『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第17話「無力」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意!

  • 『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第17話「無力」
  • 9-1-1 Season3 Episode17 "Powerless"
海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』

※ネタバレしています。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第17話「無力」のあらすじ

気球に乗る母親と10歳の娘ソフィ。操縦士のニックは強風が吹き始めたため、着陸しようとするが、ソフィだけ乗せたまま気球は再び上空へ。 母親は無線でソフィは無力ではないと励まし、ロープを引き、気球を降下するように伝える。

救助されたソフィは、自分にも力があることが分かり、離婚しようとしている母親と父親にセラピーに行ってほしいと頼むのだった。

木の伐採にクレームをつける女性は、作業員がクレーンに乗ったままトラックを奪って、逃走。 途中で電線にぶつかり、大規模な停電が発生。停電で事故が多発し、ボビーたちは大忙しになる。

マディは巨大冷凍庫に閉じ込められたゴードンから通報を受けるが、救助要請が立てこみ、ゴードンは何時間も待つことに。 ゴードンは気絶してしまうが、ボビーたちは電気ショックを与える医療機器を使って緊急時用の電気錠をあけることに成功。ゴードンは低体温だったが、救助は間に合った。

不動産業者ジェフリー・ハドソンが連続レイプ犯だった事件を捜査するアシーナと刑事のルーは、映像に映っていた被害者から話を聞く。 被害者の1人はネックレスを取られたと証言。 犯人が持ち去った戦利品が見つかれば、証拠になる。

クレジットカードから犯人は何度も行動範囲からは遠いコーヒーショップに行っていたことが判明。

アシーナはコーヒーショップの隣に貸倉庫があると気付く。貸倉庫の中には犯人の寝床が。 アシーナは無線で応援を要請するが、犯人に襲われ、激しく殴られる。ただ無線で殴られている音を聞くしかできないボビーたち。銃声が聞こえ、ボビーはアシーナの死を覚悟するが、アシーナは犯人の男を撃ってケガをさせ、逮捕していた。

脳腫瘍の検査に来ていたマイケルは、停電で医者の男性とエレベーターに閉じ込められる。会話が弾み、エレベーターから出た後も、医者の男性はマイケルに何か話したそうだったが、アシーナが病院に搬送されたと連絡を受け、マイケルは駆け出す。

ボビーはひどく殴られたアシーナの姿を見て、自分の無力さを感じていた。マイケルはハンマーで一緒に暖炉を壊そうとボビーに提案。 壊して新しい暖炉を作ることにする。

911のオペレーションセンターが襲われた事件でジョシュは法廷で陳述するように頼まれる。ジョシュは今も襲われたグレッグに力を握られている気がして、陳述を渋っていたが、力を取り戻すためにも法廷で陳述することを決める。

カレンはヘンの浮気を疑い、チムニーに相談。だが、浮気は勘違いで、ヘンは外科医のイメルダ・ロイス先生に医学部の受験について相談していただけだった。

メイはプロムのドレスの写真を、勇気の証しである傷を負ったアシーナとも一緒に撮る。

そんな中、列車が脱線し、大勢の負傷者がいると通報が。通報者は911の元交換手のアビーだった。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第16話「逃してしまった人」前回のあらすじと感想はこちら≫

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第17話「無力」の感想

無力さを感じる人たち

気球が10歳のソフィだけを乗せて、上空へ飛びたってしまう事故が発生。優雅に浮かんで見える気球ですが、あんな風に強風であおられたりすると怖いですね。

気球はロマンチックだが、事故になることもあると語るバック。元恋人のアビーから聞いたようです。

両親が離婚することになり、無力さを感じていたソフィでしたが、気球を操縦したことで、自分にも力があると信じられるように。 セラピーに行ってほしいと頼むソフィー。言いたいことが言えてよかった。もし、両親が離婚することになっても、自分の気持ちをちゃんと伝えて、乗り越えることができそうです。

同じく無力さを感じていたジョシュも、法廷で陳述することを決意。 犯人が逮捕されたら、それで事件は終わりだと思いがちですが、被害者の心にはずっと襲われたときの無力感が残されていました。

しかも、法廷で自分を襲ってきた犯人と直接、向き合って、状況を話さなくてはならないのは、想像しただけで、しんどいですね。

レイプ被害者の女性たちも、自分が襲われたときの映像を見せられて、事情を話さなければいけないなんて…。「私の心は取り換えられない」という女性の言葉が突き刺さりました。

木の伐採にクレームを言う女性

木の伐採に文句を言う女性は、トラックで暴走。「権力は私が持ってる」「木の虐殺者を逮捕して」など狂気を感じることばかり叫ぶ女性が怖すぎる…。

作業員がクレーンに乗ったままトラックで逃走する女性。電線に突っ込み、大規模な停電が発生する事態に。 「木の虐殺者」だと騒いでいましたが、自分は「電力の虐殺者」に。

さらに、停電のせいで事故が多発!  木を守ろうとする女性のせいで、人間が犠牲に…。

クレーンに乗っていた作業員は危うく死ぬところでしたね。配送トラックに飛び込み、感電を免れることができました。配送トラックの屋根まで突き破る衝撃でしたが、無事でよかったですね。

停電のせいで、巨大冷凍庫に閉じ込められたゴードンは凍え死にそうに。 停電しても、冷凍肉や密閉されているせいで冷凍庫内は冷えたままになっていたようです。

酸素は数時間もつからと救助は後回しに…。 そんなの辛すぎますね。

ビニールシートを体に巻き付け、頭にはアルミホイルを巻いて防寒するゴードン。頭にアルミホイルを巻くのは、疑似科学や陰謀論を信じる人が脳をシールドできると考えて作ったティンホイル・ハットみたいで面白い。

ボビーたちは電気ショックを与える医療機器を使って緊急時用の電気錠をあけることに成功。 救助器具がバッテリー切れするほど救助してきたなんて、停電のせいで相当大変だったようです。 ゴードンが凍死しなくてよかった。

アシーナは犯人を逮捕するが、大ケガを

アシーナはレイプ犯の手がかりを追い、1人で貸倉庫の中へ。 犯人に襲われるアシーナ。激しく殴られる音を無線でただ聞くことしかできないのが、もどかしいですね。

激しく殴られても、アシーナは銃を発砲し、犯人を逮捕。たった1人でひどいケガを負いながらも、犯人を拘束していたのには、驚きました。警官の執念ですね。

命に別条はないアシーナでしたが、殴られて腫れた顔は痛々しい。 ボビーもそんなアシーナの姿を見て、無力さを感じることに。

そこで、マイケルは暖炉を壊そうと提案。 ハンマーで暖炉を壊す2人は楽しそう。 破壊するだけではなく、新しい暖炉を作るというのが、いいですね。

マイケルは停電のせいでエレベーターに閉じ込められましたが、一緒に閉じ込められた男性とは、息が合いそう。 また会えるのでしょうか…。

ヘンは医師を目指す

カレンはヘンの浮気を疑いますが、それは勘違い。鉄板焼きが和食店と認識されているのは、ちょっと違和感がありますが、アメリカでは日本人が鉄板焼きを広めたので日本料理として認識されているそうです。

イメルダ・ロイス医師は前回、登場した外科医。

医師を目指すことにしたヘンでしたが、チムニーはさみしそうでした。

最後には列車が脱線したと通報が。なんと通報者はバックの昔の恋人アビーでした。 バックとアビーが再会することになりそうですが、事故現場は悲惨なことに。 救助は困難を極めることになりそうです。

刑事ルー役を演じているのは、ドラマ『GRIMM/グリム』のレナード警部補役で知られるサッシャ・ロイズです。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の登場人物・キャスト

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Up, Up and Away - THE 5TH DIMENSION
  • Forever Half Mast - LUCY DACUS
  • Ice Ice Baby - VANILLA ICE
  • Sunshine (Adagio in D Minor) - JOHN MURPHY
  • The Bones - MAREN MORRIS, HOZIER

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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