『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第4話「きっかけ」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意!

  • 『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第4話「きっかけ」
  • 9-1-1 Season3 Episode4 "Triggers"
海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』

※ネタバレしています。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第4話「きっかけ」のあらすじ

バックは消防士として復帰する日を目指して努力しながら、消防保安官として消防訓練の採点をしていた。分署が津波被害に遭ったリナ・ボスコがバックの代わりに118分署に。

消防訓練の中、アランは警報の光と音で発作が誘発され、倒れてしまう。アランが倒れ、階段で避難中だった人たちもドミノ倒しのように次々倒れてしまう。 弁護士のチェイス・マッキーはその事故現場で名刺を配り、LA消防局のせいでケガをした42人で集団訴訟を起こし、市を訴えようと画策。 バックに118分署を非難する宣誓供述書に署名させようとするが、バックは仲間を裏切ることはないと断る。

ヘンとカレンは妊娠の準備をするが、息子のデニーと生まれてくるきょうだいがケンカばかりにならないか心配する。

そんな中、母親のジュディス、息子のカムデン、ジェシーが乗った車が地面ごと崖から落ちる事故が。地面が柔らかく、1人ずつ引き上げて救助。兄のカムデンと弟のジェシーは転落する前は兄弟げんかをしていたが、兄のカムデンは弟のジェシーや意識を失った母親のために強くなろうとしていた。

母親もジェシーもカムデンも無事に助け出され、ヘンは兄弟が支え合う姿に心を打たれる。

一方、母親を亡くした姉妹は遺品のことで言いあっていた。 モイラは自分が母親の指輪を受け継ぐべきだったと考え、姉妹が眠っている間にこっそり自分の指にはめる。しかし、マルガリータを作っていたモイラは皮膚に残った果汁が光で化学反応を起こし、光線過敏症になり、手が腫れあがる。 指輪をはめた指も腫れあがり、指輪を切断しなければ、指を失う事態に。

モイラの姉妹は指輪をすでに売ったと白状。 切断した指輪をヘンは半分ずつにし、分かち合うことの大切さを教える。

エディの息子クリストファーは津波に遭って以来、悪夢にうなされていた。精神科医にも相談したエディだったが、リナに乗り越え方は人それぞれだと助言される。

エディはクリストファーの絵に描かれた津波で溺れる女性が母親だと気付く。 クリストファーは母親の夢を見ていたのだった。

マディはお皿を割った瞬間、元夫からDVを受けていたことが脳裏によみがえる。 DV被害者の女性からと思われる通報を受け、マディはDV被害者と思われるジムのトレーナーのタラとその夫のヴィンセントに近づく。

バックはボビーが消防士復帰に反対したと知り、裏切られたと感じる。 バックは弁護士のチェイス・マッキーに相談し、消防士に復帰するため、市、消防局、隊長のボビーも不当解雇で訴えることを決断する。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第3話「捜し続ける者」前回のあらすじと感想はこちら≫

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第4話「きっかけ」の感想

復帰するため消防局を訴えるバック

バックは消防保安官として、消防訓練を監督。 みんなに風紀委員みたいだと嫌われてしまうバック…。

チムニーが「こんな大火災見たことない」と言っていたので、どんな火事かと心配していたら、消防訓練で一安心。

しかし、警報の光と音で発作が誘発されたアランが倒れ、階段は避難途中の人々のドミノ倒しに。 発作を起こしたアランはてんかんだったようです。

てんかん

古くから存在が知られている疾患のひとつで、 ソクラテスや ユリウス・カエサルが発病した記録が残っている。全般発作時の激しい全身の痙攣から、医学的な知識がない時代には、狐憑きに代表される「憑き物」が憑依したと誤認され、「放っておくと舌を噛んで死ぬ」と思われていたり、周囲に混乱を起こすことがあり、偏見や 差別 の対象となることもあった。 ...

ドミノ倒しの事故を嗅ぎつけたのはチェイス・マッキーという弁護士。訴訟社会のアメリカらしいですね。 ドミノ倒しの事故で大ケガを負った人はいなかったようなのに、集団訴訟で市を訴えるというのは弊害しかなさそう…。

バックも消防士の仲間は家族だと訴訟に否定的でしたが、最終的には自分が市や消防局、隊長のボビーまで訴えることになってしまいました。 消防士の仕事に復帰したいのは分かりますが、まさか不当解雇の訴えまで起こすなんて…。

しかも、隊長であるボビーまで。

もし、負ければ消防士として働くことは無理に。勝って消防士として復帰できても、訴訟のしこりは残りそう…。 バックには消防士として復帰してほしいですが、訴訟で家族同然のボビーや他の消防士の仲間を傷つけてしまいそうで心配ですね。

ヘンとカレンは子作りの準備

ヘンとカレンは妊娠の準備を開始。卵子を15個採取しても、最後に残るのは2、3個というのは大変そうですね。

息子のデニーにきょうだいができることを心配するヘンは、現場で兄弟と姉妹に遭遇。

崖から車ごと落ちた兄弟の兄カムデンは、弟のジェシーと母親のために強くなろうとしていました。自分も怖いはずなのに、弟のジェシーを先に助けてくれるように頼むカムデン。車が落ちる前は弟とケンカばかりしていたのに、いざという時は頼りになるお兄ちゃんでしたね。

それにしても、ボロボロと崩れ落ちて、やわらかすぎる地面が怖い!  底なし沼のような恐ろしい崖でしたね…。

そして、支え合う兄弟の次は、いがみ合う姉妹が登場。

母親の遺品をめぐってビッチと言い合う姉妹…。 母親から受け継いだ指輪をこっそり指にはめ、アレルギー反応で手が腫れあがり、指輪を切断することに。

光線過敏症は日光アレルギーとも呼ばれ、日光にあたっただけでじんましんが出るものや、皮膚に塗ったり、飲んだ薬の化学物質によるものなどがあるそう。

モイラは「マルガリータ皮膚炎」に。カクテルのマルガリータを作るときにライムの果汁が手についたまま日光にあたったせいで、アレルギーを起こしてしまったようです。 「マルガリータ皮膚炎」という名前が付くほど、マルガリータを作った時に起きやすいアレルギー反応のようですね。

それにしても、アレルギー反応であんなに手が腫れあがってしまうなんて、びっくり。 ライムやレモンなどの柑橘類の果汁が付着したまま日光に当たると「マルガリータ皮膚炎」になる危険性が。レモンパックも危険性があるそう。水で洗い流せば大丈夫だそうですが、身近なところにアレルギーの危険があるとは…。

結局、指輪は切断することに。母親から受け継いだ指輪をすぐに売っていたモイラの姉妹にはあきれるしかないですが、指輪は切断されて、半分ずつに。 いつまでもいがみ合う姉妹に母親も天国で嘆いていそうですね。

マディはDV被害者のタラに接近

エディは津波に遭って以来、悪夢にうなされるクリストファーを心配。 夢で見ていたのは、死んだ母親でした。母親のシャノンはシーズン2 第17話「願い事は慎重に」で交通事故により亡くなっていましたね。

父親のエディを悲しませないために、ずっと1人で抱え込んでいたというのがいじらしいですね。

マディはDVの被害者と思われる女性タラとその夫ヴィンセントを調査。 ジムのトレーナーをしているタラは一見、DV被害者には見えない、強い女性という感じですが、家の中では夫のヴィンセントに怒鳴り散らされ、DVを受けているようです。 一見しただけでは、タラとヴィンセントは普通の夫婦に見えるというのも怖い…。

マディはヴィンセントを監視。危うくヴィンセントをひき殺しそうに!  DVを受けていた自分の辛い過去と重なってしまったようです。

お皿を割った時にDVを受けていた過去がフラッシュバックしたマディ。 そんなマディを「過去もその人の一部だ それを僕に隠す必要はない」とそのまま受け入れてくれるチムニーはやさしくて、かっこいいですね。

マディはDV被害者のタラを助け出すことができるのでしょうか…。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の登場人物・キャスト

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Columbia Hotel Song - THE PALACE STEPS
  • Margaritaville - JIMMY BUFFETT
  • Toledo - BURT BACHARACH, ELVIS COSTELLO
  • I Hate Myself for Loving You - JOAN JETT & THE BLACKHEARTS

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

海外ドラマの動画配信サービス
スポンサーリンク

 
この記事をシェアする