【終】『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の最終話 第18話「自ら選んだこの人生」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 【終】『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の最終話 第18話「自ら選んだこの人生」
  • 9-1-1 Season2 Episode18 "This Life We Choose"
海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』

※ネタバレしています。

【終】『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の最終話 第18話「自ら選んだこの人生」あらすじ

連続小包爆弾事件が発生し、911には警戒した市民から通報が殺到する。 そんな中、小学校に不審なリュックがあると通報が入る。安全を確保し、リュックを爆破するが、中身は児童のお弁当のツナ・ペーストだった。

スタントマンのロイはエンジンベルトに髪の毛を巻き込まれ、頭皮が剝がれてしまう。妻にスタントをやめると約束したロイだったが、無事助かると分かった途端に、復活ツアーをすると言い出し、妻はあきれ返る。

インフルエンサーで、中央アメリカのベリーズ帰りのベッカは、ニキビだと思っていた頬のできものをつぶすが、中から出てきたのはウマバエの幼虫だった。

弁護士、保険調査員、判事の次に、アシーナの家の玄関先にも小包爆弾が届く。 小包爆弾の捜査を担当するATFのボイドは、3年前のレストラン ギレルモズの放火事件が接点だと突き止める。

ボビーは保険金目的の放火で逮捕されたヴィクターの息子フレディが犯人だと気付く。ヴィクターは刑務所で3か月前にガンのため亡くなっていた。 ボビーの家にも小包爆弾が届いているかと思われたが、何もなし。ボビーは消防車に爆弾が仕掛けられたことに気付き、警告しようとするが、一歩遅く、消防車は爆発。バックの足が消防車の下敷きとなってしまう。

フレディはボビーが停職中だと知らず、消防車を爆破していた。 体に爆弾を巻いたフレディは、ボビーと話をさせろと要求。 アシーナたちがフレディの母親を連れてきて油断したすきに、ボビーがフレディを取り押さえ、フレディは確保される。

消防車の下敷きになったバックを助けようと大勢の市民が協力し、消防車を持ち上げることに成功。 バックは救助され、足の手術を受けるが、早く消防士に復帰したいと焦っていた。バックの恋人のアリは、危険な仕事につくバックのそばにいられるか不安に感じる。

妻のシャノンの葬儀を終えたエディは、両親からテキサスのエルパソに戻るように言われてしまう。 エディは1年間の試用期間が終わり、LA消防局の正式な消防士になる。

ヘンの妻カレンは、カリフォルニア工科大学の仕事につき、もう1人、子どもが欲しいと考えていた。 距離を置いていたマディとチムニーは、もう一度やり直すことに決め、キスをする。

ボビーは隊長に復帰。 アシーナとすぐに結婚したいと、裁判所で子どもたちに見守られながら結婚する。 アシーナは「人は決して1人では生きられない。ひとりぼっちでは救われないのだ」と語る。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第17話「願い事は慎重に」前回のあらすじと感想はこちら≫

【終】『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の最終話 第18話「自ら選んだこの人生」の感想

連続小包爆弾の犯人は、意外な人物でしたね。まさかボビーたちが過去に担当した放火事件だったとは…。

小包爆弾でパニックになった市民は、郵便局員まで怪しいと通報。犬に襲われた郵便局員が気の毒…。

さらに、不審なリュックの通報が小学校からも。 ただのお弁当で拍子抜けでしたが、本物の爆弾ではなくてよかったですね。

それにしても、ツナが嫌いで黙ってたなんて、子どもらしい考えでしたね。ツナ嫌いがこんな大ごとになるとは!

懲りないスタントマン

スタントマンのロイはエンジンベルトに髪の毛が巻き込まれる事態に。スタントで大ケガをするかと思ったら、エンジンの修理中に事故に…。

妻の通報の「車が夫を食べようとしてる」という言葉にはびっくり。 頭皮が剝がれたのはグロテスクでしたね。

髪の毛が切られることや、車が分解されることを心配するロイ。それどころじゃないのに!

夫婦げんかをしていましたが、「けんかするほど仲がいい」と言うように、どうしようもないダメ夫を愛していた妻。 しかし、懲りずに復帰ツアーをすると言い出したロイに、妻は激怒! スタント狂のロイは、死ぬまでスタントマンを辞めそうにないですね…。

寄生されたインフルエンサー

インフルエンサーのベッカは、中央アメリカのベリーズに行き、ウマバエに寄生されてしまうことに。

名前の通り、「ウマバエ」は馬に寄生するそうですが、人間にも寄生するそう…。

ニキビだと思い、つぶすベッカ。 そこからは、膿と共に幼虫がコンニチハ…。動画配信していたベッカの動画のコメントは阿鼻叫喚!  気持ち悪すぎる…。

ベッカもパニックになって、転倒し、鎖骨を骨折。踏んだり蹴ったりですね…。

蚊によって運ばれた卵が人の皮膚の上で孵化し、幼虫が体内へ移動するという「ウマバエ」。幼虫が体内に入るというのが恐怖!  考えただけで、ゾッとしますね。やっぱり寄生虫は気持ち悪い…。

連続小包爆弾犯の正体はフレディ

弁護士、保険調査員、判事、アシーナ、ボビーを狙った連続小包爆弾犯は、3年前のレストラン放火事件で逮捕された犯人の息子フレディだと判明。

シーズン2 第16話「ボビーの試練」で、登場したフレディ。 まさかフレディが犯人だったとは…。

レストラン・ギレルモズを保険金目的で放火した父親のヴィクター。逮捕されたヴィクターは3か月前、服役中にガンで死亡。 それが引き金となり、息子のフレディは復讐のため、弁護士や判事たちを狙い、小包爆弾を送りつけていたようです。

弁護士と保険調査員の人は何とか一命はとりとめたようですが、判事は死亡。 アシーナの家にも小包爆弾が届いたことで接点が明らかに。

小包爆弾事件を捜査したATFは、アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(Bureau of Alcohol, Tobacco, Firearms and Explosives)のことで、爆発物の捜査を先導する連邦捜査機関だそう。

アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局

アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(アルコール・タバコ・かきおよびばくはつぶつとりしまりきょく、 英語: Bureau of Alcohol, Tobacco, Firearms and Explosives、略称: ATF または 、 BATFE)は、 アメリカ合衆国司法省内に設置されている専門の法執行および取締機関である。

次はボビーに小包爆弾を送りつけると思われたフレディでしたが、爆弾を仕掛けたのは消防車!  消防車が爆発するシーンは衝撃的。

バックが消防車の下敷きになってしまうことに。 体に爆弾を巻き付け、デッドマンスイッチまで持っていたフレディ。 自爆して、ボビーと一緒に死ぬ気だったようです。

父親が逮捕されて、つらい思いをしたのは気の毒ですが、爆弾で人まで殺すのは決して許されない。 でも、すべてを失ったフレディにも誰か手を差し伸べる人がいれば、凶行に走ることもなかったのでしょうか…。

消防士を助けようと協力する市民たち

足が消防車の下敷きになってしまったバック。 クラッシュ症候群になる前に助け出そうとする消防士たちに市民も協力。

クラッシュ症候群とは 挫滅症候群(ざめつしょうこうぐん)とも言い、長時間、体が挟まれた後、救助され、解放されると起こる症状で、死ぬ可能性が高くなる危険な症状だそうです。

挫滅症候群

挫滅症候群(ざめつしょうこうぐん)は、身体の一部が長時間挟まれるなどして圧迫され、その解放後に起こる様々な症候をいう。 クラッシュ症候群(または クラッシュ・シンドローム )とも呼ばれる。重傷であることが見落とされる場合もあり、致死率は比較的高い。 皆見省吾の論文 症例1: ...

消防士のバックを助けようと自発的に消防車を持ち上げるのに市民が協力するのが感動的ですね。

手術は成功し、歩けるようにはなるというバック。 しかし、消防士への復帰を焦るバックは、早く治そうとまた手術を受けることに。 焦るバックが心配ですね。

地震のときに知り合った恋人のアリともラブラブで、1人暮らしも始める気だったバック。 焦らずゆっくり治療してほしい…。 看護師だったマディが治療に詳しいのは心強いですが、思いつめるバックの精神状態が心配になりますね。

アシーナとボビーが結婚

エディは試用期間が終わり、正式に消防士に。 妻のシャノンが亡くなり、両親にはテキサスに返ってくるように言われたエディ。 正式に消防士になり、ロサンゼルスに残ることにしたようです。

マディとチムニーはやり直すことに。今度こそ幸せになってほしいですね。

ヘンと妻のカレン、息子のデニーたち家族にはもう1人、子どもが増えることになりそう。 妻のカレンは子どもを産みたいようです。

ボビーは隊長に復帰し、アシーナと裁判所ですぐに結婚。 「私たち全員がこの結婚式の主役。私たち3人がボビーを家族として迎える日」だと子どもたちのメイとハリーに話していたアシーナ。 子どもたちのことも主役だというのがすてきな考えですね。

結婚式のタキシードとダンスを嫌がっていたハリーにとっても、裁判所での結婚はいいものになったよう。

家族のように支えあう消防士やその仲間たち。ボビーとアシーナの結婚で幕を閉じた『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2。 バックのことは気がかりですが、すっきりとした終わり方でしたね。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3は?

『9-1-1:LA救命最前線』はシーズン3の製作が決定。アメリカでは、『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3が2019年9月23日から放送が開始される予定です。

予告編によると、シーズン3は津波からスタートするようです。

9-1-1 Season 3 Trailer (HD)

From creators Ryan Murphy and Brad Falchuk (the "American Horror Story" franchise, "Nip/Tuck"), new procedural drama 9-1-1 explores the high-pressure experiences of police officers, paramedics and firefighters who are thrust into the most frightening, shocking and heart-stopping situations. These emergency responders must try to balance saving those who are at their most vulnerable with solving the problems in their own lives.


さらに、テキサスを舞台にしたスピンオフ『9-1-1:Lone Star(原題)』も製作されることが決定しています。

主演ロブ・ロウ!テキサスを舞台に『9-1-1:LA救命最前線』新作スピンオフが製作! | ニュース | 海外ドラマ | 海外ドラマNAVI

『Glee/グリー』や『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズのクリエイターであるライアン・マーフィーが手掛けるレスキュー・ヒューマンドラマ『9-1-1:LA救命最前線』(以下『9-1-1』)。すでにシーズン3の更新も決定している本作から、新たなスピンオフ作品が製作されることになった。米TV Lineが報じている。 ...

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の登場人物・キャスト

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Tusk - FLEETWOOD MAC
  • Rock and Roll Hoochie Koo - RICK DERRINGER
  • Sanctuary - WELSHLY ARMS
  • Once In My Life - THE DECEMBERISTS

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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