- 【終】『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第18話「次に待ち受けるもの」
- 9-1-1 Season3 Episode18 "What’s Next?"
※ネタバレしています。
【終】『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の最終話 第18話「次に待ち受けるもの」のあらすじ
フェニックス発ロサンゼルス行きの列車が脱線。車中泊施設の「RVパーク」に脱線した車両が突っ込む。
列車に乗っていた911の元交換手アビーが通報し、救助隊が駆けつける。 バックは脱線現場でアビーと再会。 アビーは婚約者のサムを助けてほしいと頼む。
傾いて倒れそうになった車両の中で、サムは生きていたが、はりに挟まれていた。そのはりには女性も挟まれており、ボビーは両方は救えないと判断。生存率の高い女性を助けることを決断する。
しかし、アビーに婚約者を助けると約束したバックは、外からステンレスの車両を切断し、そこから女性を救助。次に、はりをどかせ、サムも無事、救助される。
RVパークに泊めた車の中にいた息子のマイロをさがす父親。救助犬がマイロを見つけるが、マイロは内部斬首と呼ばれる環椎後頭関節脱臼で、脊椎と頭骨がつながってない危険な状態だった。 救助ヘリですぐに病院へ搬送されることになるが、呼吸が止まってしまう。ヘンはチューブを慎重に入れ、気道を確保し、マイロを救う。
アシーナは襲われたときの記憶がほとんどなく、被害者支援員のサンフォード先生に警官としての自分の直感を信じられなくなったと打ち明け、この先、現場に戻ることを不安に感じていた。
ジョシュは自分を襲ったグレッグの裁判で証言し、グレッグと決別する。
マイケルは検査の結果、脳腫瘍が30%小さくなったと分かる。 マイケルは一緒にエレベーターに閉じ込められた医師と再会し、2人は食事をするのだった。
アビーは旅で自分を取り戻したが、ロサンゼルスに戻ってバックといたら、また自分を見失ってしまうことを恐れ、戻ってこなかったとバックに話す。 バックはアビーとサムと幸せになるように願うのだった。
アシーナの娘メイが高校を卒業し、卒業パーティーが盛大に開かれる。 最近、具合が悪く、においに敏感になったマディは妊娠していた。マディとチムニーは妊娠に喜ぶ。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第17話「無力前回のあらすじと感想はこちら≫【終】『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の最終話 第18話「次に待ち受けるもの」の感想
列車が脱線。その列車に乗っていたアビー。なんと婚約者と一緒でした。 幸せを願う招待客が新婦の靴を盗むというウクライナの結婚式をしていたのは、自分が結婚するからだったようです。
脱線した列車は、線路沿いにあったRVパークに突っ込み、そこでも多数の死傷者が。 マイロは環椎後頭関節脱臼という恐ろしいケガを負っていました。「内部斬首」とも呼ばれているというのが、怖すぎる…。
それでも、明るく前向きなマイロ。貧しい生活でもいい父親とたくましく生きてきたことが、強い精神力を生んだようです。
ヘンの処置で気道も確保され、すぐに病院へ。マイロが無事に助かっているといいですね。
ヘンは医学部を目指して、猛勉強。最後は、チムニーも勉強に協力。医学部への入学はすぐにかないそうです。
救助する人を選ばなければならなくなるが…
脱線事故で大きく傾いた車両を登るように進む救助隊。 アビーに婚約者がいると知って驚いたバック。こんな風に知ることになるなんて、切ない…。
動揺しながらも、アビーの婚約者のサムを救助しようと奮闘するバック。 しかし、はりには2人が挟まれていて、どちらかを選ばなければいけない状況に。 どちらの命を選ぶか選択しなければいけないなんて、過酷すぎる…。
ボビーは生存率の高い女性を選びますが、バックは2人とも助けられる方法を提案。 それにしても、脚の骨がお腹に突き刺さるというのが、事故のすさまじい衝撃を物語っていましたね。
列車に押しつぶされる危険を承知でバックは、外から女性を救助。列車がいつ倒れるか分からない中、それでも2人とも救おうとするバック。 救助が成功して、女性もサムも助かって本当によかった。
自分たちの危険を顧みずに、次々と人を救助する救急隊はすごいですね。
その後、アビーとバックは話をすることに。バックはまだアビーに未練がありましたが、これでようやく蹴りがつけられそう。
助けた人を通して世界を見ていただけだったアビーは、旅で本来の自分を取り戻していましたが、そこにバックの居場所はなかったようです。
バックといたら、また自分を見失うことを恐れていたアビー。 別々の道を歩くことになったアビーとバックは切ないですが、バックはアビーの幸せを願うことで先に進めそうですね。
心の傷を負ったアシーナ
マイケルの脳腫瘍は小さくなり、エレベーターに閉じ込められた医師とも再会。
エディはサマーキャンプに行く息子から逆に心配されてしまったようです。クリストファーが書いたカードには「楽しい時間を」と書かれていました。クリストファーのホームシックも心配なさそうですね。
ボビーとマイケルが壊した暖炉は、貧相なたき火台になってしまいました…。
アシーナは襲われた被害者としてサンフォード先生と面談。 被害者支援がしっかりしているようで、ひどい暴行を受けたアシーナの心のケアも行われていました。
他の被害者女性のことを心配していたアシーナは、自分のことは後回しに。 脳が自分を守るためにつらい記憶を排除しようとして、襲われたときの記憶もあいまいになっていたアシーナ。 「覚えてないからって傷が軽くなるわけじゃない」「傷を比べるのはフェアじゃない」というサンフォード先生の言葉が印象的ですね。
心の傷は人と比べられないし、傷を負った事実は変わらず、トラウマはそう簡単に癒えるものではないようです。
アシーナは襲われたことで、警官としての自分の直感を信じられなくなってしまいました。骨折だけでなく、心まで深く傷つけられたアシーナ。 警官として復帰することに不安を覚えるように。時間が傷を癒してくれるといいですね。
マディは妊娠
マディは妊娠。予想外だったようですが、マディもチムニーもうれしそうでよかったですね。 新しい家族が増えそうです。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン4は?
『9-1-1:LA救命最前線』はシーズン4の製作が決定しています。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の登場人物・キャスト
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマの中で流れた曲
- Mystery Train - ELVIS PRESLEY
- Party Train - THE GAP BAND
- Let's Groove - EARTH, WIND & FIRE
- Only You - YAZ