『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第7話「それぞれの亡霊」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第7話「それぞれの亡霊」
  • 9-1-1 Season2 Episode7 "Haunted"
海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』

※ネタバレしています。

あらすじ

ハロウィン・シーズンのロサンゼルス。墓地では地面が陥没し、人が生き埋めに。

パロス・ヴェルデスの閉鎖されたハイキングコースの崖から転落したという男性から通報があるが、転落した男性イアンは通報していないと言う。崖の下には7年前に転落して白骨化した男性の遺体も見つかり、バックは幽霊が通報したのではないかと疑う。

アシーナは白骨の身元を歯型から突き止め、妻に夫アレックス・アルマンド・ペレスの死を伝える。アレックスには息子もいたのだった。

お化け屋敷をコウモリの生息域の真下に作ってしまい、コウモリが電線にあたり、火の玉となって次々と落下する事態も発生。

ハロウィンパーティーでは引火事故が起こり、警察の馬が興奮し、暴走した馬がケガを負ってしまう。馬の世話をずっとしていた男性は痛みで苦しまないように安楽死させることを選ぶ。

エディは別居していたシャノンに、息子クリストファーがプログラムの整った学校に転校できるように学校側との面談を頼む。 エディとシャノンは言い合いになるが、シャノンは息子の脳性まひは自分のせいだと自分を責め、苦しんでいたのだった。

ヘンは9歳のときに家を出た父親の延命をするかどうか決断を迫られる。ヘンは悩んだ末、父親には回復の見込みがないため、延命装置を外し、自由にしてあげることに決める。 バックは待ち続けていたアビーの家から出ていくことに決める。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第6話「解放」前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

墓地にゾンビ!?

アメリカではハロウィン・シーズンに放送されたエピソードということで、ゾンビ、幽霊などが満載。

墓地に現れたのはゾンビかと思いきや、墓を掘っているときに陥没で地面に引き込まれた男性。 動きがゾンビっぽかったですね。

女性の911への通報が「AAAAAAAAAH!!!」だけだったのも面白い。

墓を掘っていたもう1人の男性スタヴロスは生き埋めに。 シーズン2 第2話「マグニチュード7.1」で起こった地震で地盤が崩れやすくなっていたよう。

死ぬ前にお墓に生き埋めになったというのが皮肉ですね…。

ヘンは死者の霊を怒らせてないかと心配。 笑い飛ばすかと思ったら真剣にとりあうバック!  意外にも幽霊を信じているようです。それにしても、ショベルカーまで飲み込む地面の陥没がおそろしい…。

幽霊からの通報

つぎは、崖から落ちたという通報が。 白骨を見つけ、幽霊からの通報だと疑うバック。助けを求める脚を骨折したイアンも通報していないことが判明…。

さらに、マディが応答した911への通報を聞いてみると、録音されているのはマディの声だけ。 しかも、マディが聞いた通報の声は、7年前に通報された声とそっくり同じという奇妙な現象が。

転落した男性を助けるためと、自分を見つけてもらいたくて、幽霊が通報したのかも…。 マディへの通報もハウリングで、不気味な感じ切れていましたね。

ボビーの言うように、目撃した人が通報したというのが現実的な推測ですが、「幽霊の通報」というのも不思議で面白い話。

それにしても、閉鎖された崖に落書きがあるのにびっくり。転落して脚を折った男性もゴルフの打ちっ放しを海に向かってしていたようなのが、残念…。

アシーナは白骨の身元が州立刑務所から出所したアレックス・アルマンド・ペレスだと突き止め、妻に死を伝えることに。 まわりにはアレックスに捨てられたと言われていた奥さん。アレックスには息子も。亡くなっていたのは悲しいですが、家族を捨てたわけではなかったことが明らかになり、よかったですね。

お化け屋敷、ハロウィン・パーティーで事故が

お化け屋敷ではコウモリが電線に当たり、火の玉となって次々と落下!  お化け屋敷より、本物のコウモリのほうがよっぽど怖いですね。でも、生息域の近くにお化け屋敷を作られたコウモリにとってみたら、迷惑な話。

コウモリから狂犬病に感染する恐れも。 病気を媒介する点も、チムニーの「羽をはやしたネズミ」という例えがピッタリ…。

ハロウィンパーティーでは馬が暴走。アメリカでは今でも、騎馬警官が活躍しています。

シティ・スリッカーという馬の名前は、カウボーイ体験を通して本来の自分を見つけるコメディ映画『シティ・スリッカーズ』からとったようです。

どうやら馬が暴走してあちこちにぶつかり、大ケガを負ってしまったよう。治療することで回復の見込みもないため、モルヒネを注射し、安楽死させることに。 ミュージカル映画『オズの魔法使』のドロシーの仮装をした女の子が印象的ですね。

ヘンの父親は危篤状態だった

ヘンは9歳のころに出て行ったきりだった、父親の延命措置を続けるかどうか決断を迫られることに。 父親の意識がないまま再会することになるなんて…。

子どものころ、日記のような手紙を書き続け、父親への愛を忘れていなかったというのが切ないですね。

ヘンは回復の見込みのない父親を許し、延命措置を取りやめることに。父親が新聞記事を切り抜いたりとヘンの活躍を陰ながら喜んでいたようなのが、救いでしたね。

エディの妻シャノン

エディはカーラの助けを借り、息子のクリストファーをいい学校に転校させることに。 それには母親シャノンの面談も必要に。どうやらエディとシャノンは別居しているだけで、離婚はしていなかった模様。

溝ができてしまったエディとシャノンにはお互いに言い分があるようです。 エディは息子とシャノンを置き去りに衛生兵としてアフガニスタンへ。 その後、シャノンは1人で病気の母親の世話のためテキサスからロサンゼルスに移り住み、別居状態だったようです。

エディがテキサスから引っ越し、ロサンゼルスの消防局に就職したのも、シャノンを追ってきたからのようですね。

シャノンは息子の脳性まひのことで、ずっと自分を責めていたことが明らかに。自分のせいでないことは頭ではわかっているのに、そうは思えないというのがつらすぎますね。 お互いの気持ちがわかり、キスしたエディとシャノン。2人はよりを戻すことになるのでしょうか…。

クリストファーのハロウィンの仮装はX-メンのウルヴァリン

エディは1981年のSF映画 『ニューヨーク1997』に登場するカート・ラッセル演じるスネーク・プリスキンの仮装。 マニアックすぎて言われなければ、誰の仮装なのかよくわかりませんね。でも、フィギュアになるほど人気のようです。

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バックはアビーの家から出ることに

バックはついに現実を認め、アビーの家から出ていくことに。 「実現しない希望にすがっていたら、ずっと足止めを食う」とアドバイスしていた姉のマディ。

実現しない希望だとはっきりと分かれば、すぐにあきらめもつきますが、現実はなかなか切り替えどきが難しい…。 当事者ならなおさら、見極めも切り替えるのも難しくなるものです。

亡霊から解き放たれ、バックは次に進むことに。 自分の心の整理のため、アビー宛に書いた手紙は結局、持ち帰ることにした模様。

アビーに出会い、成長したバック。次の出会いも素敵なものになるといいですね。 バックはどこに住むことになるのでしょうか…。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の登場人物・キャスト

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Monster Mash - BOBBY "BORIS" PICKETT
  • Prelude - BERNARD HERRMANN
  • I Found - AMBER RUN

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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