『S.W.A.T.』シーズン3 第13話「液体らしく」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意!

海外ドラマ『S.W.A.T. スワット』
  • 『S.W.A.T.』シーズン3 第13話「液体らしく」
  • S.W.A.T. Season3 Episode13 "EKITAI RASHKU"

※ネタバレしています。

『S.W.A.T.』シーズン3 第13話「液体らしく」のあらすじ

ロサンゼルスに潜伏していた暴力団ノザワ組の幹部コウジ・キムラを確保したスワット。警視庁へ身柄を引き渡すため、ヒックス、ホンドー、ディーコン、タンの4人が東京へ護送することになる。

警視庁の重大犯罪課のヨシダ課長にキムラを引き渡し、ホンドーたちは東京観光を楽しもうとするが、キムラを乗せた護送車が襲撃され、キムラは逃亡してしまう。 ヨシダ課長と古い付き合いのヒックスはキムラの捜索の手伝いをしたいと申し出、スワットもオブザーバーとして協力することになる。

キムラは女子プロレスラーのリオと付き合っていることが判明。ロサンゼルスにリオを呼び寄せようとしていた。 ホンドーたちはリオのいる女子プロレスの店を訪れ、格闘になるが、リオたちを確保。キムラを逃がしたのは、リオたちだった。

リオによると警察内部から情報がもれ、キムラが組を解体できる証言をすることが組長のノザワにバレていたという。

キムラが隠れていたホテルの部屋では殺しに来たノザワの手下が殺されており、手下の携帯には警視庁から着信が残っていた。

顔認証で品川駅にいることが分かったキムラ。キムラはノザワに殺される前に、ノザワを殺そうとしていた。 屋上のレストランでキムラとノザワ組は銃撃戦を起こし、日本の特殊部隊SPUとホンドーたちが突入。 キムラはパラシュートで屋上のレストランから逃亡する。

情報屋でキムラの親友であるチンピラのサトウは、5年前にロサンゼルスで盗まれた野茂英雄のサイン入りバットを取り戻せば、キムラの情報を話すという。

ロサンゼルスのストリート、クリス、ルカはバットを取り戻そうと奔走。ルカはバットを取り戻すため、バットの持ち主の子どもにヘリでスタジアムに連れていくと約束する。

バットが戻り、サトウはキムラには母親と慕うミツさんがいると話す。キムラはミツさんが運営する孤児院で育ったのだった。

キムラはその孤児院にいることがノザワにもバレるが、そこに特殊部隊も突入。 ノザワは逮捕され、キムラも逮捕される。 キムラは組を解体する証言をするまで安全な場所で守られることになる。

ヨシダ課長は祖父が中国で戦った影響で、タンに冷たい態度を取っていたが、最後には謝り、打ち解けるのだった。

ストリートは兄のネイトが死んで落ち込んでいたが、恋人のモリーと一緒に乗り越えることにする。

ホンドーは恋人のニシェルにおすすめされた増上寺を訪れ、東京タワーをビデオ通話で見て、一緒に東京観光をするのだった。

『S.W.A.T.』シーズン3 第12話「グッド・コップ」前回のあらすじと感想はこちら≫

『S.W.A.T.』シーズン3 第13話「液体らしく」の感想

日本が舞台に

今回のエピソードは日本が舞台に。東京で3日間のロケが行われ、撮影されたそう。

最初はロサンゼルスにあるリトルトーキョーのマッサージ店からスタート。 日本風の部屋でしたが、ものすごく派手でしたね。 障子や畳、カラオケ、日本刀など日本らしいものが登場しましたが、最後の部屋にはなぜか西洋の甲冑が飾ってあったような…。

なんちゃって日本感がそこはかとなく漂っていましたね。

ヒックス警視が警視庁のヨシダ課長と古い知り合いということで、ホンドー、ディーコン、タンが東京へ逮捕したキムラを護送することに。

ドラマでは都庁が警視庁という設定に。 警視庁と言えば、霞が関にある建物が有名なので、ちょっと違和感が。

警視庁

法律では、「都警察の本部として警視庁を置く」( 警察法47条1項抜粋)と定められている。法律上は東京都の警察は都警察(同法36条1項参照)であり、警視庁はその本部に当たる。 東京都公安委員会の管理の下、 警視総監がその 事務を統括するが(警察法48条2項)、 給与支払者は 東京都知事である。府県警察のように 管区警察局の管理下に置かれておらず、広大な 面積を有する 北海道警察と同じく、 警察庁の直接の監督下にある。 本部の所在地は 東京都 千代田区 霞が関二丁目1番1号。本部の所在地付近の旧称「外桜田門」から、 通称あるいは 隠語として「」と呼ばれることもある。 警視庁本部庁舎(地上18階、地下4階)の高さは塔部込みで123.85mで、警察庁と警視庁が使用する 警察総合庁舎、警察庁本庁が置かれている 中央合同庁舎第2号館 と隣接している。

護送車を運転する警察官が「ロサンゼルスで映画俳優を見たか?」と容疑者のキムラにフランクに話しかけるのは、日本っぽくなかったですね。 護送車の襲撃もサブマシンガンが使用されるというギャングの抗争のような様相に…。

暴力団のノザワ組も堂々とただの拳銃じゃなくサブマシンガンを所持。警視庁の技術班の女性もかなりファンキーでびっくりしました。

キムラを追う

東京観光をしようとしていたホンドーたちはキムラの捜索に協力することに。 ラーメンも日本食として人気なんですね。

キムラの彼女で女子プロレスラーのリオの店では、大乱闘に。このシーンは歌舞伎町のロボットレストランで撮影されたそうです。

護送車を襲撃したのは、ノザワ組ではなく、リオたち女子プロレスラーでした。

キムラがいたホテルの部屋はかなり変わった部屋でしたね。 警視庁にはノザワ組に情報を流す裏切り者が。最後まで裏切り者はわからなかったのはモヤモヤしました。

キムラは新幹線のホームの防犯カメラに映り、品川駅にいることが判明。 ノザワの行きつけの屋上レストランでノザワを殺すつもりだったキムラ。

そこに突入したのは、スワットではなく、日本の特殊部隊SPU。SATじゃなかったのがちょっと残念。スワットとSATの合同訓練が見てみたかった。

それにしても、SPUの傘みたいなシールドがダサい…。 傘のようにして日本風にしたかったのでしょうか…。

そして、なんとキムラはパラシュートで脱出してしまうのでした。

ロサンゼルスではバットを追うことに

チンピラの情報屋サトウは野茂英雄のサイン入りバットを取り戻せば、キムラの情報を話すと約束。

野茂英雄

「トルネード投法」と呼ばれる独特なフォームから繰り出されるフォークなどで三振を量産し、 NPBと MLBで活躍した。NPB時代はパリーグ初の 沢村栄治賞を受賞している。MLB時代には ノーヒットノーランを2回達成、 最多奪三振を2回獲得、 新人王受賞というアジア人選手初の偉業を成し遂げている。

バットは盗まれたと言っていましたが、実は弁護料の代わりに渡されていたことが発覚…。それでも、バットを取り戻すため奮闘するルカ、クリス、ストリート。 大事なバットのはずなのに、犬にかじられていたというのが、びっくり。

本物のバットは野茂英雄のファンの少年のもとに。 ルカはバットを取り戻すため、スタジアムまでヘリに乗せていくと約束。すごい約束をしましたね。スケールが違う。

なんとヘリを1時間飛ばすのに、9000ドルもかかることが発覚!  およそ90万円…。そんなにかかるんですね。

ネイトの死で落ち込んでいたストリートでしたが、モリーと悲しみを分かち合うことに。 ヘリとバイクの競演も見られましたね。

今回、初登場したルカの弟テリーは事件現場を撮影するカメラマンのようです。

スワットは日本の特殊部隊に「常に動け、液体らしく」というモットーを伝授。 タイトルの「液体らしく」はそういう意味だったんですね。

中国人のタンがヨシダ課長に冷たくされた理由は、祖父が中国で戦ったという理由でした。タンだけ名刺を渡されないなど、理不尽なことをされたタンでしたが、最後は和解。最後はロサンゼルスに来たら、飲みに行こうと誘う仲になってよかったですね。

ホンドーは増上寺を訪れ、東京に住んでいたことのあるニシェルとビデオ通話。 東京タワーがオレンジ色のエッフェル塔みたいという感想は新鮮。

それにしても、ディーコンの妻アニーやホンドーが言っていたバナナの形のお土産というのが気になりますね。 「東京ばな奈」のことだったのでしょうか…。

東京ばな奈

東京ばな奈(とうきょうばなな)は、 日本の 菓子のシリーズ。 東京の 土産菓子である。

ちょっと気になる点もありますが、スワットが日本で活躍する姿を見れたのは面白かったですね。

サトウ役を演じているのは、『クリミナル・マインド 国際捜査班』で日本の刑事役でゲスト出演したこともある小澤征悦。

女子プロレスラーのリオ役を演じているのは、 ドラマ『ARROW/アロー』にも出演している福島リラ。

ルカの弟テリーを演じているのは、『ウォーキング・デッド』のベータ役で知られるライアン・ハーストです。

『S.W.A.T.』シーズン3の登場人物

『S.W.A.T.』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマで流れた曲

  • よふかしのうた - CREEPY NUTS
  • Tokyo Nights - DIGITAL FARM ANIMALS, SHAUN FRANK, DRAGONETTE

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