- 『S.W.A.T.』シーズン2 第20話「ロケット燃料」
- S.W.A.T. Season2 Episode20 "ROCKET FUEL"
※ネタバレしています。
『S.W.A.T.』シーズン2 第20話「ロケット燃料」のあらすじ
異臭の苦情でパトロール警官が出動するといきなり発砲が。そこはギャングの隠れ家で「ロケット燃料」と呼ばれるドラッグが見つかる。「ロケット燃料」は20年前に流行った幻覚剤で、20年前のシェフJのレシピと全く同じ方法で製造されていた。
タンが子どもだったころ、タンのいとこは「ロケット燃料」の過剰摂取で命を落としていた。 20年前、シェフJは荒稼ぎをして逃亡し、捕まっていなかった。
20年前、麻薬課にいた元警官のベン・モーズリーにも捜査に協力してもらうことに。 モーズリーによると、シェフJのことを歌詞にしたラッパー PCパックが公表していない幻覚剤の材料の保存したラシャーピクルスの瓶のことを歌っているという。
しかし、PCパックはシェフJの論文を書いただけで、シェフJに雇われたギャングに自分のことを歌うなと脅されていた。 PCパックを脅したのはバイロン・リード(通称チッパー)。 チッパーの姉ケンドラ・リードはシェフJの恋人で、ケンドラ名義のビルでシェフJは再び「ロケット燃料」を製造していた。
地下室が麻薬ラボとして使われているビルは託児所として使われていた。 ジェシカは子どもたちと保育士を避難させるが、女の子の1人がシェフJに連れていかれてしまう。 ラボの薬品が爆発する中、ホンドーとタンはシェフJから女の子を保護。タンはシェフJを一人で逮捕する。
クリスは3人で付き合っているキラとタイから一緒に暮らそうと誘われる。 チャリティパーティーでクリスはディーコンたちにキラとタイを紹介するが、ディーコンの妻アニーには子どもたちにはクリスの生き方に影響を受けてほしくないと怒られてしまう。
ストリートは行方不明の母親が勝手に自分名義で作ったクレジットカードを追うが、母親は見つからない。 ストリートとクリスはお酒を飲んで、お互いの悩みを相談するうちにキスしてしまう。
クリスはキラとタイと3人で暮らすことにOKする。
ダリルの後見人になったホンドーだが、犯罪歴があるダリルのバイトの面接はうまくいかず、荒れるダリルに手こずる。 ダリルは昔の仲間に誘われて、パーティーに行き、逮捕されてしまう。しかし、お酒はドラッグはやっていなかった。ホンドーは断れない状況になったら、いつでも電話するようにダリルと約束する。
『S.W.A.T.』シーズン2 第19話「地元の絆」前回のあらすじと感想はこちら≫『S.W.A.T.』シーズン2 第20話「ロケット燃料」の感想
「ロケット燃料」が流通
20年前に流行った「ロケット燃料」が再びロサンゼルスで流通し始め、街では「ロケット燃料」でラリッた人による暴行事件が多発。
テーザー銃で撃っても、催涙スプレーをかけられても、襲ってくる「ロケット燃料」の使用者が恐ろしい! まさに、ロケット燃料のようにぶっ飛ぶドラッグのようです…。 「ロケット燃料」と呼ばれて、流通する幻覚剤のPCP。
タンが「ロケット燃料」に詳しいのは、子どものころ、いとこを「ロケット燃料」の過剰摂取でなくしていたからでした。警官になったのも、いとこの死がきっかけに。 自分の手で「ロケット燃料」の製造者シェフJを逮捕できて、よかったですね。
20年前には逮捕できず、逃亡していたシェフJ。100万ドル寄付したり、スポーツチームにはユニフォームやシューズを提供して、地元を買収して証言を防いでいたのは、まるでメキシコの麻薬カルテルみたいですね。
託児所の地下が危険なラボになっていた
シェフJを恩人だと歌っていたラッパーのPCパックは実は無関係。 ラッパーとして箔をつけるため、シェフJのことを歌っていただけのようです。曲を売るために悪ぶっているだけで、意外にもおとなしく連行されるのでした。
シェフJのことを歌うなとPCパックを脅しに来たのは、チッパーことバイロン・リード。顔面を何発も殴って頭蓋骨をチップ状に砕くのが好きで、チッパーと呼ばれるようになったというのが、最悪…。 おばあちゃんの家に銃を隠して、おばあちゃんを突き飛ばすチッパー。とんでもない男でしたね。
そのチッパーの姉ケンドラはシェフJの恋人。 芋づる式につながりが明らかになりましたね。
ケンドラ名義のビルで「ロケット燃料」が製造されていることが判明。よりにもよって、託児所のあるビルの地下を麻薬ラボに利用するなんて!
避難できなかった女の子はシェフJに連れていかれてしまうことに。女の子にはマスクをさせずに、女の子を人質にするシェフJは極悪人。薬品が爆発して、ひどい煙でも女の子が無事保護されてよかったですね。
キスしたストリートとクリス
ストリートは、母親に勝手に申し込まれたクレジットカードを追い、行方不明になった母親をさがすことに。 クレジットカードを使っていたのは、マック・コルトという男。 その男はティナからクレジットカードを買い、そのティナはトラック運転手から盗んだという話を聞いたストリート。
ストリート名義で勝手にクレジットカードを作る母親は最悪ですが、すぐに見つからないのは心配ですね。
一方、クリスは3人で暮らそうと誘われることに。 ディーコンやルカにも、キラやタイを紹介したクリスですが、ディーコンの妻アニーには非難されてしまうことに。
確かにアニーの反応が一番、世間一般の反応に近いのかもしれませんね。 「子どもにはクリスの生き方に影響を受けてほしくない」と言われてしまうことに。
2人で結婚するというキラとタイですが、クリスのことを心配して一晩中待っていてくれてたり、殉職者基金に多額の寄付をしてくれるところを見ると、クリスのことも本当に愛しているみたいですね。 でも、2人の結婚式の準備の手伝いをするというのは切ない気が…。
ストリートとクリスは悩みを相談するうちに、キス。 警官仲間とは付き合わないと決めているクリス。 3人で暮らすことに決めたクリスですが、ストリートとの関係はどうなるのでしょうか…。
逮捕されるダリル
ダリルは首のタトゥーを消し、バイトの面接へ。 「187」はカリフォルニア州の刑法187条の殺人罪の番号だそう。タトゥーを消すのは痛そうですね。
バイトの面接がうまくいかず、悪い昔の仲間の誘いに乗ってしまったダリル。 ダリルが逮捕されたという知らせにはがっかりしましたが、お酒やドラッグをやっていなくて一安心。少年院に戻ることにならなくてよかったですね。
ホンドーは断れない状況になったら、いつでも電話しろと約束。 ホンドーがついていると思うだけで心強いですね。
それにしても、ホンドーの母親はジェシカと付き合っていたことにすぐ気づいたようです。 ホンドーの母親は、さすが鋭いですね。
『S.W.A.T.』の登場人物
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ドラマで流れた曲
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