーズは死ぬなんて言わない」と励まし続けるライリー。「グーニーズ」とは、映画『グーニーズ』で宝探しをする少年たちのことだそう。

最初はボーザーがライリーに一目ぼれしていましたが、きょうだいのような関係に。どっちが弟、妹か言いあうのが仲がいいですね。

解除できない爆弾でも、ボーザーを助ける方法が。詳しい方法はよく分かりませんでしたが、同型車のシステムと同期して、起爆装置をごまかすことに成功したようです。 それでも、爆弾自体の解除は不可能で、爆破させるしかないというのが、手強いですね。

がん治療中なのに、命まで狙われるジェームズ。 一体誰が巧妙な爆弾を仕掛け、ジェームズの命を狙っているのでしょうか…。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3の登場人物・キャスト

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Staromodan Tip - HARI MATA HARI
  • Walk Together - GABE DIXON

今回の『MACGYVER/マクガイバー』の主なDIY

  • ガソリンの代わりにエタノールで車を走らせる。
  • 車のタイヤやシートベルト、ロープを組み合わせて、人を引き上げられるクレーンにする。
  • 銃弾の火薬で傷口を焼いて止血する。
  • 砂と石膏を断熱材代わりに加熱炉を作り、1100度に達するトーチランプの炎で器具を熱してから曲げて、血管鉗子に。
  • 洗浄剤を機密性の高い入れ物に入れてから、ぬいぐるみに詰め、スタングレネードに。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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