『グッド・ドクター 名医の条件』シーズン1 第12話「思い出の紡ぎ方」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『グッド・ドクター 名医の条件』シーズン1 第12話「思い出の紡ぎ方」
  • The Good Doctor Season1 Episode12 "Islands Part Two"
アメリカ版 海外ドラマ『グッド・ドクター 名医の条件』

※ネタバレしています。

あらすじ

頭部が結合した双子ジェニーとケイティの分離手術後、ジェニーは目が覚めるが、ケイティは昏睡状態のまま。 ジェニーの心臓の状態は悪化し続け、昏睡状態のケイティの心臓をジェニーに移植しようとする。しかし、ケイティは呼吸器を外しても、自発呼吸を続ける。

ショーンはジェニーとケイティの大腿動静脈を結合させれば、ケイティの心臓がジェニーのために動いてくれるはずだというアイデアを出す。 ジェニーはケイティを生命維持装置のように扱うのを一度は拒否するが、一晩昏睡状態のケイティと過ごし、大腿動静脈を結合することに同意する。

結合すると、奇跡的にケイティの意識が回復。 しかし、ジェニーの心臓は限界を迎え、ジェニーは亡くなってしまう。ケイティはジェニーと切り離されることを拒否するが、母親の説得で、ジェニーの死を受け入れ、分離手術を受ける。

クビになったジャレッドは弁護士を雇い、過去の白人医師の暴力行為は注意だけで終わっていると人種差別を利用し、復職する。しかし、アンドリュースは差別問題を乱用したことに怒りを覚えていた。

ジェシカはメレンデスに自分の子どもをあきらめてほしくないと、別れを告げる。

ショーンは引っ越すリアを追って、ペンシルベニアのハーシーの病院で働くつもりだったが、推薦状をグラスマンに返し、残ることを決める。

リアはショーンにサインボールを貸し、ペンシルベニアのハーシーに返しに来てと約束させる。ショーンはサインボールのにおいを嗅ぎ、弟との写真の隣に置くのだった。

『グッド・ドクター 名医の条件』シーズン1 第11話「思い出の作り方」前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

ジェニーは助からずに亡くなってしまう

頭部結合双生児のジェニーとケイティの分離手術後、ジェニーは目が覚めますが、ケイティは昏睡状態のまま。 ケイティが亡くなるのかと思いきや、亡くなったのは心臓が悪いジェニーのほうでした。

昏睡状態のケイティの意識が奇跡的に戻ったときには、2人とも助かることを期待しましたが、悲しい結果に。

最初はケイティの回復の見込みはないと、呼吸器を外し、ケイティの心臓をジェニーに移植することに決定。 母親は呼吸器を外すことをジェニーに内緒で決断。いままで強くなるよう責任を持たせてきた母親も、この時だけはジェニーに内緒にするというのが親心ですね。

しかし、昏睡状態のケイティは呼吸器を外しても自発呼吸。 ジェニーの心臓のために、分離した2人をもう一度結合するというのが、発想の転換ですね。

クレアが最初に提案した体外膜型人工心肺(ECMO エクモ)は、ポンプと人工肺で血液に酸素を取り込み、体内に戻す装置のことだそう。

大腿動静脈を結合し、ケイティとジェニーの心臓が同期するのが感動的。 さらに、奇跡的にケイティの意識が回復!

理由はわからないのに、2人をもう一度結合したら意識が戻ったというのが、なんだか2人の絆の強さを表しているようで、ぐっときますね。

しかし、ジェニーの心不全は悪化し、急いで分離する前にジェニーは亡くなってしまうことに…。まさに一心同体だったジェニーとケイティ。そのジェニーが隣で亡くなるなんて、涙なしには見れませんね…。

手を握り合うジェニーとケイティ。 「ずっと2人で1つだった」「こう生まれたことに意味がある」と切り離されることを拒むケイティの心境を思うとつらすぎますね。まさに自分の一部とも言えるジェニーが死んだなんて…。

母親に説得されて、ジェニーの死を受け入れたケイティ。 分離手術後に寒いと言っていたジェニーと同じように、ケイティも寒いと言うのが、ジェニーがいなくなっても、つながりはずっと心の中で続いていくことを感じさせますね。

ジェシカはメレンデスと別れることを決断

メレンデスはジェシカに別れを切り出されることに。メレンデスは子どもがいなくてもいいと決断しましたが、ジェシカはメレンデスに父親になることをあきらめてほしくなかったのでした。

確かに子どもを持つかどうかは人生において重大な選択。 愛し合っているのに、別れることになるのはつらいですが、 人生設計が違うのはどうしようもないですね…。

メレンデスはスポーツ少年だったようで、サッカーや野球をしていたようです。アストロズはテキサス州ヒューストンを本拠地とする野球チーム。メレンデスはテキサス出身なのでしょうか…。

ヒューストン・アストロズ - Wikipedia

ヒューストン・アストロズ(英語: Houston Astros、略称:HOU)は、メジャーリーグベースボール(以下、MLB)アメリカンリーグ西地区所属のプロ野球チーム。本拠地はテキサス州ヒューストンにあるミニッツメイド・パーク。

ジャレッドは復職

ジャレッドは弁護士を雇い、復職。その時、人種問題を持ち出したことで、アンドリュースには嫌われることに。まさか、人種問題で復職になるとは意外でしたね。

「差別問題を乱用すれば、2歩 後戻りする」と言うアンドリュース。確かに、関係ないことで差別問題を利用して解決したその時はいいかもしれませんが、他の件まで差別問題を利用していると思われてしまうことになりかねない可能性が。 復職できたジャレッドですが、アンドリュースとの間にはわだかまりができそうですね。

ペンシルベニアのハーシーへ引っ越そうとするショーン

2日休んだ後、急に現れたショーン。「今度はメレンデス先生に断ってからガールフレンドとドライブ旅行に行きます」と言ってしまうのが、ある意味すごい!

2週間後に辞めると推薦状をメレンデスに頼むショーン。なんとショーンはリアを追い、自分もペンシルベニアのハーシーへいくつもり! 慣れない環境は苦手なのに、ずいぶん思い切った決断をしましたね。

チョコレートで有名なハーシー。日本でも有名なハーシー・チョコレートの本社はペンシルベニアのハーシーにあるんだそう。

チョコレートシロップも有名ですね。

グラスマンはショーンを信頼していることを示すためにも、推薦状にサイン。 「残るなら干渉せず、失敗しても好きにさせる」と約束。どうしてもショーンを助けたくなってしまう過保護なグラスマンですが、遠くで見守ることに決めたようです。

クレアと話したショーンは推薦状をグラスマンに返し、ペンシルベニアのハーシーへは行かず、残ることを決意。 ショーンをハッピーにするのはリアだけじゃない、寂しくなるとクレアに言われたことが響いたよう。

ペンシルベニアのハーシーへ引っ越すリアからはハンター・ペンスのサインボールを渡されたショーン。

ハンター・ペンス - Wikipedia

ハンター・アンドリュー・ペンス(Hunter Andrew Pence, 1983年4月13日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州フォートワース出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。MLBのテキサス・レンジャーズ所属。

「貸すから返しに来て」というのが、最初リアに電池を貸して、返してと言いに行ったショーンとリアの出会いを想起させますね。

サインボールのにおいを嗅ぎ、においで記憶したショーン。サインボールは弟との写真の隣に。ショーンにとって大事な記憶がまた一つ増えたようです。 リアとは遠距離恋愛ということになるのでしょうか…。

『グッド・ドクター 名医の条件』シーズン1の登場人物・キャスト

『グッド・ドクター 名医の条件』シーズン1の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Break Apart (feat. Rhye) - BONOBO
  • Someone To Stay - VANCOUVER SLEEP CLINIC

気になったセリフをPick Up

「あなたはグッド・ドクター? 私はあなたのことをそう思ってるからね。」

"Are you a good doctor? 'Cause when I think of you, I think you are."

リアのセリフ

ペンシルベニアのハーシーに引っ越すリアのセリフ。タイトルの『グッド・ドクター』がセリフに登場! リアとショーンはこれからどうなるのでしょうか…。

『グッドドクター 名医の条件』シーズン1のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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