- 『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第15話「オーシャンズ 9-1-1」
- 9-1-1 Season2 Episode15 "Ocean's 9-1-1"
※ネタバレしています。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第15話「オーシャンズ 9-1-1」のあらすじ
銀行で泡を吹いて、2人が倒れる。 神経ガスの疑いもあり、危険物処理班(ハズマット)も出動。 金庫室では支店長のプレンティスが倒れており、ヘンはプレンティスと一緒に金庫室に閉じ込められてしまう。
プレンティスに顔を触られたヘンは泡を吹いて気絶。 ボビーたちは金庫室に閉じ込められたヘンと支店長のプレンティスを助け出すため、銀行の電源を切り、金庫に穴を開ける。
さらに、ボビーは建築業者のマイケルに設計図を手に入れてもらい、外側の壁を壊し、金庫破りをして救助しようとする。 ちょうど金庫破りに成功したとき、金庫室の扉は金庫会社の遠隔操作で開く。
現金輸送車の輸送員のビリーは死亡してしまったが、ヘンとプレンティスは無事だった。
しかし、現金輸送車から現金30万ドルが盗まれていたことが発覚。消防車に隠されていたため。ボビーやヘンたちのチームや、マイケルやアシーナたちまで銀行強盗の疑いをかけられてしまう。
銀行強盗の犯人は支店長のプレンティスと消防署でハシゴ車などの修理を担当している整備士マーティだった。 義理の兄弟で、銀行強盗の計画を練ったプレンティスとマーティ。
消防の手順をよく知っているマーティは、関節炎の塗り薬としてもらったサソリの毒を使って神経ガスだと思わせ、危険物処理班が出動する騒ぎをプレンティスに起こさせる。
マーティは消防士になりすまし、現金輸送車の運転手に除染を受けさせ、その間に現金輸送車から金を盗み、その現金を消防車に隠して持ち帰らせていた。 しかし、プレンティスはマーティの銀行強盗計画の裏で、金庫室のダイヤを盗む計画を立てていた。
金庫室に1人で閉じ込められるはずだったプレンティスはヘンと共に閉じ込められることに。プレンティスはヘンにサソリの毒を塗って気絶させ、そのすきに金庫のダイヤモンドを飲み込んでいた。
プレンティスはマーティを裏切り、消防車に現金が隠されていると警察に通報。警察の目が盗まれた現金に向けられているうちに、ダイヤと共に国外へ逃亡しようとしていた。しかし、飲み込んだダイヤで急性の腸閉塞を起こしたプレンティスは国外へ逃げる前に死んでしまったのだった。
プレンティスの裏切りを知ったマーティが、プレンティスを殺したと思われたが、マーティはダイヤのことは何一つ知らなかった。輸送員のビリーは運悪くサソリ毒のアレルギーで死亡し、マーティには誰も殺す気はなかったのだった。
ボビーたちへの疑いは晴れるが、今回の捜査でボビーのミネソタでのことが問題となり、ボビーは停職処分になってしまう。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第14話「故障」前回のあらすじと感想はこちら≫『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第15話「オーシャンズ 9-1-1」の感想
銀行強盗を疑われる救急隊のチーム
よく練られた銀行強盗の計画はまるで映画の『オーシャンズ11』。今回のエピソードのタイトルも、『オーシャンズ11』とかけて「オーシャンズ 9-1-1」に。
まさか銀行強盗の計画に知らず知らずのうちに加担させられていたとは…。 犯人はハシゴ車の修理などを担当していた整備士のマーティ。前回のシーズン2 第14話「故障」でも登場していましたね。
チムニーはダグに刺されて休養中でしたが、復帰。 復帰祝いも盛大に行われたようです。横断幕に「チムニー 対 死神 2対0」と書かれるチムニー。 1回目は鉄筋が頭に突き刺さるも無事だったチムニーですが、「2対0」と書かれると、3回目がありそうで怖い…。
銀行の金庫室に閉じ込められたヘンたちを助け出したボビーたちでしたが、銀行強盗を疑われるハメに…。 エディは子育てにお金が、ヘンの妻カレンも失業中など、銀行強盗の動機を刑事に追及されることになってしまうのでした。
ジェット推進研究所 JPLで働いていたカレン。
ジェット推進研究所
ジェット推進研究所(ジェットすいしんけんきゅうじょ、英語: Jet Propulsion Laboratory: JPL)は、NASAの無人探査機等の研究開発及び運用に携わる研究所
すごいところで働いていたんですね! しかし、火星は退屈という理由で解雇されてしまったようです。 火星への移住計画などで大忙しかと思いきや、退屈という理由で失業するなんて…。
それにしても、みんな家宅捜索で家をぐちゃぐちゃにされるのが気の毒ですね。しかし、警察官でみんなに恐れられているアシーナの家だけは丁寧に家宅捜索したようです。 扱いの差がひどい…。
サソリ毒が使われていた
特に警察に疑われたヘンは、アシーナと共に銀行へ現場検証に。 金庫室で支店長のプレンティスが持っていた容器が落ちているのを発見。
警察が容器を見逃していたなんて、雑な鑑識捜査だったようです。それなのに、救急隊のチームを犯人扱いし続ける警察…。
潔癖症のプレンティスが握手したあとに、アルコール除菌をしているだけかと思ったら、その容器にはサソリの毒が。 サソリ毒が関節炎の塗り薬に使われているというのも驚きですね。
イベリオトキシンが関節炎の広がりを阻害し、多いと神経ガスに似た症状が出るというサソリ毒。 いくら関節炎に効くと言っても、多いと泡を吹いて倒れる毒なんて危険すぎ!
しかも、現金輸送車の輸送員ビリーは、運が悪くサソリ毒のアレルギーで死亡。 殺すつもりはなかったマーティたちでしたが、亡くなったビリーが気の毒すぎる…。
銀行強盗の犯人は支店長のプレンティスと消防署の整備士マーティ
盗まれた現金は金庫室からではなく、現金輸送車から。 実によく練られた計画でしたが、プレンティスの裏切りが。 プレンティスの真の目的は現金輸送車の30万ドルではなく、金庫室の600万ドルのダイヤ!
金庫を開けようと電源が切られ、防犯カメラが切れたときに、ダイヤを飲みこんでいたプレンティス。 中に残されていた空のペットボトルはダイヤを飲み込むために使った水だったとは!
まんまとダイヤを盗み、警察に30万ドルのありかを通報し、逃走時間を稼いだプレンティス。 警察の取り調べ中に、ゲップをして調子が悪そうだったのは、ダイヤを飲み込んでいたからのようです。
義理の兄弟でもあったプレンティスの裏切りを知り、マーティがプレンティスを殺したと思いきや、マーティはダイヤのことも、プレンティス殺しも否定。
プレンティスの死因は殺されたのではなく、ダイヤによる腸閉塞。 600万ドル分のダイヤを飲み込んで、無事とはいかなかったようです。
死因は「強欲」と書いてほしかったというアシーナ。 悪賢い銀行強盗の計画に成功したように見えたプレンティスでしたが、あえなく死亡…。 まったく自業自得ですね。
それに、もし計画がうまくいったとしても、飲み込んだダイヤを便から拾うことになったと想像するだけでゾッとしてしまいました。
今回は入り組んだ銀行強盗の犯人探しが面白かったですね。
ボビーは停職処分に
事件の真相が発覚して一安心かと思いきや、ボビーの過去が問題に。 入局したときにウソをついたということで、停職処分となり、隊長の職まで解かれてしまうことになったボビー。
自分の火の不始末が原因で火事になり、家族を亡くしたミネソタの事故が再調査されることになったようです。 入局したときについたウソとは何だったのでしょうか…。
アルコール依存症からも回復し、アシーナとも婚約して幸せだったのに、過去の出来事が蒸し返されることで、また落ち込んでしまいそうなボビーが心配ですね。
そして、ボビーが停職の間、隊長の職を引き継ぐのは誰になるのでしょうか…。
今回のエピソードで、現金輸送車の運転手役を演じているのは、ミュージカルドラマ『glee/グリー』のカートをいじめるフットボール選手 デイヴ・カロフスキー役で知られるマックス・アドラー(Max Adler)です。
Max Adler (actor)
Max Adler (born January 17, 1986) is an American actor, known for his role as Dave Karofsky on the television series and Tank on the television series Switched at Birth . Adler was born to a Jewish family in Queens, New York, the eldest son of Lisa (nėe Kobrin) and Doug Adler.
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の登場人物・キャスト
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ドラマの中で流れた曲
- Scenario - A TRIBE CALLED QUEST
- Wimoweh - KARL DENVER
- Flight of the Buffalo - TSARIST
- Been Caught Stealing - JANE'S ADDICTION.
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