『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2 第12話「マック+ジャック」あらすじと感想 ネタバレ注意 !

  • 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2第12話「マック+ジャック」
  • MACGYVER Season2 Episode12 "Mac + Jack"
マクガイバー

※ネタバレしています。

あらすじ

マードックに撃たれたサマンサは何とか命を取り留める。 マクガイバーとジャックがマクガイバーの家に帰宅するとそこには爆弾が仕掛けられていた。爆弾を仕掛けたのは去年、国連を爆破しようとしたゴースト。ドアや窓を開けると爆破するように細工されていた。

ゴーストはマクガイバーの家だけでなく、ロサンゼルスのダウンタウンにも街が半分吹き飛ぶような巨大な爆弾を仕掛けていた。 さらにマクガイバーの家の爆弾とダウンタウンの爆弾は無線で連動。1つを解除すれば、もう1つが爆発するようになっていた。

マクガイバーは光電池に光を当てると切れるワイヤーカッターをDVDプレイヤーで作り、2つの爆弾のコードを同時に切り、2つの爆弾の連動を切り離すことに成功する。

2011年、アフガニスタンで出会ったマクガイバーとジャック。ジャックとマクガイバーの出会いはケンカから始まったものの、爆弾処理をこなすマクガイバーとスナイパーとして援護するジャックは次第に信頼関係を築き、良き相棒同士になっていた。

父親からのクリスマスプレゼントは最高機密とドイツ語で書かれた第二次世界大戦時のドイツの書類と写真だった。ジャックは時計の歯車に書かれた数字と写真に写る強制収容所の囚人の腕のタトゥーの数字が一部同じであることに気付く。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2 第11話「銃弾+ペン」 前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

ゴーストが再び登場

マードックに撃たれてしまったサマンサは助かって一安心。ほっとしたのも束の間、マクガイバーの家には爆弾が!  マクガイバーの家のクリスマスツリーが車のホイールやカラーコーンでできているのが独特ですね。

爆弾もマードックの仕業かと思いきや、シーズン1の第6話「レンチ」に登場したゴースト。

爆発物処理班にいたときのマクガイバーの恩師ペーニャもゴーストの爆弾の犠牲になっていましたね。 前回、国連の爆発を阻止したことで、マクガイバーを恨んで、リベンジしに来たゴースト。前回も取り逃がしてしまいましたが、今回も捕まらず、映っていたのは交通カメラだけ。さすが名前が「ゴースト」だけありますね。 またマクガイバーを狙ってきそう…。

ジャックの言う通り、マードックやゴーストなど異常な奴ばかり敵に回していますね。 マクガイバーの家はおじいちゃんの家だということが判明。引っ越すわけにもいかないし、マードックにもゴーストにも家がバレてしまっているなんて最悪…。

ジャックはホラー映画『悪魔の棲む家』を引き合いに出して祟られてると恐怖!  祟りはともかく、マードックにも侵入されたし、セキュリティは強化したほうがいいですね。マクガイバーならDIYで侵入者を知らせる仕掛けを作れそう。

フォトフォンで連絡を取り合う

閉じ込められたマクガイバーとジャック。爆弾が起動しないように、外と通信するために作ったのはグラハム・ベルが発明したというフォトフォン(光電話)。電話を発明したグラハム・ベルは光で音声を伝える技術も発明していたなんてすごいですね。雨や障害物の影響が避けられず、実用化には至らなかったそうですが、光ファイバーの先駆けとなったそうです。

暗くなると自動でつくソーラーライトでフォトフォンを作るライリーたち。光の点滅を音に変換すると、ジャックの歌声が!  ひとりカラオケ大会ですね。

通信に成功したマクガイバーたちでしたが、爆弾はもう1つあることが判明。 シーズン1の第6話「レンチ」にも登場したFBI捜査官チャーリーも登場。

2つ目の爆弾はさらに巨大でゴミ収集車の荷台に仕掛けられていました。爆弾がブルースの家に仕掛けられていないか心配するジャック。友達かと思ったら、大ファンのブルース・ウィリスのことで拍子抜け…。 ブルース・ウィリス演じる映画『ダイ・ハード』シリーズの主人公 ジョン・マクレーンを心配していたのでした…。

ゴーストが仕掛けた爆弾の種類はcg-N。立方晶ゴーシュ重合性窒素という聞き慣れない物質…。なんと核兵器を除く兵器の中で史上最強クラス!  ロサンゼルスのダウンタウンの半分ががれきになってしまうという強力な爆弾。そんな大規模な爆発を起こせるなんて恐怖ですね。

しかも、2つの爆弾は連動しているという厄介な状況。

チャーリーと協力して同時にコードを切ろうとしたとき、フォトフォンや無線の中継で、タイムラグがあることに気付いたマクガイバー。気付いてよかった…。

完全に同時に切るために、光電池に光を当てると切れるワイヤーカッターを自作。プリズムと鏡を配置し、レーザーポインターで2つの爆弾のコードを同時に切断することに成功。 家にプリズムがあるというのも、すごいですね…。

これで、爆弾の分離には成功しましたが、爆弾の解除はまだ。翌朝までかかったマクガイバーでしたが、爆弾解除に成功。 大歓声で迎えられたマクガイバーとジャック。何にもしていなかったと思われるジャックのほうが、得意げ!

爆弾で死にそうになっても、おしゃべりなところは変わらないジャックなのでした。

マクガイバーとジャックの出会い

2011年アフガニスタン、上の命令で組むことになったマクガイバーとジャック。今や名コンビの2人が、まさか、ケンカから始まったとは意外でした。 しかも、ケンカのきっかけがジャックのライフルの部品を直そうとしたというのがマクガイバーらしいですね。

アンガスという名前をさっそくハンバーガーっぽい名前とからかわれるマクガイバー。アンガスというのはよほど変わった名前のようですね。なぜ両親はアンガスという名前を付けたのでしょうか…。

ジャックは当時、特殊部隊員のスナイパー。2発で4人を倒す離れ業を披露!  車に仕掛けられた爆弾解除や圧力なべの簡易爆弾を見つけたマクガイバーの援護、ジャックが踏んでしまった爆弾の解除など任務を重ねるうちに、次第にお互いを信頼するようになっていく過程が描かれていましたね。

「背中守り合うのが相棒だろ」と熱い言葉も。戦場で生まれた固い絆がフェニックス財団の任務でも生かされているんですね。

いい相棒同士になったマクガイバーとジャック。今回、ゴーストの爆弾を解除するときも、「お前と死ねるなら本望だ」と握手。 マクガイバーとジャックの出会いが見られて、面白かったですね。

マクガイバーの父親捜しの手がかりが

父親からのクリスマスプレゼントは第二次世界大戦時のドイツの書類。腕時計の歯車に刻まれた数字の最後の6ケタと写真の囚人の腕のタトゥーの数字が同じだと気付いたジャック。 マクガイバーの父親を見つけるヒントになるのでしょうか…。謎が謎を呼ぶパズルのようなヒントですね。

マティとマクガイバーの父親の関係も謎のまま。マクガイバーの父親は何者なのか気になりますね。

登場人物・キャスト

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Stand By Me - BOOTSTRAPS
  • Walking - ASH GRUNWALD
  • U Can't Touch This - MC Hammer

気になったセリフをPick Up

「背中、守り合うのが相棒だろ」
"You watch my back, I watch yours."
マクガイバーのセリフ

アフガニスタンで爆弾を踏んでしまったジャックを助けようとするマクガイバーのセリフ。今では命を預け合う仲の2人でしたが、出会いは最悪だったんですね。

今回のマクガイバーの主なDIY

  • 暗くなると自動でつくソーラーライトを使って、音を光の点滅で伝えるフォトフォンを作る。
  • ガムの包み紙と衛星電話のバッテリーで火をつけ、爆弾のコードを焼き切る。
  • リモコンの赤外線で爆弾をさがす。
  • DVDプレイヤーの部品を使って、光電池に光を当てると切れるワイヤーカッターを2つ用意。鏡とプリズムを配置し、レーザーポインターが光電池に同時に当たるようにし、2つの爆弾のコードを同時に切れるようにする。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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