- 『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第6話「モンスター」
- 9-1-1 Season3 Episode6"Monsters"
※ネタバレしています。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第6話「モンスター」のあらすじ
ハロウィーンで盛り上がるロサンゼルス。 収穫祭にやって来た男の子2人はいたずらばかりし、そのうちの1人ディーンはカラスに石を投げつける。怒ったカラスは群れで男の子2人に襲い掛かる。
ボビーたちはカラスに攻撃されないように、男の子2人を仮装させて救出する。 チムニーはグラノーラバーを1匹のカラスにあげ、襲われないようにする。
それから消防車や救急車の上でカラスを見かけるようになったチムニー。カラスは収穫祭で男の子を助けるときに落としたチムニーのネームタグを返しに来てくれたのだった。
マディはDV被害者のタラに近づき、暴力的な夫からタラを助け出そうとする。しかし、タラにマディの正体がバレ、ストーカーだと苦情を出されてしまう。 マディは心理アセスメントを受けるまで交換手の仕事をしないように命令される。
ハロウィーンで子どもたちがお菓子をもらいにくる中、衰弱した女の子が現れる。アシーナは近辺のハロウィーンの飾りつけをしていない家を捜索。その家の地下室では大勢の子どもたちが監禁されていた。 子どもたちは誘拐されたのではなく、親によって監禁され、虐待されていた。
バックは118分署に復帰するが、訴訟を起こしたバックに署員は冷ややか。 辛抱強さを身につけるため、ボビーに留守番を命じられる。
車のフロントガラスに男性が突き刺さっていると通報が。 男性をひいた女性は脳内出血を起こし、フロントガラスに人が突き刺さっていることに気付いていなかった。
2日後、ガソリンスタンドに寄ったバックはフロントガラスに人が突き刺さっている車を発見。男性を助け出す。 その時、バックは腕を切ってしまう。抗凝固剤を服用しているバックはERに回されるが無事だった。
ボビーはバックを心配して病院に駆けつける。そして、ボビーとバックは和解し、一緒に朝食へ向かうのだった。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第5話「レイジ」前回のあらすじと感想はこちら≫『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第6話「モンスター」の感想
カラスが襲い掛かる
カラスに石を投げつけた悪ガキたちは、カラスを怒らせた恐怖を思い知らされることに。 カラスは頭がよく、チンパンジー並みの知能を持つと言われているそう。
カラスが群れで襲ってくると考えただけで恐ろしいですね。 チムニーはヒッチコックの映画『鳥』そっくりだと思ったようです。映画『鳥』は、鳥たちが突然、人間を襲い始めるというパニックホラー映画。
自分を苦しめた相手を忘れないカラス。子どもたちを助け出すため、変装させることに。ハロウィーンでカラスから逃げるために仮装することになるとは…。ディーンは包帯ぐるぐる巻きでミイラ男に。 もう1人の男の子は消防士の格好に。
動物をいじめると、とんでもない目に遭うと思い知ったようです。
一方、餌をくれたチムニーにカラスは恩を感じ、落としたネームタグを返しに来てくれたようです。カラスの恩返し!?
チムニーにしか見えないと思われたカラスでしたが、ちゃんと実在していました。 不吉な兆候ではなくてよかったですね。
マディはタラを助けようとするが…
マディは暴力的な夫から助けようとジムのトレーナーのタラに近づきますが、ウソがばれてしまうことに。
車の故障を全部タラのせいにしたり、夫がタラに友達付き合いをさせないようにするのはDVをする夫の典型のようです。
映画館でばったり、タラたちを会ったマディ。 ちなみにマディとチムニーが見た映画はホラー映画の『ハロウィン』だったようです。
『ハロウィン』では殺人鬼のブギーマン(本名 マイケル・マイヤーズ)が登場。『ハロウィン』のオリジナルシリーズは8作品もあるそうです。
2018年には第1作目の40年後を描いた『ハロウィン』(2018)が公開に。 その続編の2作品の製作も決定しているそうです。
マディはタラを助けようとするあまり、一線を越えてしまったようです。 タラ本人にもマディの素性がバレ、苦情を出されてしまうことに。
自分がDV被害者と認めたくないタラ。なんとか自分から暴力的な夫のもとから逃げ出せるといいですが、なかなか難しそう。
行き過ぎた行動をしたマディは心理アセスメントを受けるように命令されることに。 人を助けるのは難しいですね。
虐待が発覚
ハロウィーンを楽しむ子どもたちでしたが、その中には衰弱した女の子が。仮装ではなく、真っ青な顔をした子どもが立っているというのはホラーでしたが、それよりも恐ろしいのは自分たちの子どもを地下室で監禁していた両親…。
ガスも水道も通っていない家でろくな食べ物も与えられず、地下室で鎖につながれていた子どもたち。 多くの子どもを作って、地下室に監禁していたというのが恐怖。 実の子どもをそんな目に遭わせるなんて…。
誘拐事件ではなく、おぞましい虐待事件が発覚。 ひどい目に遭う子どもたちが助け出されてよかったですね。
消防士に復帰したバック
復帰したバックでしたが、周囲の反応は冷ややか。 ヘンだけは復帰祝いでケーキをプレゼントしてくれました。ハロウィーンらしく、切ると血の出るケーキというのがすごい。
消防署で留守番を言いつけられたバックは子どもたちにお菓子を配る係に。 青いバケツの「ティール・パンプキン」とは食物アレルギーのある子どもたちもハロウィーンを楽しめるようにと小麦や卵・牛乳などを使用していないお菓子や玩具も用意するというプロジェクトだそう。
青いパンプキンは「ティール・パンプキン」に参加しているというマークだそう。「ティール」は青緑色という意味で、アレルギーへの認識を高めるイメージカラーだそうです。 食物アレルギーの子でも安心してハロウィーンを楽しめるのがすてきですね。
生意気な子どもにも負けず、留守番を頑張るバック。 冷ややかな態度だったエディとも仲直りできて一安心。 それでも、ファイトクラブに出ているらしいエディのケガが心配ですね。
帰りにガソリンスタンドに寄ったバックはフロントガラスに人が突き刺さった車を発見。 2日前に人をひいたまま気付かずにいたというのが怖すぎる!
脳内出血で判断力を失ったままでいた女性も、2日間もフロントガラスに突き刺さったまま放置されていた男性にも驚くばかり。
ハロウィーンのせいで凝った飾りつけと勘違いされ、2日間も放置されてしまったのでしょうか…。通報はあったものの、すぐには見つからなかったようです。 フロントガラスに突き刺さった男性も、脳内出血だった女性も命は助かったようでよかったですね。
それにしても、フロントガラスに人が突き刺さったまま何事もなく車を運転する様子はシュールでした…。
フロントガラスに突き刺さった男性を助け出すときに腕を切ってしまったバック。抗凝固剤を服用していると血が止まりにくくなるそう。 大事に至らなくて一安心。
病院に駆けつけてくれたボビーとも和解。 色々なことがあったバックでしたが、いつでもどんな時でも人助けに一生懸命なのが立派ですね。 わだかまりもなくなり、チームの仲間とも仲直りできて、消防士として活躍できそうです。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の登場人物・キャスト
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマの中で流れた曲
- Superstition - STEVIE WONDER
- Fruits of My Labor - LUCINDA WILLIAMS
- Take It On the Run - REO SPEEDWAGON
- Spooky - DUSTY SPRINGFIELD
- Dead Man's Party - OINGO BOINGO