- 『LUCIFER/ルシファー』シーズン1 第12話「仕組まれた罠」
- LUCIFER Season1 Episode12 "#TeamLucifer"
※ネタバレしています。
『LUCIFER/ルシファー』シーズン1 第12話「仕組まれた罠」のあらすじ
劇場でローズ・デイヴィスの死体が発見される。ローズの死体には、「ルシファー万歳」と刻まれており、悪魔崇拝者による殺人と思われる。ルシファーはクロエのそばにいると不死身でなくなることを知り、クロエを避けていたが、捜査に協力することに。
被害者のローズは悪魔崇拝者で、ラテン語でヤギの子どもたちを意味する「フィリイ・ヒルクス」という文字のインプラントを腕に入れていた。 「暗黒王子の教会」の司祭長ミッチ(オニキス)によると、彼氏のコラソンがローズを悪魔教会に引き入れたという。
しかし、コラソンも胸に五芒星を刻まれ、倉庫で殺されていた。 倉庫の木箱には赤いペンキで「モーニングスター」の文字が残されていた。
ルシファーは、伝道師で以前、悪魔の顔を見せたジェイコブ・ウィリアムズ牧師に連続殺人の犯人だと責められる。 殴られそうになったルシファーはジェイコブ・ウィリアムズ牧師の首を絞め上げるが、その映像がニュースに流れてしまう。
クロエは倉庫でMのデザインのカフスボタンを発見。クロエはニュースの映像で、ジェイコブ・ウィリアムズ牧師がカフスをしていることに気付く。カフスはMではなく、ウィリアムズ(Williams)のWのデザインだった。
クロエはジェイコブ・ウィリアムズ牧師が犯人だと考えるが、実はローズとコラソンを殺したのはマルコムだった。 ルシファーを勝手に尊敬したマルコムは、ルシファーを感心させようと殺人を犯していた。 ルシファーはマルコムに激怒し、罰を与えようとするが、そこにアメナディエルが現れ、マルコムは逃げてしまう。
ルシファーはメイズにアメナディエルを殺させ、天国に送り返そうとしていた。 メイズに惚れていたアメナディエルは、ルシファーと殴り合いに。
お互いに責めあうルシファーとアメナディエルの2人に利用されたメイズは、デーモン・ダガーを渡し、殺し合えばいいと突き放す。 ルシファーとアメナディエルは戦うのをやめる。
ルシファーが酒を飲んでいるとクロエが容疑者のジェイコブ・ウィリアムズ牧師をさがしにやってくる。 クロエはルシファーのナイトクラブでジェイコブ・ウィリアムズ牧師の死体を発見。 ルシファーは逮捕されてしまうのだった。
『LUCIFER/ルシファー』シーズン1 第11話「聖ルシファー」前回のあらすじと感想はこちら≫『LUCIFER/ルシファー』シーズン1 第12話「仕組まれた罠」の感想
悪魔崇拝者のかかわる殺人事件が発生
悪魔崇拝者による殺人が発生。 いけにえの儀式をした後、本当に刺されてしまったローズ。悪魔崇拝者のコラソンにローズを殺させたのは、マルコムだったようです。
悪魔のルシファーを信仰する「暗黒王子の教会」。ルシファーの異名でもある「暗黒王子」というのが、ダサい…。 しかし、参加者は本気のようで、腕にインプラントまで!
ラテン語で「Filii Hircus フィリイ・ヒルクス」(ヤギの子どもたち)という意味のインプラントに、合言葉も「フィリイ・ヒルクス」。 悪魔の象徴であるヤギにルシファー自身はうんざりのようです。
ヤギの頭をかぶったルシファー役の人が、梁に頭をぶつけるところは笑えますね。 それに、ルシファーの悪魔の目を見た悪魔崇拝者の悲鳴が面白い。 ルシファーのイメージは金髪だというのは初めて知りました。
映画『アイズ・ワイド・シャット』のような不気味でセクシーな世界を期待していたルシファーですが、実際は馬鹿げたおふざけでがっかりすることに。
悪魔教会の司祭長ミッチ・ワトソンも実はこのバカ騒ぎから抜けたいことが判明…。12年前に入信したときオニキスと改名したミッチ。悪魔を信じていないのに、抜けられずにいけにえの儀式をしていたのでした。
司祭長ですら、うんざりしているのがおかしいですね。
真犯人はマルコムだった
ゴスメイクをしていたコラソン(マイク・ケアリー)もマルコムに殺されることに。悪魔崇拝の象徴 五芒星が刻まれ、はりつけにされていたコラソン。
現場には赤いペンキで「モーニングスター」とメッセージが。ある角度から見るとメッセージが浮かび上がるというのが不気味…。
ルシファーを崇拝し、殺人を犯していたマルコム。 ルシファーを殺そうとしたくせに、一緒に飲もうと言って、ルシファーのおしりまでたたいたりしていたのが、妙でしたが、まさかルシファーのために殺人まで犯していたとは…。
アメナディエルもとんでもない人を生き返らせてしまいましたね。 死体にナイフで「ルシファー万歳 HAIL LUCIFER」や五芒星を刻んでいたマルコム。本当に悪魔のルシファーを崇拝する者の仕業でしたね。 イカれてる…。
しかも、マルコムは自分の犯行をジェイコブ・ウィリアムズ牧師に着せようとまで。 ジェイコブ・ウィリアムズ牧師は第2話「パパラッチの償い」に登場した伝道師のパフォーマンスをしていた人。 ルシファーが悪魔の顔を見せた人でしたね。
そのジェイコブ・ウィリアムズ牧師まで殺して、ルシファーのナイトクラブに死体を放置したらしいマルコム。
ついにルシファーは逮捕! ルシファーにとっては散々な日になってしまいましたね。
クロエのそばで不死身でなくなる理由をさぐるルシファー
クロエのそばでは不死身ではなくなると知ったルシファー。 クロエのそばでなくても、地獄で作られたデーモン・ダガーを使えば、天使も悪魔も殺せるようです。コインだけでなく、そんなアイテムまであるとは…。
天使同士は傷つけ合えることに気付き、クロエのそばで不死身でなくなるのは、クロエが天使だからかもと疑うルシファー。 クロエがルシファーを滅ぼす天使か確かめようと、クロエの背中に翼が生えていないかまでチェック!
クロエのことを聞き出そうと、トリクシーにお金まで渡すルシファー。トリクシーもチョコレートケーキではなく、お金を要求するという大胆な手に。
チョコレートケーキはもうダンが買ってきてくれますもんね。駆け引き上手すぎて、かわいくも末恐ろしいトリクシーなのでした。
クロエには天使の翼はなく、おしりにクラーケンに噛まれた痕があるだけ。チワワの名前が海の怪物「クラーケン」というのが、すごい。その名前に違わず、チワワのクラーケンは凶暴な性格だったようですね。
クラーケン
クラーケン(ノルウェー語等:Kraken)は、その多くが巨大なタコやイカのような頭足類の姿で描かれる、北欧伝承の海の怪物[1]。中世から 近世にかけて、 ノルウェー近海や アイスランド沖に出現したとされている。
結局、クロエのそばにいると不死身でなくなる理由は不明。裏にアメナディエルがいることを疑ったルシファーでしたが、アメナディエルもクロエには関係なさそうです。
お互いに恋に落ちたアメナディエルとメイズ
あれから3週間、ベッドを共にしているアメナディエルとメイズ。白を基調とした部屋がすてき。
ルシファーにアメナディエルを殺すように指示されたメイズ。アメナディエルは死ぬと天国へ戻るようですね。 しかし、メイズもアメナディエルも本気で恋をしてしまったようです。
魔物のメイズが初めての相手だったアメナディエル。 メイズは悪魔ではなく魔物だったようです。 天使と魔物の恋…。「ロミオとジュリエット」みたいでロマンティック。
お互いに激怒するルシファーとアメナディエルは戦いに。 天使と悪魔の戦いが勃発! しかし、それもよく考えたら兄弟げんか…。
アメナディエルが生き返らせたマルコムは連続殺人鬼に。おやじである神様もさすがに怒りそう…。 まさかアメナディエルも堕天使になってしまう!?
ジェイコブ・ウィリアムズ牧師の殺害容疑で逮捕されてしまったルシファー。無実を証明し、マルコムを罰することはできるのでしょうか…。 『LUCIFER/ルシファー』はあと残り1話。ルシファーはどうなってしまうのか気になりますね。
悪魔教会の司祭長ミッチ(オニキス)を演じているのは、ドラマ『ホワイトカラー』で主人公のニールをライバル視する詐欺師のマシュー・ケラー役を演じたロス・マッコール(Ross McCall)です。
『LUCIFER/ルシファー』シーズン1の登場人物・キャスト
『LUCIFER/ルシファー』シーズン1の登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマの中で流れた曲
- Call Me Devil - FRIENDS IN TOKYO
- Mess Around - CAGE THE ELEPHANT
- Stop Dead - STOP DEAD
- Confessions - ANML
- Let Me Get It Out - BORN RUFFIANS
- Eyes That Kill - COOBEE COO
気になったセリフをPick Up
「僕が望んだのは、ただここで自分らしくありたかっただけ。色眼鏡で見られずにね」
"All I ever wanted was to be my own man here. To be judged for my own doing."人間に悪の権化のように思われることにうんざりなルシファーのセリフ。クロエに殺人容疑で逮捕されることになったルシファーはどうなってしまうのでしょうか…。