【終】『殺人を無罪にする方法』シーズン4の最終話 第15話「忘れ形見」あらすじと感想 ネタバレ注意!

How to Get Away with Murder
  • 【終】『殺人を無罪にする方法』シーズン4の最終話 第15話「忘れ形見」
  • How to Get Away with Murder Season4 Episode15 "Nobody Else Is Dying"

※ネタバレしています。

【終】『殺人を無罪にする方法』シーズン4の最終話 第15話「忘れ形見」のあらすじ

車の横転事故で死亡したのは、検事のデンバーだった。 検事補のミラーがデンバーの後任となり、デンバーの死にはFBIの捜査が入る。

ローレルの母親サンドリーヌは、ローレルとホテルで会ってから行方不明に。 ローレルの父親ホルヘは、ローレルの息子クリストファーを人質に、サンドリーヌの居場所を聞き出そうとするが、ローレルは何も知らないと言う。 フランクたちもローレルが母親サンドリーヌを殺したのではないかと疑う。

ネイトはデンバーが解決済み事件の証拠保管庫のロッカーに、ドミニクの携帯、カプラン法律事務所から盗んだアンタレス社のデータが入ったハードドライブが隠されているのを発見。さらに、ボニーやアナリーズ、コナーたちを調べたファイルまで出てくる。

そのボニーのファイルには、ボニーが産んだ子どもが生きているかもしれないとメモが書かれていた。

ハードドライブを手に入れたが、膨大なデータから違法行為を示す証拠を見つけるのは困難だった。 アナリーズはアンタレス社のホルヘの顧問弁護士ティーガンに、ホルヘを告発するように頼む。

アナリーズはホルヘにハードドライブを返す代わりに、ローレルが息子クリストファーの親権を取り戻せるように書類にサインさせる。 ハードドライブを取り返して安心したホルヘだったが、デンバー殺害を含めた容疑でFBIに逮捕され、刑務所行きになる。

内部告発者としてビザをもらえるはずだったサイモンは、銃の所持を認めることで訴追されないようにボニーが対処。しかし、ミカエラが移民局に通報し、銃の不法所持で、サイモンはパキスタンに強制送還されることになる。 同性愛者のサイモンをパキスタンに強制送還させたミカエラの冷酷なやり方にアナリーズは昔の自分を見て、心配になる。

オリヴィア・ポープの支援をうけた集団訴訟では、アナリーズ率いる原告側が勝訴。 実は成績が悪すぎて強制退学になっていたコナーは、再入学の志願書を書く。 アッシャーはウェスが住んでいた部屋に引っ越し、コナーと結婚するオリバーの介添え人を頼まれる。

ボニーは検事のミラーとデートアプリで相思相愛に。 アナリーズはローレルとウェスの息子クリストファーの代母になる。

フランクはミドルトン大学の学内ツアーに参加。そこでガブリエル・マドックスと会う。 フランクはガブリエルを「彼女の子だ」と言う。 シャワーを浴びるローレルの腕にはひっかき傷が残っていた。

シーズン4 第14話「母のゆがんだ愛」前回のあらすじと感想はこちら≫

【終】『殺人を無罪にする方法』シーズン4の最終話 第15話「忘れ形見」の感想

検事のデンバーが死亡

車の横転事故で死んだのは、ボニーではなく検事のデンバー。 どうやらローレルの父ホルヘにハードドライブを持っていることがバレ、殺されてしまったようです。 ホルヘはボニーの電話も盗聴していたようですね。

ネイトはついに証拠保管庫のロッカーでハードドライブを発見! 

ドミニクの携帯や、デンバーが調べていたボニーやアナリーズたちのファイルも回収。FBIに見つかる前に回収できてよかったですね。 ネイトがハードドライブを手に入れたと知って、みんなも安堵。

これで、ホルヘも終わりかと思いきや、カプラン法律事務所から盗んだデータは膨大…。 オリバーによるとFBIがエンロンのファイルを調査をしたときは、何年もかかったということで、アナリーズも作戦を変更。

エンロンといえば、巨額の不正経理と粉飾決済で2001年に破綻した大企業。

エンロン

2000年度年間売上高1,110億ドル(全米第7位)、 2001年の社員数21,000名という、全米でも有数の大企業であった。しかし、同年6月エンロンが参加していた インドのダボール電力(Dabhol Power Company)が閉鎖となった。そこへ巨額の不正経理・不正取引による 粉飾決算が明るみに出て、2001年12月に 破綻した( エンロンショック)。エネルギー業界の粉飾としては、 ...

ローレルの父ホルヘは逮捕される

アンタレス社の違法行為を証明するデータがどこにあるのか、顧問弁護士のティーガンに協力を求めることに。 デンバーが殺されたと知り、ティーガンも作戦に乗ってくれたのでした。 盗聴を恐れて、口では協力はしないと言っていたティーガン。 ホルヘはありとあらゆるところで盗聴しているようですね…。

ホルヘをFBIに告発したティーガンは免責を受け、すべては匿名で処理。カプラン法律事務所にも誰にもバレずに、内部告発できたようです。 内部告発者のティーガンが無傷で切り抜けられたのも驚きですね。

ローレルの母サンドリーヌは行方不明に

ティーガンを味方につけていたアナリーズは、ホルヘと対決。 ハードドライブとローレルへ息子の親権を取り戻すことで取引することに。

娘のローレルをアナリーズに奪われたというホルヘ。 一方、息子のように思っていたウェスをホルヘに奪われたというアナリーズ。 死産したアナリーズには、育てた子どもを失った親の痛みがわからないというホルヘの言葉がひどい…。

そもそも娘が離れていったのはアナリーズのせいではなく、ホルヘ自身の問題じゃ…。 ローレルを精神科病棟に閉じ込めたり、孫を人質にしたりとひどい仕打ちをしたホルヘ。

それでも、アナリーズの説得と、ハードドライブのおかげでローレルは息子を取り戻すことができました。

父親ホルヘも母親のサンドリーヌも死んだも同然だと吐き捨てたローレルの腕にはひっかき傷が…。まさか本当に母親のサンドリーヌを殺したのでしょうか…。 フランクまでもローレルを疑っていましたね。

ホルヘが「娘をわかってない」と意味深なことを言っていたことが気になりますね。 ローレルは実の母親を殺してしまった!?

疑い通りに殺していたとしたら、怖すぎますね。でも、1人で死体を始末できたとは思えないし、殺していないと思いたい…。

冷酷になるミカエラ

サイモンを内部告発者にして、ホルヘを告発する計画はなしに。

ミカエラはサイモンが密告できないように、移民局に通報し、強制送還されるように画策。 同性愛が違法なパキスタンに強制送還されることになったサイモン。

アナリーズが止めたにもかからわず、ミカエラは冷酷な手段を実行してしまいました。

みんなを守るため、昔のアナリーズのように手段を選ばずに行動するミカエラ。 アナリーズは手段を選ばずに行動した末、ウオッカに溺れて、自殺の方法について妄想するように…。自殺を考えるまで追い詰められていたアナリーズ。集団訴訟で少しは罪悪感も軽くなったようです。

一方、ミカエラは冷酷な手段を取り、昔のアナリーズそっくりに。もう支えてくれるアッシャーとも別れてしまったし、ミカエラもいずれ罪悪感に耐えられなくなりそうで心配ですね。 それとも、他人の人生を踏みつぶしても平気な冷酷な人間になってしまうのでしょうか…。悪に染まったミカエラが怖い。

アナリーズは代母に

コナーは成績が悪すぎて強制退学になっていたことが発覚。 「成績が悪すぎて」って…。 アナリーズが集団訴訟の記者会見でコナーに謝辞を述べたのは、コナーが再入学できるようにするためでした。

アナリーズとコナーの意味深な会話で、何かとんでもない秘密があるのかと思いきや、強制退学させられていただけで一安心。 コナーとオリバーの結婚式も無事に執り行われそうですね。

ミカエラと別れたアッシャーはウェスが住んでいた部屋に引っ越し。一方、ローレルと赤ちゃんのクリストファーはボニーの家にしばらく住むことになったようです。 ボニーやフランク、アナリーズも子育てに参加してくれているようでよかったですね。

アナリーズはクリストファーの代母(ゴッドマザー)に。 アナリーズにとってクリストファーは孫のような存在になりそうですね。

アナリーズが赤ちゃんのクリストファーに歌っていたのは、ベッシー・ジョーンズの「Shoo Turkey」という曲。 シーズン4 第1話「それぞれの出発」でも、アナリーズの母親オフィーリアと歌っていましたね。

ウェスの死の真相は?

ウェスの死の真相はいまいちはっきりしませんが、ウェスがローレルの母サンドリーヌに電話して助けを求めたせいで、ウェスがサムの殺害など警察に今までのことを話して自首すると思ったサンドリーヌがホルヘに電話。

ローレルの父ホルヘは、ウェスの自白で娘のローレルが巻き込まれないように守るためにドミニクにウェスを殺させたということのようです。

ガブリエル・マドックス

集団訴訟にも勝訴し、「法曹界最強の弁護士として、その名をとどろかせることになった」アナリーズ。 「法曹界最強の弁護士」としてアナリーズが次に挑む目標は何なのでしょうか。

ネイトの父親たち原告メンバーの再審を手掛けることになりそうですね。 アナリーズはラジオにも出演。犯罪者も人間で、助けがあれば変わることができると訴えるアナリーズ。

悪いこともしたアナリーズたちは前に進むことに。ボニーには検事のミラーと恋の予感が。 しかし、シーズン4 第5話「愛と憎しみ」で 性的虐待を受けていたボニーが産んだ子供は生きているようです。

その子は、フランクがミドルトン大学の学内ツアーで出会ったガブリエル・マドックス!?

「また嵐が来る予感がする」というフランク。フランクはロースクールに入学し、弁護士を目指すようです。フランクもついに法学生ですね。ガブリエルも法学生になるのでしょうか…。

今回のエピソードは『殺人を無罪にする方法』シーズン4の最終話。 『殺人を無罪にする方法』シーズン5ではガブリエル・マドックスがキーパーソンになりそうです。

『殺人を無罪にする方法』シーズン5は?

アメリカでは『殺人を無罪にする方法』シーズン5は、2018年9月~2019年2月に放送済み。

『殺人を無罪にする方法』はシーズン6がファイナルシーズンとなり、完結する予定です。

『殺人を無罪にする方法』シーズン4の登場人物

『殺人を無罪にする方法』シーズン4 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマで流れた曲

  • Milch - LAKKER
  • Able - REED MURRAY
  • Back To the Start - DIGITAL DAGGERS
  • Shoo Turkey
  • cherry blossom - RYAN LOTT

気になったセリフをPick Up

「また嵐が来る予感がする」

"Hey. Looks like the good times didn't last too long."
フランクのセリフ

ガブリエル・マドックスというの名前に聞き覚えがあるらしいフランクのセリフ。ガブリエル・マドックスは一体何者なのでしょうか…。

『殺人を無罪にする方法』シーズン4のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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