『S.W.A.T.』シーズン3 第14話「憎悪」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意!

海外ドラマ『S.W.A.T. スワット』
  • 『S.W.A.T.』シーズン3 第14話「憎悪」
  • S.W.A.T. Season3 Episode14 "ANIMUS"

※ネタバレしています。

『S.W.A.T.』シーズン3 第14話「憎悪」のあらすじ

ルカとストリートは家の近所で銃声を聞き、現場に駆けつける。そこでは、マーコスの仲間ベンベンが撃ち殺されていた。

マーコスは敵対するギャングのトニーの仕業に違いないと言い、復讐しようと決めていた。 ルカは銃の不法所持でマーコスを逮捕し、復讐に走らないように連行する。

トニーにはアリバイがあり、捜査は行き詰る。ルカはマーコスを説得して協力させ、ベンベンがレジ係のステイシーに惚れていたことを聞き出す。 ベンベンはステイシーと付き合っていたが、ステイシーの元カレが嫉妬でベンベンを殺したことが判明。 マーコスは裁判で証言する代わりに、銃の不法所持での起訴が取り下げられる司法取引に応じるのだった。

一方、法律事務所では弁護士のマリアとスタッフ3人が射殺され、女子寮でも乱射事件が発生する。

共通点は男が女性への不満をぶちまけ、復讐したいというチャットルームの書き込みだった。 犯人はその妄想を読み、実行に移していた。

チャットルームの管理者は女性で、男差別をなくす男性権運動を支持しているという。チャットルームの管理者は殺人だと知り、捜査に協力。過激なメンバーをリストアップする。 その中のドニー・ウォードは怪しい書き込みをしており、スワットが家に突入。殺されたウォードの彼女の死体が見つかる。

ウォードの次の狙いは、チャットに名前が出ていたジャーナリストで政治活動家のマロリー・レイン博士だと判明。 授賞式が行われるホテル会場にウォードはウエイターのふりをして紛れ込み、スワットに追われながらもウォードはマロリー・レイン博士を銃撃しようとする。

クリスはウォードを射殺し、阻止。事件は解決するが、チャットルームのメンバーは増え、犯人のウォードを絶賛する書き込みがされるのだった。 さらに、ウォードの事件に影響され、カンザスシティでも女性を狙った乱射事件が起きてしまう。

ホンドーは前に付き合っていた検事補のニアと再会。ニアに誘われるが断り、ホンドーはニシェルとの関係を真剣に考える。

クリスが警官になった理由は、男のグループにさらわれた末にレイプされ、そのことにおびえるのにうんざりしたからだった。 クリスは被害者であることをチームに知られたくないと新聞の取材を断っていたが、女性を狙う事件が相次ぎ、声をあげることを決めるのだった。

『S.W.A.T.』シーズン3 第13話「液体らしく」前回のあらすじと感想はこちら≫

『S.W.A.T.』シーズン3 第14話「憎悪」の感想

ルカの家の近所で事件が

ルカとストリートが住む家の近所で殺人事件が発生。 ギャング同士の殺し合いかと思いきや、真相は痴情のもつれ。

殺されたのは、通称 ベンベン。変わったあだ名は2回呼ばないと気付かないから。復讐しようと粋がるマーコスを止めるため、ルカはマーコスを逮捕。

警官のルカとギャングのマーコスには、共通点はないように見えましたが、まわりの目を気にして、メンツを保ちたい気持ちは同じ。 ルカは粘り強く説得し、マーコスを捜査に協力させることができました。

マーコスの話でベンベンが付き合っていたステイシーのことが分かり、嫉妬に狂ったステイシ-の元カレが犯人だと判明。 真相が分かり、ギャングの抗争も防げてよかったですね。

よそ者だと言われていたルカでしたが、少しずつ同じ地元で暮らす仲間だと信頼してもらえそうです。

女性を狙った憎悪事件

女性を狙った乱射事件が発生。 最初に浮上した容疑者は、動機がありましたが、アリバイが…。

子どもの養育権を失い、妻の弁護士を殺すと脅していたチャド・ウェザリーは、ナンパのテクニックを教えるセミナーを生配信していたアリバイがありました。 殺人犯ではありませんでしたが、チャットルームでは妻の弁護士の名前を出し、過激な書き込みをして、殺人を誘発。

言論の自由を振りかざすチャドにホンドーが「言論は自由だが、脅しは違法だ」と言い返すのがすっきりしましたね。

次は、大学の女子寮で乱射事件が発生。これもレベッカという女子大生に怒ったデイヴという男がチャットルームで不満をぶちまけたのが原因。

デイヴという男は、女性との行為を勝手に隠し撮りし、流出させると脅す最低なやつでした。 自分のことを棚に上げて、女性ばかり攻撃するなんて…。

チャットルームの名前は「真実に目覚めろ Take The Red Pill」。 直訳すると「Take the red pill(赤い薬を飲め)」という意味。

「赤い薬を飲め」というのは、映画『マトリックス』のセリフから。「目を覚まして、現実に直面する」という意味があるそうで、フェミニズムを嫌う男性権の活動家がよく使う言葉だそう。

チャットルームの男性たちは、目を覚ますどころか、都合の悪いことは全部、女性のせいにしているようにしか思えない…。

そんなひどいチャットルームの管理者が女性だったのには驚き。 ひどい書き込みもただのガス抜きだと言っていましたが、現実では殺人にまで波及。

チャットルームの過激なメンバーのドニー・ウォードは、アサルトライフルのARー15を所持し、弾も大量に購入。次々とチャットルームに書き込まれたことを実行に移していました。

自分の彼女まで殺していたウォード。次はマロリー・レイン博士を狙い、ウエイターのふりをして侵入。 クリスが犯人を射殺しましたが、それでもチャットルームでは犯人を絶賛する書き込みが増えたというのが恐怖…。

チャットルームで悪意が増幅されていくのが、恐ろしい。さらに、最悪なことにロサンゼルスの事件に影響され、カンザスシティでも女性が狙われる乱射事件が発生。 女性というだけで憎悪の対象になり、殺しの標的になるなんて…。

クリスは事件をうけ、取材を受けることを決意。 クリスが警官になった理由は、壮絶でした。性犯罪者は許せない!

クリスが声をあげることで、醜い世の中も少しずつ変わっていくかもしれませんね。

ホンドーは元カノの検事補ニアと再会。 ニシェルと引き離すようなことを言うニアでしたが、ホンドーはニアの誘いを断り、ニシェルの元へ。 ホンドーも ニシェルとなら、真剣な付き合いができそうですね。

『S.W.A.T.』シーズン3の登場人物

『S.W.A.T.』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマで流れた曲

  • Made - BATTLE TAPES
  • For What It's Worth - THE LONE BELLOW

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