『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2 第9話「襲撃」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2 第9話「襲撃」
  • Shades of Blue Season2 Episode9 "Chaos Is Come Again"
海外ドラマ『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』

※ネタバレしています。

あらすじ

ローマンのもとには売人クインスの仲間カレンが助けを求めにやってくる。 9歳の息子のエイドリアンが行方不明になったと訴えるカレン。

ウォズのチームは学校で聞き込みをし、公園でチェスをしているエイドリアンを発見する。エイドリアンのリュックの中にはドラッグのフェンタニルが大量に入っていた。クインスは母親のカレンにも内緒でエイドリアンに運び屋をさせていた。

ウォズのチームは銃もリュックに入れ、クインスにリュックを渡させ、クインスを逮捕。銃の不法所持で確実に刑務所送りになるようにする。 その現場を、ローマンとウォズの息子ネイトの会話を盗み聞きした監察官のヴェルコが写真に撮っていた。

トゥフォの兄ウォーレスはクインスの仕事をしたと供述されれば、刑務所に逆戻りになる危険があった。しかし、ウォズはウォーレスがウォズの情報提供者として動いていたことにして、クインスに供述されても刑務所に逆戻りにならないようにする。

ハーリーは、ミゲルになりすましたスタールがクリスティーナにメールし、さらに調査員のウィリアム・クラークと名乗り、クリスティーナと会っていることを知る。 ミゲルの遺体を埋めるのを手伝ったキャディは、スタールが渡したドラッグのオーバードースで死んでいた。

ハーリーはミゲルを殺したことをウォズに告白し、スタールを殺しに行こうとするが、止められる。 クリスティーナのケータイでスタールを呼び出したハーリー。ハーリーはスタールのFBIの上司ベイカーにクリスティーナに対する違法な捜査を話し、スタールの任務はすべて一時中止となる。

ウォズの家に集まったチーム。ウォズとハーリーはミゲルの遺体を他の場所に移しに行こうとするが、激しい銃撃を受ける。インタビューに来ていたウォズの息子ネイトが撃たれてしまう。

あきらめないスタールは「57-4-F」がサップのお墓の区画番号だと突き止め、掘り返すのだった。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2 第8話「恩義」前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

子どもに運び屋をさせていたクインス

ローマンのもとには前回のシーズン2 第8話「恩義」で、自動小銃を向けてきた売人クインスの仲間カレンが会いに。

息子のエイドリアンが行方不明なったというカレン。 「自動小銃を構えることでもしないと生きられない」というが壮絶…。

売人のクインスはカレンの息子エイドリアンにフェンタニルの運び屋をさせていたことが発覚。9歳の子にそんなことをさせるなんて、いくら何でも最低すぎ…。

エイドリアンを見つけるため、キリスト教青年会(YMCA)や公園をさがすチーム。 優秀なエイドリアンは天才チェス少年。ウォズも簡単に打ち負かされるほどの腕前でした。 この環境から抜け出せたら、エイドリアンは売人と関わらずに、立派に成長するはず!

売人のクインスは逮捕され、刑務所送りは確実。銃を仕込んだのは違法ですが、親子を助けるためなら仕方ないと思えてきますね。

監察官のヴェルコはその現場を写真に。ケータイを部屋に置いて盗聴器代わりにし、ローマンとネイトの会話を盗み聞きしていたヴェルコ。こっそり写真を連写するヴェルコのほうが怪しげで嫌な人に見えますね。

ヴェルコのあだ名はナンシー・ドルー。ナンシー・ドルーは少女ナンシー・ドルーが事件を解決していく児童向けの推理小説シリーズ。アメリカではエマ・ロバーツ主演で、2007年に『美少女探偵ナンシー・ドリュー』として映画化されたこともあるそう。絶対、バカにされてる…。

兄のウォーレスも刑務所に逆戻りするのかと心配するトゥフォ。それにも、ウォズは手を打っていました。仮釈放直後から、ウォズの情報提供者として動いていたことにし、ウォーレスがクインスの仕事を手伝わされたこともウォズの指示ということにしたのでした。その手があったんですね。

銃撃され、ネイトが撃たれる

トゥフォは警察のバッジを返してもらい、復帰。

バラバラになってしまったウォズのチームが、再び元に戻ったときに銃撃事件が発生! すさまじい銃撃でインタビューに来ていたウォズの息子ネイトが撃たれてしまいました。ウォズにまず聞いたのは「ゲイなの?」…。はじめに聞くのがそれなのかと、逆にびっくり!

新聞記者なのに、他に殺人の隠蔽とか、もっと重大なことは聞かなくてもいいのかと不思議に…。

ウォズに反発していたローマンでしたが、テスに腹をパンチされたこともあり、目が覚めたようですね。丸腰の男を撃ち殺して、処罰を逃れたローマン。正しいことをして自分が正義だと思いたかったローマンは現実を受け入れたようです。

ようやくまとまったチームに銃撃が。一体、誰の仕業なのでしょうか…。やはりマフィアのビアンキ? それとも逮捕したクインスの手下なのでしょうか…。

撃たれて重傷のネイトはなんとか助かりそう。父親が殺人にかかわっていることよりも、ゲイだったことのほうが気になっていたネイト。息子のネイトを撃たれて激怒したウォズは、犯人に何をするかわかりませんね…。

スタールはサップの墓を掘り返す

娘クリスティーナがスタールと会っていることを知ったハーリー。さらに、キャディはドラッグの過剰摂取で死亡。スタールが渡したドラッグのせいで、死んでしまったキャディ…。おそれていたことが現実に。

ハーリーもキャディの死がスタールのせいだと見抜き、スタールを殺すことを決意。 ブルーシートや結束バンド、ダクトテープを買うハーリー。店員さんも怪しんでましたね…。それで、殺したスタールの死体を処分する気かと思ったら、それはミゲルの遺体を移すため。 本当にスタールを殺す気かとドキドキしましたね。

スタールの上司のベイカーにクリスティーナへの違法な覆面捜査を報告したハーリー。 スタールの懲戒処分の聴聞が開かれることになりましたが、それはスタールを止めるどころか、さらに暴走に拍車をかけることに!

車をどかせとブチ切れるスタールを止めるものは、何もなくなってしまったようです。 ただでさえ危険なのに、FBIを離れたら、もっと何をするのか分からなくて怖いですね…。

ついにキャディの封筒にメモされた番号「57-4-F」がサップのお墓の区画番号だと突き止めたスタール。シャベルを買い、お墓を掘り返すスタール。ミゲルの遺体が発見されれば、ハーリーはまたしても窮地に追い込まれることに。

監察官のヴェルコも証拠をつかみ、チームは何者かの襲撃を受け、ブチ切れたスタールにもつきまとわれるという最悪な事態に。 ミゲルの死が明らかになれば、クリスティーナをだましていることもバレて、娘の心まで失ってしまいそうで心配ですね。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2の登場人物・キャスト

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Scars - BOY EPIC
  • I Will Rule - MILCK
  • Further Away - DON DEBRAUWERE
  • Sympathy for the Devil - THE ROLLING STONES

気になったセリフをPick Up

「みんな死んでいく。私のそばにいるだけで」

"It's too much death. Nobody near me is safe."

ハーリーのセリフ

ウォズにミゲルを殺したことを告白したハーリーのセリフ。次の犠牲者は誰になってしまうのでしょうか…。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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