『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第4話「袋小路」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第4話「袋小路」
  • 9-1-1 Season2 Episode4 "Stuck"
海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』

※ネタバレしています。

あらすじ

落書きする少年を追い、壁の隙間に落下し、ハマってしまった警備員、車の特注のマフラーに頭がハマった女性、ATMの金庫に閉じ込められた技術者など何かにハマってしまった人たちの救助に追われる救急隊。 アシーナは警部補に昇進する話を持ち掛けられるが、断るべきか、受けるべきか悩む。

脳性まひの息子クリストファーをおばあちゃんに預けて、仕事をしていたエディ。おばあちゃんは腰を骨折してしまう。おばのペパの仕事が終わるまで、クリストファーは消防署で預かることに。 みんなの人気者になったクリストファー。

バックは子育てに苦労しているエディを見て、アビーの母親の介護を手伝っていた在宅医療のプロ カーラを紹介。 エディが子育て支援を受けられるように、複雑な制度を知るカーラが助けになる。

チムニーは鉄筋が頭に突き刺さった事故から10か月経ち、病院で元彼女のタティアナに遭遇。タティアナは結婚し、夫の子どもを妊娠していた。 事故のことが忘れられずに苦しんでいたチムニー。プロポーズ直後にエスカレーターの中に落ちて、亡くなったダニエルを目の当たりにして、チムニーはなぜ自分が生きているのか自問していた。

ボビーに事故の記憶に悩んでいることを打ち明けたチムニーは改めてタティアナと会い、偽りの関係を続けなくて済んだと感謝。お互い幸せになろうと話す。

バックの姉マディは自立するため、アビーの家から引っ越す。バックはアビーの帰りを待つことにむなしさを感じ始める。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2 第3話「届かぬ叫び」前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

ハマって動けなくなる人々

今回は物理的にも、心理的にもハマって動けなくなってしまった人がテーマ。 「RUT」は轍(わだち)、習慣化し、型にはまった行動という意味が。 他にも「発情期」という変わった意味も。

rutの意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書

rutの意味や使い方 【名詞】1【可算名詞】 わだち,車の跡.2[a rut] 決まりきったやり方,型.用例be (stuck) in a rut 型にはまり込んでいる, マンネリになっている.get into a rut... - 約1138万語ある英和辞典・和英辞典。発音・イディオムも分かる英語辞書。

最初にハマってしまったのは警備員のジョージ。落書き少年を追い、無理に隣のビルにジャンプした結果、落下してビルの隙間にすっぽりとハマってしまうことに。太っていてよかったですね。 痩せていたらそのまま落下して死んでいたかも! 腹の脂肪に救われた警備員。まさか脂肪が命綱のようになるなんて…。

様子を見て「絶対に腹をへこませるなよ」というチムニーの言葉には笑ってしまいそうに。

お次は、車のマフラーに頭がハマってしまったと通報が。マフラーにハマるなんてどういうことかと思ったら、特注の太いマフラー。それにすっぽりと頭が。

マフラーの太さにもびっくりですが、そこに頭を入れようと思った女性ジェニファーもどうかしてる。 ロデオ・バーでみんな、酔っておかしくなっているようです。

しかも、車の持ち主は車の名前はベティだと答える始末…。いろいろ残念すぎますね。 環境に悪そうなマフラーを切断し、潤滑剤で滑らせて頭を抜くことに成功。 エディを見ていい男だというジェニファー。その元気があれば大丈夫そうですね。

ジェニファーの友達もエディやバックをナンパ。モテモテ! 潤滑剤も持ち歩く肉食系女子たちに圧倒されていましたね。

ATMにハマった男性はいたずらだと思われ、なかなか助けてもらえず…。確かにATMから声がしたら、どっきりかと思いたくなるかも。

ATMにハマってしまったのは、技術者の男性。てっきり泥棒かと思ったら、技術者の男性でした。 ATMにハマった男性を助けつつ、バックやチムニーはそれぞれアビーやタティアナのことを相談。

健気にアビーを待ち続けるバック。そろそろ前に進むときかも…。アビーは今、モロッコに。居場所をSNSで知るなんて…。アビーはとっくに前に進み、もうバックを彼氏だとは思ってなさそうですね。 「彼女がいる」と言うバックが切ない…。

アビーの母親の介護士だったカーラがエディの助けに

エディは脳性まひの息子クリストファーをおばあちゃんに預けて仕事に。エディとクリストファーが一緒に筋トレしたり、並んで洗面所に立つ姿にほっこり。 助けたいのを我慢して、自分でやれるまで見守るのがいいお父さん!

おばあちゃんが腰を折ってしまい、クリストファーは消防署に。クリストファーには、その場を明るくするムードメーカーの才能があるようです。みんなを笑顔にするクリストファー。

子育てで大変なエディにバックは、カーラを紹介。カーラはシーズン1でアルツハイマーのアビーの母親の介護士で、アビーとも友達になった女性。

複雑な子育て支援制度の申請を手伝ってくれるようです。 子育て支援制度があっても、複雑なせいで利用できない人がいるのはよくないですね。ただでさえ大変なのに、制度を調べるだけで疲れてしまいそう…。

エディはカーラの助けで、一息つけそうです。おばのぺパは「女のワナにハマったせいね」と言っていましたが、クリストファーのママはどんな人なのでしょうか…。

チムニーは元カノと再会

チムニーは『9-1-1:LA救命最前線』シーズン1の第3話で、鉄筋が頭に突き刺さった事故から10か月。頭に鉄筋が刺さったのに、奇跡的な回復をしたのが、改めて驚き! 鉄筋が突き刺さった頭部のレントゲンが、もはや冗談に見えますね。

定期検査の帰り、病院で妊娠中のタティアナとばったり再会。 あれから10か月で結婚し、夫の子を妊娠するという驚きの人生を送っていたタティアナ。ある意味、感心ですね。

自分がひどい人間だと気付き、クリニックで10日かけて人生を振り返り、反省したというタティアナ。反省したと言っていますが、なんだか自分のことしか考えていないみたいでちょっとイラっとする…。

エスカレーターでアリエルにプロポーズした直後、ダニエルはエスカレーターの中に落下。ダイヤを買っても寄付してしまう彼女のために、キャンディの指輪でプロポーズするダニエル。最高にロマンティックなシーンが、事故で激変。

エスカレーターの中に落下するという事故が怖すぎ…。助け出されたもののダニエルは死亡してしまいました。悲しすぎて何も言えませんね。最後に、プロポーズの答えが「イエス」だと知れたことが唯一の救いかも。

幸せの絶頂から突き落とされた青いキャンディの婚約指輪をしたアリエルが気の毒すぎますね。

チムニーは事故のことをボビーに吐き出して乗り越え、去ったタティアナに偽りの関係を続けなくて済んだと感謝。ひどいことをされても許したチムニー。

赤ちゃんにも消防士の格好をしたアヒルさんをプレゼント。そして、ミスター・エイプリルに選ばれたチャリティカレンダーもプレゼント。消防士みんなが筋肉を見せつけて、上半身裸なのがウケますね。

お互いの幸せを祈る2人。チムニーもようやく事故のトラウマから立ち直れそうです。チムニーにもいい人が現れるといいですね。

警部補への昇進を受けるか悩むアシーナ

アシーナは昇進を打診され、悩むことに。元夫のマイケルは型にハマる心地よさは理解できるが、リスクも必要だとアドバイス。 一方、ボビーは断ってもいいと助言。現場が好きなアシーナは昇進を断ることにしたようですね。

姉のマディは引っ越し、バックはまたアビーの家で1人きりになって、さみしそう。 バックだけは、いまだにハマって動けない状態から抜け出せないようです。

次はどんな事件や事故が起こるのでしょうか…。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の登場人物・キャスト

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Milagro (Miracle) - GLORIA ESTEFAN
  • Animal - DEF LEPPARD
  • Stuck in the Middle with You - STEALERS WHEEL
  • Miracle - CHVRCHES
  • Rescue Me - UNIONS

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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