- 『S.W.A.T.』シーズン3 第11話「バッド・コップ」
- S.W.A.T. Season3 Episode11 "BAD COP"
※ネタバレしています。
『S.W.A.T.』シーズン3 第11話「バッド・コップ」のあらすじ
つなぎを着て、マスクを被った5人組の強盗がカジノを襲撃。強盗の1人が逃げ遅れ、カジノの両替所に立てこもる。
両替所は防弾のアクリルガラスで覆われているため、ペイント弾をアクリルガラスに撃ち、犯人から見えないようにして人質を避難させ、ペッパースプレーをまき、強盗をいぶりだす。 強盗は銃を撃とうとしたため射殺される。
同じ手口の強盗事件は10件以上続き、死者が10人以上も出ていた。
逃げた4人の強盗のうち1人はICタグが組み込まれた盗んだチップを換金しようとして逮捕される。仲間3人の居場所を吐き、全員逮捕されるが、新たな強盗が発生する。
10件以上続く同じ手口の強盗だったが、実はそれぞれ別のグループが行っていた。 昨日カジノを襲った強盗のリーダー ハーデンを調べると、服役中、自称レイチェルという女性とメールをやり取り。レイチェルは結婚したければ愛を証明しろとカジノを襲うように仕向けていた。
自称レイチェルは他にも数多くの偽名を使い、男たちとメールをやり取り。男たちを手玉に取り、同じ手口で強盗をやらせ、自分は強盗現場に客として入り込んでいたのだった。
レイチェルはホテルをチェックアウトし、逃亡。しかし、駐車係がプライベートなポーカーゲームの話を電話でするのを聞いていた。 レイチェルの次の狙いは大金がかけられるプライベートなポーカーゲームの会場だった。
その会場を突き止めたスワットは突入し、5人組の犯人を次々と確保。 残った1人は人質を取って逃がすように要求するが、その人質はレイチェルだった。 レイチェルは銃を撃とうとして逆に撃たれ、逮捕される。
誤射でスワットを懲戒免職になったバック・スパイビーが新しく立ち上げる警備会社にディーコンを誘いにくる。 バックが組むという元陸軍のオーエン・ベネットと会ったディーコンだったが、もらった勲章を金のために利用しているようだと不安に思っていた。 ホンドーとバックの後押しもあり、ディーコンはスワットに所属したまま警備会社の経営にかかわることを決める。
バーで強盗を2人射殺したストリートは、死体を片付ける映像で脅され、ノーランの用心棒にさせられる。 ストリートは警官を辞めてしまい、クリスたちは心配するが、ストリートははねつける。
ストリートはもう1人の用心棒バーバーの腕を折り、ノーランに同行することに。 ノーランは新しいパートナーを取りこむためか、誰かと接触。
ストリートは隠れ家でホンドーとヒックスにノーランの懐に入ったと報告するのだった。
『S.W.A.T.』シーズン3 第10話「モンスター」前回のあらすじと感想はこちら≫『S.W.A.T.』シーズン3 第11話「バッド・コップ」の感想
同じ手口の強盗には黒幕が
カジノを襲う5人組の強盗。 取り残された強盗の1人はカジノの両替所に立てこもり。
防弾のアクリルガラスで囲まれていましたが、ホンドーは機転を利かせ、ペイント弾で犯人の視界を遮ることに成功。 それだけでなく、ペッパースプレーでも攻撃。 訓練用のペイント弾がこんな形で役に立つとは、意外でしたね。
カジノのチップにはICタグが組み込まれており、それを知らなかった強盗の1人は換金しようとして逮捕。 チップには盗難や偽造防止のためICタグが入っているそう。 タンはポーカーやカジノにやけに詳しかったですね。
他の強盗3人も逮捕され、事件は解決したかと思いきや、新たな強盗事件が発生。 手口は同じでも、犯行グループは別だったのでした。
「ハンバーガーのチェーン店みたいにユニフォームと業務は同じだけど店舗が違う」という例えが分かりやすいですね。
まさか強盗の手口までチェーン展開されているとは…。 殺人もいとわない凶悪な強盗の手口。黒幕は服役囚たちを手玉に取る自称レイチェルという女でした。
男を夢中にさせ、結婚したければカジノを襲えとそそのかしていたレイチェル…。新手の結婚詐欺みたいですね。
10人以上の男たちを虜にして、強盗をさせていた魔性の女レイチェルにはびっくり。 すっかりだまされていた男たちが憐れですね。
自称レイチェルは強盗現場のカジノに客として紛れ込み、犯行を監視。 最後に狙ったポーカー会場にも姿を現し、人質にされたように見せかけますが、失敗。 ピンクゴールドの時計でホンドーに気付かれたレイチェル。最後には銃を撃とうとするなど、とんでもない黒幕でした…。
凶悪犯を骨抜きにして、強盗をさせたレイチェル。だまされる男たちがバカだったのか、レイチェルの手管が相当のものだったのか…、どちらにしろ、凶悪な強盗犯が黒幕ごと捕まってよかったですね。
ディーコンは警備会社に誘われる
ディーコンはバックに誘われ、高所得者向けの警備会社に携わることに。 誤射のこともあり、バックの名前は出せないようですが、成功する見込みは高そうでしたね。
ディーコンはスワットを辞めてしまうのかと思いましたが、スワットを辞めずに警備会社はサイドビジネスとして参加できることに。 現役のスワット隊員がいる警備会社なんて、安心感が違いますね。
ストリートは潜入捜査をしていた
警官を辞めたストリートでしたが、実は潜入捜査をするためのお芝居だったようです。ヒックスとの言い合いも、計算通りだったよう。
ノーランの用心棒を引き受けたり、クリスやタンの助けをはねつけたときには、ストリートが悪い道へ入ってしまったのかと心配でしたが、ノーランに近づくためでした。
クリスやタンたち、ネイトは潜入捜査のことを知らないようです。 ネイトを遠ざけようとしたストリートですが、ネイトはバーの仕事に戻ってしまうことに。
ヘロインの捜査のため、ノーランの用心棒として潜入したストリート。 それを知るのはホンドーとヒックスだけのようです。
みんな、ストリートのことを本気で心配していたのに。 特にクリスはストリートのことを深く後悔していたのに、潜入捜査のためだったと知ったら、びっくりですね。
『S.W.A.T.』シーズン3の登場人物
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