『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第2話「マグニチュード7.1」 あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第2話「マグニチュード7.1」
  • 9-1-1 Season2 Episode2 "7.1"
海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』

※ネタバレしています。

あらすじ

ロサンゼルスでマグニチュード7.1の巨大地震が発生。14階建てのハリウッド・パーム・ホテルは地震で大きく傾いてしまう。

傾いたホテルのレストランでは、試合のために来ていた高校生のバスケットボール選手ジェフががれきで脚を挟まれてしまう。 ジェフは脚を切断するか、崩落する危険をおかして がれきをエアバッグで持ち上げ、脚を救うか選択を迫られる。バスケを頑張ってきたジェフは可能性に賭けたいと、脚を救う方を選ぶ。ジェフは何とか脚も無事に救出される。

警察官のアシーナは車泥棒の常習犯の少年マーヴィンを逮捕し、高速道路を走っているときに地震に遭遇。 アシーナは崩落した高速道路から転落した車の男性を助け出そうとする。車には火がつき、男性は焼け死にそうに。アシーナは車泥棒のマーヴィンにミキサー車のエンジンをかけさせ、セメントで消火する。

家族旅行でホテルのレストランに来ていた女の子キャットは1人でトイレに向かう途中で、地震が発生。崩落した床に落ち、行方不明に。ヘンは女の子のはいていた靴を片方発見する。そんな中、余震が発生し、がれきが崩落。逃げ遅れたヘンは崩壊した床の下に転落してしまう。

バックの姉マディは911のコールセンターでトレーニングを受けていたが、地震が発生し、重要な通報の見分けと応答を任される。

バックとエディは大きく傾いたホテルの部屋で転落しそうになっているアリとセクハラ上司を救おうとする。しかし、余震でパニックになったセクハラ上司は体を動かしてしまい、窓ガラスが割れて、転落死。アリも落下しそうになるが、エディが手をつかむ。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第1話「プレッシャー」前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

巨大地震が街を襲う

ロサンゼルスでは巨大地震が発生。 1994年にカリフォルニア州ロサンゼルス市ノースリッジ地方で発生したノースリッジ地震よりも大きい地震で、1992年のジョシュア・ツリー地震並みの地震が発生。

ノースリッジ地震 - Wikipedia

ノースリッジ地震(ノースリッジじしん、 Northridge earthquake)は、 1994年 1月17日4時30分55秒( 太平洋標準時)、 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス市ノースリッジ地方で発生した 地震である。 ロサンゼルス地震とも呼ばれる。 モーメントマグニチュードは6.7だが、 震源は14.6キロと、極めて浅い。被害を受けた人は、死者57名、負傷者約5,400人、入院1,467名にのぼる。また、 高速道路 が崩壊するなどの被害を受け、米国史上最も経済的損害の大きい地震となった。

ノースリッジ地震でも高速道路が崩壊するなど大きな被害を受けたそうです。 ドラマでも高速道路が崩壊するなど、すさまじい被害が。

安全なはずの高層ビルは大きく傾くことに! ホテルがあんな風に斜めになっているのが衝撃的ですね。

地下の駐車場で脆性(ぜいせい)破壊が起こり、建物の一部が潰れて斜めになったホテル。脆性(ぜいせい)破壊とは、変形せずにパキッと割れてしまうことを指すそう。耐震性が低かったのか、地震が強すぎたようです。

ホテルで地震に巻き込まれてしまった人々。その人たちが地震に巻き込まれてしまう前は何をしていたのかも描かれていました。 普通の日常が地震であっという間に変わってしまうのがおそろしいですね。

消防救急隊や警察、911のオペレーターも家族の安否がわからない中、仕事をこなさなければいけないのが大変。自分の家族を心配しつつも、自分の命を危険にさらすこともいとわず、懸命に他の人を救おうとする人たちには頭が下がりますね。

アシーナは崩落した高速道路で人命救助

車泥棒のマーヴィンを逮捕して高速を走っていた時、アシーナは地震に遭遇。車泥棒の常習犯だったマーヴィンのおかげで、車の中で焼け死にそうになっていた男性の救助に成功。 ミキサー車のセメントで火を消すというのが大胆!

「才能を人のために使った。”ダークナイト”だ」とスーパーヒーローと同じだと調子に乗るマーヴィンにもアシーナはきっちりお灸をすえるのでした。

見逃すのではなく、これから罪を犯さないように「悪事を働く前に思い出して。今の悔しさと正しい行いをしたときの喜びを」と言い聞かせるのがアシーナらしいですね。 これでマーヴィンも反省して、車泥棒を卒業できそうです。

マディは911のオペレーターのトレーニング

バックの姉マディは911のオペレーターのトレーニング中。指導する男性は医療ドラマのファンのようで、『ドクター・ハウス』や『グレイズ・アナトミー』が登場。 毒舌医師ドクター・ハウスの口癖、「人は誰もがウソをつく」とアドバイス。ドラマを見ないマディは『ドクター・ハウス』も見たことないようです。

さっそく、911の応答を任されたマディでしたが、エンジン音を聞き逃し、通報してきた患者が車内にいることを推測できずに失敗。 「耳を使って情報を得る」ことが重要だと言われたマディ。エンジン音で車内にいることも察知し、的確に通報者のいる場所に救急隊を送り込むオペレーターはすごいですね!  電話の音だけでまわりの状況まで判断するなんて、さすが。

トレーニング中のマディたちは地震発生で電話が殺到するコールセンターで実際に911の応答を任されることに。 911にかかってくる電話の半数以上が、重要性のない地震の報告や停電に関する問い合わせというのも驚きですね。本当に緊急事態の通報が紛れてしまいそう…。

日本でも重要性の低い通報が多いと聞きますが、アメリカでも状況は変わらないようです…。

傾いたホテルでは人命救助が続けられる

地震で大きく傾いたホテルのレストランでは脚をがれきに挟まれてしまった高校生のバスケ選手ジェフが。脚の切断をすることなく、救出されて一安心。

バスケで大学にスカウトされるはずだったジェフ。ケガが回復すれば、またバスケができるようになるのでしょうか…。 地震で人生が変わってしまうのが辛いですね。

ヘンはホテルで行方不明の女の子キャットの靴を発見。キャットは無事なのでしょうか…。ヘンも余震で下に転落。ホテルの床まで地震で崩落したのが衝撃的ですね。ヘンは無事なのでしょうか…。そして、キャットを見つけることができるのか気になります。

エディは息子のクリストファーを心配。 クリストファーは病気のようです。「犬は人間を毛が少ない賢い犬だと思ってる?」と父親のエディに聞くクリストファーがかわいい。

エディとバックは傾いたホテルの部屋で窓ガラスに押し付けられている男性の救助に。階段がきしむ音が怖い。 ようやく部屋にたどり着いたバックとエディ。傾き加減がすさまじいことに…。

傲慢なセクハラ上司はこんな状況でも不愉快さを発揮し、自分を先に救助しろと要求。死に直面しても嫌な奴は嫌な奴のままでしたね。まったく、あきれるしかない…。

余震が発生し、セクハラ上司は窓ガラスが割れて、転落死。いままでの行いの報いを受けたのでしょうか…。いい気味ですが、嫌な奴でも死んだら、後味が悪いですね。

セクハラを受けたアリも余震で危機的状況に!  高層ホテルの部屋から宙吊り状態になってしまったアリ。救助はまだまだ続きそうです!

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の登場人物・キャスト

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Dammit - BLINK-182
  • Under the Pressure - THE WAR ON DRUGS

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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