- 『サバイバー:宿命の大統領』シーズン1 第10話「深まる疑念」
- Designated Survivor Season1 Episode10 "The Oath"
※ネタバレしています。
あらすじ
マクリーシュに不利になる証拠を届けようとしていたハンナは車に追突され、男に首を絞められて殺されそうになる。 何とか逃げ出したハンナだったが、男に証拠を奪われてしまう。
2年半前、議事堂爆破のシミュレーションを作成したアラン博士によると、ファイルを見た人は限られており、生存しているのはトムがクビにしたハリス・コクラン将軍1人だった。
しかし、コクラン将軍が見る前に、ファイルは国防長官により再度、機密扱いになり、コクラン将軍は議事堂爆破のシミュレーションを見たことはなかった。国防長官に再度、機密扱いするよう指示できるのは、ホワイトハウスの人間。
トムは信頼できるエミリーにホワイトハウスの中にいるスパイをさがすように頼む。疑わしい者のリストにはエミリーがキスしたアーロンの名前も入っていた。 エミリーは2015年6月23日午前8時から8時33分までの間に国防長官に連絡した人を突き止める。
発信者はリッチモンド大統領の首席補佐官のチャールズ・ラングドンだと判明するが、6月23日、チャールズ・ラングドンは海外出張中。当時、チャールズ・ラングドンの補佐だったアーロンが国防長官に連絡していたことが判明し、エミリーはショックを受ける。
ハンナは事故でケガを負いながらも、チャックと協力し、マクリーシュに関する情報を流してきた電話の主を追跡する。 ついに電話の主の家を突き止めるが、その電話の主は女性ではなく男性で、しかも、議事堂爆破で死んだと思われていた首席補佐官のチャールズ・ラングドンだった。
ハンナとチャールズ・ラングドンは銃撃され、ラングドンは車で逃走。ハンナは銃撃犯を撃ち殺す。その男は、民間警備会社メットウェイ・セキュリティーのカードキーを持っていた。 カードキーはルイジアナ通りにあるPLCビル8階の7号室の鍵。それを聞いたハンナは今日、行われるマクリーシュの副大統領就任式でトムが狙撃されると確信する。
ハンナは阻止しようと、狙撃犯を撃つが、シークレットサービスに倒され、弾がそれてしまう。狙撃犯は狙いを定め、銃を発射。銃弾は誰に当たったのか分からず、あたりに悲鳴がとどろく。
『サバイバー:宿命の大統領』シーズン1 第9話「シミュレーション」前回のあらすじと感想はこちら≫感想
謎の情報提供者の正体が判明
マクリーシュの証拠をつかんだハンナは殺されそうに! 車でぶつかってきた男はハンナの首まで絞めてきました。助けるふりして、首を絞めてくるのが怖い…。
何とか逃げ出せましたが、証拠は奪われ、振り出しに。危険すぎるとしり込みするチャックでしたが、ハンナの説得で捜査を続けることに。
ハンナがシカゴ出身で、父親に無理やり外科医になるよう強制されていたことが明らかに。 「自分のやり方で人を助けたかった」というハンナ。助けてくれるチャックがいてよかったですね。
FBIでIT担当のチャックは、謎の情報提供者の電話を追跡。 共通線信号SS-7にハッキングしたチャックは、謎の情報提供者のプリペイド携帯の購入先のコンビニを突き止めることに成功。
そのコンビニの防犯カメラから車のナンバーが判明し、さらにそこから住所も明らかに。 まさか謎の情報提供者が男性だったとは!
身元を隠すため、声を変えていたようですね。しかも、謎の情報提供者は議事堂爆破で死んだと思われているリッチモンド大統領のの首席補佐官チャールズ・ラングドン。
ラングドンも「奴ら」に追われ、命を狙われているようです。ラングドンはどうやって生き延びたのでしょう…。「奴ら」と一体何者!?
やはり大きな陰謀がありそうです。
アーロンがホワイトハウスのスパイ!?
議事堂爆破のシミュレーションの存在を知ったトムは、作ったアラン博士と会うことに。 「議事堂爆破を成し遂げるとすれば、例を見ない規模の陰謀」だと話していたというアラン博士。「例を見ない規模の陰謀」というのが、恐ろしい…。
この議事堂爆破のシミュレーションを見た者は議事堂爆破で死亡。コクラン将軍だけが生き残っていました。
コクラン将軍と言えば、大統領になったトムを引きずり下ろそうとしたり、第4話「四方の敵」では勝手に攻撃しようとしてトムにクビにされていました。
内通者はコクラン将軍かと思いきや、再度、機密扱いになり、議事堂爆破のシミュレーションを見たことはないと明らかに。
もっと厄介なことにホワイトハウスにスパイがいると判明! トムは信頼するエミリーにホワイトハウスのスパイさがしを頼むことに。
アーロンは蚊帳の外であることに気付き、不審に思っていましたね。しかも、アーロンも疑わしい者のリストの中に。 キスをして、いい雰囲気だったアーロンとエミリー。エミリーがエルヴィスのモノマネショー好きだとは、ちょっと意外。
再度、機密扱いにするよう国防長官に指示したホワイトハウスの人間を通信記録から割り出すと、発信者は首席補佐官のチャールズ・ラングドン。ここでもラングドンが!
アーロンじゃなくて、ほっとしていたら、なんとラングドンはその日、海外に。当時、首席補佐官の補佐だったアーロンが国防長官に電話していたことが発覚! 信じたくないですが、アーロンは議事堂爆破の黒幕とつながっているのでしょうか…。
トムの狙撃計画が発覚
銃撃してきた男を仕留めたハンナ。男が持っていたビルのカードキーから大統領のトムを狙撃する計画があることを知り、阻止しようと急行。
爆破されて、がれきの山だった議事堂は、着々と再建されていて、びっくり。
マクリーシュは副大統領就任を渋っていましたが、妻が励まし、ついにマクリーシュは副大統領に! マクリーシュの妻ベスも陰謀のことを知っていそうですね。
このエピソードの英題”The Oath”は「宣誓」という意味があるそう。マクリーシュの副大統領就任のときの宣誓のことを指しているようです。
マクリーシュが副大統領に就任し、トムが死ねば、 マクリーシュが大統領に。 狙撃犯はシークレットサービスの格好をしていましたが、ニセのシークレットサービスではなく、本物だったら、もっと恐ろしいですね。
一体、誰が撃たれたのか、気になるところで終わりに! トムは無事なのでしょうか!?
『サバイバー:宿命の大統領』シーズン1の登場人物・キャスト
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気になったセリフをPick Up
「やめるのは私たちじゃない。私たちがあいつらをやめさせる」"It's not their job to stop. It's our job to stop them."
殺されそうになっても捜査をやめないFBI捜査官ハンナのセリフ。あきらめないハンナがかっこいいですね。
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