- 『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2 第10話「暴挙」
- Shades of Blue Season2 Episode10 "Whoever Fights Monsters"
※ネタバレしています。
あらすじ
ウォズの自宅が襲撃を受け、ウォズの息子ネイトが撃たれる。ネイトは脾臓を摘出することになるが、命は助かる。
ウォズは襲撃犯の首謀者がビアンキだと特定しようとする。 ハーリーは撃たれた襲撃犯の1人が動物病院で手当てされているのを発見。ホテルの611号室に襲撃犯が集合することを聞き出す。しかし、襲撃犯の実行犯は611号室で全員殺されていた。
ハーリーは生き残った襲撃犯の1人がグリーンポイント病院にいるとマスコミにウソの情報を流し、殺し屋をおびき寄せる。
一方、監察官のヴェルコはカレンの息子エイドリアンのリュックにドラッグと銃を仕込んで、売人のクインスを陥れたとウォズのチームを追及。証拠の写真を突きつける。 ウォズはカレンを説得し、カレンが以前から情報提供者として協力していたと証言させる。
ウォズが先手を打っていたため、サップのお墓を掘り返したスタールはミゲルの遺体を見つけられず、歯だけを見つける。 スタールは違法にクリスティーナに近づき、職権乱用によりFBIを無期限の停職処分となる。
スタールはDNA鑑定で歯をミゲルのものだと証明するため、ミゲルの娘のクリスティーナの部屋に侵入。クリスティーナの髪の毛を採取する。
捕まえた殺し屋のケータイには「明朝7時 5番街 95丁目」とメッセージが。 そこに現れたのはビアンキの愛人エレナだった。
殺し屋とエレナにロシアンルーレットをし、ビアンキの情報を聞き出すウォズ。ビアンキはウォール街の弁護士事務所にある鍵のかかった箱に有力者の弱みを隠しており、自分に何かあったら、公開するように「デッドマンスイッチ」を用意していた。
エレナはビアンキの隠れ家を吐き、ウォズは殺し屋と同じようにエレナも射殺。 エレナの飼い犬と共に部屋を後にする。
『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2 第9話「襲撃」前回のあらすじと感想はこちら≫感想
襲撃はビアンキの仕業
襲撃の首謀者はやはりビアンキでしたね。イタリアにいると思わせ、実はずっと国内にいたようです。
襲撃の実行犯は捨て駒で、動物病院にいた1人を除き、全員殺し屋が始末。やり方がマフィアらしくて、おそろしい…。
ウォズの息子ネイトは脾臓を摘出することに。脾臓の摘出で免疫力が落ちるものの薬を飲めば、普通に暮らせるように。居合わせた場所が悪すぎましたね。
父親のウォズが汚職警官であることよりも、ゲイであることを気にしていたネイト。新聞記者なのに、汚職警官であることを追及しなかったネイトは命が助かっても、このまま汚職には目をつむるのでしょうか…。
監察官のヴェルコはウォズのチームを追い込む
襲撃されて大変な時に、監察官のヴェルコはウォズのチームが子どものリュックにドラッグと銃を仕込んで、売人のクインスを陥れたと糾弾。ウォズたちを追い立てて、じわじわと追い詰める最高の気分を味わうヴェルコ。トゥフォが言うように、屈折してる!
ウォズはジュリアに言われ、汚職の証拠である黒い手帳を隠したことで見つからずに済みました。
リュックに銃を仕込んだところを写真にとられ、証拠を突きつけられるローマンとトゥフォ。この状況をどう切り抜けるのかと思ったら、カレンが情報提供者として協力していたということに。 トゥフォの兄が刑務所に逆戻りしないようにしたのと同じような方法でしたね。
売人のクインスを前に、怖がるカレン。クインスが釈放されたら、カレンと息子は殺されることに…。ウォズにいい母親になるチャンスだと説得され、カレンは以前から情報提供者だったと証言したようです。 密告者だということになったカレンと息子がクインスの手下に狙われないか心配に。証人保護プログラムが受けられるといいですね。
あんなに息巻いていたヴェルコはがっかりしていそうですが、それでも、まだヴェルコはあきらめなさそう…。
スタールはミゲルの歯を発見
サップのお墓にミゲルの遺体が埋まっていることを突き止めたスタール。よだれを垂らしながら、夜にお墓を掘り返すスタールが狂気! 完全にヤバい人に。
ついにミゲルの遺体が見つかってしまうかと思ったら、ウォズが先手を打ち、すでに遺体は動かした後。 またあの葬儀屋で遺体を燃やしたのでしょうか…。
しかし、スタールはお墓でミゲルの歯を発見。歯型が照合できないように、ノミで破壊したことが裏目に出てしまったようです。
ミゲルのDNAと照合しようとグプタ捜査官に色目を使うスタールも、なかなかの気持ち悪さ…。 いままでFBIの職権を乱用し、やりたい放題だったスタールですが、FBIを無期限の停職処分に。
これでおとなしくなるどころか、ミゲルのDNAサンプルは破棄されていたため、スタールはクリスティーナのDNAと照合しようと家に侵入!
さらにそれだけでは飽き足らず、ハーリーが検事補のナヴァと愛し合っているところを盗み聞き。ドアの下から見える靴が恐怖…。侵入されすぎなハーリーの家が心配に。 事実上FBIをクビになったスタールは、ハーリーへの執着を増していきそう。
ビアンキは有力者の弱みを握って、保管していた
罠にかけて、殺し屋を捕まえたハーリーとウォズ。 殺し屋のケータイには「明朝7時 5番街 95丁目」とメッセージが。
親指の指紋認証でケータイのロックは解除。ウォズは切り落とせばいいと物騒なことを言っていましたが、切断された指や死体の指では指紋認証を解除できないらしいです。
5番街 95丁目に現れたのは、シーズン2 第8話「恩義」にも登場したビアンキの愛人エレナ。
エレナは、隠れるビアンキのパイプ役となり、命令を実行していたのでした。ただの愛人かと思ったら、マフィアの仕事にもどっぷりかかわっていましたね。
ウォズはビアンキの居場所を聞くため、殺し屋とエレナにロシアンルーレット。 殺し屋を拷問したり、ロシアンルーレットをするウォズは、マフィア顔負け…。 しかも、脅しではなく、クッションで銃声を消し、本当に殺し屋を射殺! さらに、情報を聞き出し、用なしになったエレナも射殺…。
それでも、エレナの飼い犬だけは助けて、かわいがるウォズ。ギャップがすさまじいですね。 キョトンとしたエレナの飼い犬ラッセル・テリア(?)が、かわいい! 残酷なシーンでしたが、かわいいワンコが唯一の救いに。
ビアンキは有力者の弱みを握っていることが判明。ウォール街の弁護士事務所にあるという鍵のかかった箱を奪うことになりそう。 警備が厳重そうですが、うまくいくのでしょうか…。
『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2の登場人物・キャスト
『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2の登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマの中で流れた曲
- Voodoo - BRYCE FOX
- Hi-Lo (Hollow) - BISHOP BRIGGS
- Monster - MILCK
気になったセリフをPick Up
「彼(ビアンキ)は有力者の弱みを握ってる。その気になれば、街をひざまずかせられる」"He's got dirt on everybody who's anybody in New York. He could bring this whole city to its knees if he wants to He's untouchable."
ビアンキの愛人エレナのセリフ。 ジュリアに守ってもらっていただけでなく、他の有力者の弱みも握っていたビアンキ。つぎは、有力者の弱みが保管されているウォール街の弁護士事務所に強盗に入ることになるのでしょうか…。