- 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第15話「警察犬+密輸団+新人」
- MACGYVER Season3 Episode15 "K9 + Smugglers + New Recruit"
※ネタバレしています。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第15話「警察犬+密輸団+新人」のあらすじ
フェニックス財団を去ったジャックの後任としてデジレー・グエン、通称デジィが加入する。 デジィはマクガイバーの家に侵入し、額に「バン!」と書かれたシールを貼りつけ、警戒が足りないことを指摘する。デジィはジャックに借りがあり、ジャックの後任になっていた。
今回の任務は、マクガイバーの陸軍時代の友人で火器爆発物取締局(ATF)の捜査官 マリア・ラミレスのバックアップ。 マリアは相棒の警察犬コーディと、ゴースト銃という製造番号のない銃を密輸する密輸団を追っていた。しかし、ATFの内部にスパイがいるため、マクガイバーたちに助けを求めてきたのだった。
コーディは港にあるコンテナの1つに反応するが、密輸団の罠で、ガンオイルが熱せられているだけだった。 そこを密輸団に銃撃され、首輪が切れたコーディは怖がって、森の中へ逃げ出してしまう。
マクガイバーたちは、コーディに埋め込まれたRFIDチップをDIYした強力な探知器でさがす。 コーディは密輸団にさらわれたと思いきや、女の子のいる家族に保護されていた。 その家族によると、迷子犬の掲示板にコーディの写真を載せるとすぐにメールが来たという。
すぐに密輸団もその家族の家に来てしまう。マクガイバーたちは、密輸団の気をそらし、マリアとコーディ、コーディを保護してくれた家族を逃がすが、マリアとコーディは密輸団に連れ去られてしまう。
最初、密輸団の目的はコーディを殺すことかと思われたが、密輸団はどうすればコーディのような警察犬をあざむけるか、その方法をさがそうとしていた。 メールを追跡し、マリアたちがいる倉庫を突き止めることに成功。 密輸団はマリアを殺そうと銃を向けるが、コーディがとびかかり阻止。銃弾はドラム缶に当たり、大爆発。倉庫は火事になってしまう。
マリアを救助し、マクガイバーは泡の消火薬剤を作って火を消し、逃げられなくなっていたデジィとコーディを助け出す。
密輸団は逮捕され、ATFの内部スパイも捕まる。 マクガイバーは任務が無事に終わったことを祝おうとデジィを誘うが、断られてしまう。 帰宅したデジィだったが、マティに「バン!」と書かれたシールを貼りつけられ、もっと腕を磨くように言われてしまうのだった。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第14話「父親+花嫁+裏切り」前回のあらすじと感想はこちら≫『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第15話「警察犬+密輸団+新人」の感想
ジャックの後任デジィ
ジャックの後任がさっそくやってきました。 ジャックが認めただけあって、戦いっぷりは見事でしたね。 銃嫌いなところは、マクガイバーと気が合いそう。
でも、最初はマクガイバーの家に侵入して、警報システムがなっていないことを指摘。 額に「バン!」というシールまで…。
マクガイバーだけかと思いきや、ライリーやボーザー、リアーナもシールを貼られていました。 デジィが敵なら殺されていたマクガイバーたち。 みんな、警戒心が薄すぎるようです。
しかし、さすがのマティは、鉄壁の守り。 デジィもマティには「バン!」というシールを貼られてしまいました。すご腕のデジィも、マティにはかないませんでしたね。
警察犬のコーディが狙われる
今回の任務は、マクガイバーの友人マリアの依頼。 ATFはアルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局のことで、銃や爆発物などの密輸も取り締まっているそうです。
アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局
アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(アルコール・タバコ・かきおよびばくはつぶつとりしまりきょく、 英語: Bureau of Alcohol, Tobacco, Firearms and Explosives、略称: ATF または 、 BATFE)は、 アメリカ合衆国司法省内に設置されている専門の法執行および取締機関である。
ATFのマリアの相棒は、警察犬のコーディ。 製造番号がなく、追跡不可能な「ゴースト銃」の密輸団を追うマリアたち。 それにしても、コーディがにおいの強いコーヒー豆の箱にある銃も嗅ぎ当てたというのがすごいですね。
港でゴースト銃が密輸されるという情報はデマで、罠にハマってしまったマクガイバーたち。 マクガイバーは敵を蹴散らすため、ガンオイルをフォークリフトに給油し、大爆発を引き起こしました! 思った以上に大爆発でびっくり。
しかし、コーディは怖がって逃げ出してしまった後…。 マクガイバーは犬笛を作り、プラスチックの袋をふいごにして鳴らし、合図を送ることに。ただ笛を吹くのではなく、遠くまで聞こえるようにプラスチックの袋をふいごとして使うのがマクガイバーらしいですね。
今度は、コーディに埋め込まれたRFIDチップの強力な探知器を作り、捜索。アンテナがついた車がすごいことに。ペットのかわいいワンちゃんたちにも探知器は反応。 コーディもちゃんと見つかりました。
連れ去られたと思われたコーディですが、家族に保護。 首にピンクの羽根をまかれ、スカートまで履かされて、おめかししているコーディがかわいいですね。
しかし、密輸団もコーディを見つけ、マリアとコーディは連れ去られてしまうことに。 密輸団がコーディを狙っていたのは、警察犬が見つけられないようなパッキングや密輸方法を調べたかったからというのが意外でしたね。
マリアを守ろうと、密輸団の男にとびかかるコーディ。本当に賢い。 倉庫が火事になり、マクガイバーは泡の消火薬剤を自作。 重曹や液体せっけん、酢がたまたま近くにあってよかった…。
火事から生還したことで、デジィとマクガイバーの信頼も深まったようです。 警察犬のコーディのかわいらしさにボーザーもメロメロに。 かわいいコーディに癒されましたね。
ジャックに借りがあるデジィ
すご腕のデジィは、デルタやCIAの特殊部隊にいた経歴が。 タトゥーがすごいですね。
アフガニスタンでも、現地の通訳イブラヒムを独断で助け出したことが。 「鉄の意志は数に勝るもの」というデジィがかっこいいですね。
最初はとっつきにくい人かと思いきや、情に厚い人だったデジィ。 自分が食べたスパイシーランチ味のポテトチップスも買ってきてくれましたね。
死んだときに悲しくなるからと、マクガイバーたちと距離を置こうとするデジィ。 マクガイバーたちと仲良くなるのは少し時間がかかりそうですが、フェニックス財団の一員として活躍してくれそうですね。
ジャックに借りがあり、フェニックス財団の仕事を引き受けたデジィ。ジャックとデジィの間には何があったのか気になるところ。 ジャックがいないのは、さみしいですが、新たなメンバーが入り、「今後の展開が楽しみ」ですね。
デジィ役を演じているのは、Netflixのホラードラマ『ホーンティング・オブ・ヒルハウス』で知られるレヴィ・トラン。『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4からはレギュラー出演に昇格しています。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3の登場人物・キャスト
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマの中で流れた曲
- Te Ni Nee Ni Nu - SLIM HARPO
- Shake Your Hips - SLIM HARPO
- Los Angeles - PETER BRADLEY ADAMS
今回の『MACGYVER/マクガイバー』の主なDIY
- ガンオイルをフォークリフトに給油し、爆発させる。
- 木を削って犬笛にし、遠くまで音が届くようにプラスチックの袋をふいごにする。
- AMラジオ局からRFIDの電波を流して、作った強力な探知器で、犬に埋め込まれたRFIDチップを見つけ、コーディの居場所を突き止める。
- ドライヤーとヘアアイロンを改造し、車のオルタネーターの近くにはりつけ、電気を遮断。エンジンがかからないようにする。
- 重曹、液体せっけん、大量の酢を容器で混ぜて、泡の消火薬剤に。