- 『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン シーズン7 第5話「付きまとう影」
- Rizzoli & Isles Season7 Episode5 "Shadow of Doubt"
※ネタバレしています。
『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン シーズン7 第5話「付きまとう影」のあらすじ
アイビーリーグ卒業の売れっ子弁護士ミシェル・スティーブンスの遺体が階段の下で発見される。 転落事故かと思われるが、頭に激しい損傷があり、他殺だと判明。 ミシェルの夫ロバート、娘のクレアが容疑者となる。
ロバートはスタンフォード大卒でギリシャ製品専門の古美術商として成功していたはずだったが、実はシアトルの短大卒で、古美術商はずっとうまくいっておらず、妻の収入で生活していた。 一方、クレアは彼氏のゲーリーのことで母親とケンカし、パーティーへ行くため家を抜け出していた。
20年前にもロバートの同棲相手ホリーが妊娠中に階段から転落して死亡。さらに、ロバートは浮気をしていたこともわかる。 ジェーンは遺産目当てでロバートがミシェルを殺したと感じるが、ロバートはポリグラフ検査をパスする。
ロバートは貸倉庫へ行き、血の付いたクレアのホッケースティックを処分しようとしたところを逮捕される。 しかし、ホッケースティックは凶器ではなく、クレアに罪を着せるために用意されたものだった。
ロバートはミシェルも同棲相手のホリーも階段から突き落とした後、さらに頭をつかんで階段にたたきつけて殺害していた。
貸倉庫のゴミ箱にロバートが捨てた血の付いた靴は、ホームレスの男性が拾っていた。 それが証拠となり、ロバートは逮捕される。
キアリ奇形だと診断されたモーラは手術を受ける。手術は成功し、モーラの実の母親ホープが世話を焼く。 手術の効果がないことを心配するモーラに、ホープはクリニックのボランティアを紹介。生きている患者も診てみないかと見学に誘う。
ジェーンはフランキーとニーナが付き合っていることに気付き、みんなの前で付き合っていることを発表させるのだった。
『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン シーズン7 第4話「おくりもの」前回のあらすじと感想はこちら≫『リゾーリ&アイルズ』ファイナルシーズン シーズン7 第5話「付きまとう影」の感想
犯人は夫だった
階段から落ちて死んだ裕福な弁護士ミシェル。 事故ではなく他殺だと判明。夫のロバートはとんでもない殺人鬼でしたね。
階段から落ちただけでは、頭の損傷はこんなにひどくならないとメロンで実験をするケント。叫び声が不気味でしたね。でも、「果物殺し」の実験も楽しそう。
最初はミシェルの娘クレアも容疑者に。ロバートはクレアをかばっているふりをして、疑いをクレアに向けているのが狡猾。
成功しているふりをしていたロバートは実はミシェルの金に頼って生活していました。 さらに学歴詐称も。
20年前には今回とそっくりな階段からの転落で恋人のホリーが死んでいることも発覚。過去に妊娠中の恋人も殺していたというのが、ひどいですね。 同じ手口で妻のミシェルも殺したロバート。 1度うまくいったからと、今回も事故死で処理されると思ったようです。
それでも、他殺を疑われたときのために、義理の娘クレアに罪を着せるための証拠まで周到に用意。 クレアの母親を冷酷に殺し、さらに娘にまで殺人の罪を着せようと計画していたロバートは悪魔ですね。
ロバートはポリグラフ検査も堂々とパス。病的なウソつきにはウソ発見器も役に立たないなんて…。浮気の証拠写真を突きつけられても、平然と妻も公認していたと言うのがサイコパス的…。
貸倉庫に隠していたホッケースティックを凶器だと思わせようとしたロバートでしたが、それが捨てられたロバートの靴を見つけるきっかけになりましたね。 貸倉庫のゴミ箱からホームレスの男性が靴を拾っていてよかった。
もし今回も捕まらなかったら、また誰かをだまして、用済みになったら階段から突き落としそうだったロバート。逮捕されて一安心ですね。
モーラの手術は成功
モーラはキアリ奇形と診断され、減圧術を受けることに。手術のため断食するモーラ。 そのため、ベーグルは食べられませんでしたが、ベーグルのうんちくを披露。
真ん中に穴があることで均等に焼けることや、ひもが通せるようになり、仕分けや運送が楽になったこと、17世紀のポーランドでは出産祝いに贈られていたといううんちくが止まらないモーラなのでした。 ベーグルに穴があることで仕分けや運送が楽になったというのは意外な視点ですね。
手術は無事に成功。思ったよりもすぐに仕事に復帰できてびっくり。まだ手術の効果があるかは分からないようですが、笑顔を作る筋肉「口角挙筋」が言えれば大丈夫な気がしますね。
口角挙筋
口角挙筋(こうかくきょきん)は人間の頭部の 浅頭筋のうち、口唇周囲にかけての 口筋のなかで口角を上方にあげる 筋肉である。筋肉の一方が皮膚で終わっている 皮筋である。別名、 犬歯筋 。
モーラの実の母親ホープも付き添いに。 アメリカでは風邪のときや病気のときにチキンスープを飲むと治ると言われているそう。 ホープも手作りのチキンスープを。 チキンスープに入っているというカルノシンは、鶏肉に多く含まれ、持久力の向上の効果があると言われているそうです。
カルノシン
カルノシン(carnosine)は、 β-アラニンと ヒスチジンから成る ジペプチド( イミダゾールジペプチド)である。構成する ヒスチジンには キラル中心が存在するため、 L-カルノシンと D-カルノシンが存在する。ただし、天然のものは全て L-カルノシンである。 L-カルノシンの IUPAC組織名は、 N-β-アラニル-( S)-ヒスチジン(英語、 N-β-alanyl-( S)-histidine)である。
実の母親ホープとも関係をやり直せそうでよかったですね。 手術の効果がなく検視官を続けられなくなることを心配するモーラに「いつだって別の選択肢はある」と励ますホープ。 モーラはクリニックのボランティアとして生きている患者も診ることになりそうですね。
そして、フランキーとニーナが付き合っていることを確信したジェーンは、みんなの前で発表させることに。 フランキーとニーナのことはもうバレバレでした。
ウソ発見器はアイスホッケー選手ボビー・オアのサイン入りホッケーパックさがしに使われそうに。
ボビー・オア
ロバート・ゴードン・"ボビー"・オア(Robert Gordon "Bobby" Orr, 1948年 3月20日 - )は カナダ・ オンタリオ州・ パリーサウンド生まれのプロ・ アイスホッケー選手である。ポジションはディフェンスでありながら、得点力にも秀でており、2度のポイント王に輝いている。多くのファンから、史上屈指の好選手と認められている。 オーダー・オブ・カナダ を受章している。
ジェーンは中一のときに消えてから、ずっとフランキーがとったと疑っていたようです! きょうだいげんかも、何だか微笑ましいですね。
ドラマで流れた曲
- 特になし
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