『S.W.A.T.』シーズン2 第10話「クリスマスの明暗」あらすじと感想 ネタバレ注意!

海外ドラマ『S.W.A.T. スワット』
  • 『S.W.A.T.』シーズン2 第10話「クリスマスの明暗」
  • S.W.A.T. Season2 Episode10 "1000 JOULES"

※ネタバレしています。

『S.W.A.T.』シーズン2 第10話「クリスマスの明暗」のあらすじ

クリスマス・シーズン。ロス市警の科学捜査研究所に3人組の男が侵入。職員2人が殺された上、63個の証拠が盗まれ、放火される。研究員のレベッカは何とか生き残るが、意識不明の重体に。 レベッカとヒックスは配偶者を亡くした経験をし、支えあってきた友人だった。

63ものDNAの証拠が盗まれたことから、本部長はホンドーのチームに自由裁量権を与え、いち早く犯人を捕まえるように指示。 ホンドーと別れたばかりの検事補のニアも捜査に協力する。

証拠を盗んだ犯人は、DNAによる証拠をなくし、有罪や起訴を免れようとする者かと思われた。しかし、科捜研に侵入した犯人は盗んだ証拠を使い、その証拠で有罪・起訴されそうな犯罪者をゆすり、金を脅し取ることが目的だった。

犯罪者たちをゆする「クラフト」と名乗る男は、証拠と引き換えに生き残ったレベッカの殺害まで命じていた。

瀕死の状態のレベッカが証拠保管庫の中の温度調節パネルに隠した薬きょうから指紋が検出され、「クラフト」の正体はジョン・シーリーだと判明。

シーリーは刑務所のパソコンで何度も科捜研のバーチャルツアーを体験し、科捜研の間取りを知り尽くしていた。 「クラフト」という名前は科捜研のバーチャルツアーの記事を書いた新聞記者ジャスティン・D・クラフトの名前から取ったものだった。

警察はギャングのニック・ケロスティーナが愛人の浮気相手殺しに使った斧の証拠をシーリーから買おうとする現場を突き止める。 シーリーはバンで逃走するが、装甲車のブラックベティで体当たりし、阻止。 バンには盗まれた証拠が積まれていた。

DNAの証拠を取り戻したホンドーたちだったが、9個は証拠として認められない状態になっていた。

ヒックスはレベッカが友達以上の関係になりたがっていたことを娘のモリーから聞き、レベッカが回復したら話し合うことにする。

ディーコンは4人目の子どもが生まれそうで、子どもやお金のことで手一杯になっていた。 水漏れでパイプの修理が必要になるが、ローンも認められず、ディーコンは途方に暮れる。

そんなディーコンを見かねたルカはお金を貸そうと申し出るが、友情を壊したくないと断られる。 しかし、ルカはクリスマス・プレゼントに現金をプレゼント。 ディーコンはルカの好意を受け取り、全額返すと約束する。

『S.W.A.T.』シーズン2 第9話「休日」前回のあらすじと感想はこちら≫

『S.W.A.T.』シーズン2 第10話「クリスマスの明暗」の感想

科捜研から証拠が奪われる

クリスマス・エピソードだった今回の話は、アメリカでは2018年12月6日に放送されたそうです。

科捜研の証拠保管庫から証拠が盗まれる事件が発生。 2人も殺害し、放火までした犯人。 撃たれて、やけどまで負ったレベッカはよく生きていましたね。

最初はDNAのついた証拠を盗み、有罪を免れようとするものの仕業かと思われますが、実は大量の証拠を盗んだ目的はゆすりのため。 まさか盗んだ証拠をゆすりのネタにするとは…。

最初に疑われたのは、兄のトニーの有罪を阻止しようとしたと思われるコーリー・バーカー。 16歳のとき、保安官との撃ち合いで10回撃たれたというコーリー。よく死にませんでしたね…。10回も撃たれたのに更生するどころか、どっぷりと犯罪に手を染めてしまったようです…。

しかし、コーリーには科捜研の襲撃時にアリバイが。 証拠と引き換えに、「クラフト」にレベッカ殺害を命じられ、ヒックスに射殺されたコーリー。

ヒックスの射撃の腕は意外にも確かなものでしたね。 それにしても、利用される自動小銃フォステック・オリジン12が強力。 自動小銃を持つ犯人を拳銃で仕留めたヒックスはさすがでしたね!

犯人の正体はジョン・シーリー

情報屋のリトルレッドからは、ギャングのロロ・ホエール・マタニがストリップバーを30万ドルの安値でメキシコギャングに売ったという情報が。

情報と引き換えに、警察に彼女3人分のクリスマス・プレゼントを買わせるリトルレッド。 3股の上に、彼女3人は友達同士…。 命知らずなリトルレッドにあきれるしかないですね。

ロロ・ホエール・マタニが少年を性的に暴行した証拠も盗まれていたことから、家に突入したスワット。 ボディガードを務めているマタニ家の4姉妹が強烈。  しかし、あっさりビーンバッグ弾で倒されるのでした。

ビーンバッグ弾

ビーンバッグ弾は、 お手玉(bean bag)のような形状をした弾薬で、小さな布の「枕」に、重さ約40グラム (1.4 oz)の9番(直径2.1 mm)の鉛粒が詰めてある。

証拠を火の中に放り込んだマタニ。ギャングの上に、少年に手まで出すという最低な男でしたが、証拠を盗んだのは別人。 バーを売った金で証拠を買っていたのでした。

「クラフト」の正体はレベッカが隠していた薬きょうについていた指紋から、ジョン・シーリーと判明。 瀕死の状態の中、証拠を保存していたなんて、科捜研の研究員の鑑ですね。

シーリーは、盗んだ証拠でゆすりをし、荒稼ぎ。こんなあくどいことを思いつくなんて、悪賢い…。

科捜研の間取りを知っていたのも、科捜研のバーチャルツアーを体験していたから。どんなものでも、悪用されてしまうようですね。

シーリーを逮捕したスワットでしたが、回収したDNAのうち9個は証拠として認められない状態に…。 これで犯罪者が野放しになったりしたら、被害者や遺族がうかばれませんね。

ルカはディーコンにお金を貸す

ヒックスは娘のモリーとクリスマスを過ごすことに。 娘のモリーに近づこうとするストリートに、ヒックスは「愛する者を守るためなら何でもする」とけん制。 でも、ストリートならボスの娘に手を出すことも恐れなさそうですね…。

クリスはタイとキラの3人でニューヨークへ。シューゲイザー・バンドのシューゲイザーとはロックのジャンルの1つだそう。

シューゲイザー

シューゲイザー(Shoegazer)は、ロックミュージックのスタイルの1つ。英語では正確にはシューゲイジング (Shoegazing)またはシューゲイズ (Shoegaze)と表現する。

タンは母親とハワイへ。クリスマスは彼女と過ごすのかと思いきや、親孝行ですね。

クリスマスはロサンゼルスから帰省する人が多く、お正月の東京のように人も車も少ないようですね。

ホンドーはチャリティーイベントに来た男の子をヘリに。 この男の子も将来ホンドーのような立派な警察官になってくれそうで頼もしいですね。

ルカはお金に困っているディーコンを見かねて、現金をプレゼント。 もうすぐ4人目の子どもが生まれるディーコンの家族。 子どもを4人育てるのは大変。

出産間近で変なものを食べたがるアニーが面白いですね。 卵の白身とハムとオリーブにパイン味のグミベアー!  卵の白身とハムとオリーブまではまだ分かりますが、パイナップル味のグミをあわせるなんて斬新すぎる…。

しかも、その前にはチョコチップとチーズのサンドイッチが食べたくなったというから驚き。 妊娠中で味覚が変化しているようですね。

お金のことで問題を抱えてしまったディーコン。予算削減のしわ寄せがディーコンにも。 いいパパのディーコンに報われてほしいと思っていたら、ルカの助けが。

1度は友情を壊したくないとお金を借りることを断ったディーコン。確かにお金が絡むと、関係はこじれてしまいそう。 それでも、ルカは現金をクリスマス・プレゼントに。 包みの中が現金でびっくり!

1万6000ドル(約160万円)をプレゼントしたよう。 そんな大金をポンと貸せるなんて、太っ腹のルカ。 信頼関係が強いからこそなせる業ですね。

友情が壊れることを心配していたディーコンでしたが、ルカとディーコンの間なら大丈夫だと信じたいですね。

『S.W.A.T.』の登場人物

『S.W.A.T.』シーズン2 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマで流れた曲

  • Christmas Time Is Here (Vocal Version) - VINCE GUARALDI TRIO
  • Variations On the Kanon By Pachelbel - GEORGE WINSTON

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