『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2 第1話「癒着」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2 第1話「癒着」
  • Shades of Blue Season2 Episode1 "Unforgiven"
海外ドラマ『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』

※ネタバレしています。

あらすじ

FBIのスタールに汚職で捕まり、FBIの内通者(モグラ)になったハーリー。汚職に手を染めているハーリーを含むウォズのチームは現金1200万ドルを強奪。ウォズは自らFBIに金を持って出頭。スタールから取引を持ちかけられる。

一方、ハーリーは娘も罰してやると言ったクリスティーナの父親ミゲルの首を折って殺害。 モグラだと疑われてウォズに殺されたサップの墓穴に、ミゲルの死体を埋める。

娘のクリスティーナには、ミゲルに金を渡し、追い払ったと説明。強奪金の中からミゲルに渡した金はハーリーが見つけ、燃やす。クリスティーナが傷つかないように、ミゲルの携帯からハーリーはミゲルになりすまして別れのメールを送るのだった。

FBIに捕まったウォズにスタールはマフィアの大物ビアンキを捕まえるように指示。ウォズはビアンキが男を殴ったとでっち上げ、逮捕。

ニューヨークの市長選に出馬し、以前はウォズのチームの刑事だったジュリア・エアーズ市議がビアンキの起訴を止めてほしいとやって来る。 FBIのスタールと上司のベイカーの本当の狙いはビアンキの陰の支援者ジュリアだった。

ウォズはハーリーのようにFBIのモグラになり、ジュリアを売る気はないと拒否。 ジュリアとビアンキは、ジュリアの野望をかなえるかわりに、ビアンキを警察から守るとお互いに約束していた。 ジュリアはウォズの裏に誰かがいるはずで、排除すべき敵はそいつだとビアンキに告げる。

[終]『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1【最終話】第13話「限界」前回のあらすじと感想はこちら≫

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2は全13話

アメリカではNBCで、2017年3月から5月に放送。シーズン2には『ブレイキング・バッド』の主人公ウォルターの妻スカイラー役で有名なアンナ・ガンが出演しています。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』の放送・配信情報

※作品の配信情報は2019年2月3日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各配信サービスのホームページもしくはアプリをご確認ください。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン3は?

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン3はアメリカで2018年6月から8月に放送され、全10話のシーズン3がファイナルシーズンとなっています。

感想

ミゲルの死体を隠すハーリー

ミゲルの首を折って殺したハーリー。娘のクリスティーナのことを言われて、殺すしかないと思ったようです。

「お前に支配された俺の人生をお前ので返してもらう。娘も罰してやる」と言うミゲル。ハーリーは暴力を振るうミゲルを遠ざけるため、罪をなすりつけてミゲルを刑務所送りにしていましたね。

シャワーカーテンで死体を包み、サップの墓穴に埋めるハーリー。車が来た時には、バレるかとヒヤヒヤしましたが、ハーリーが助けに呼んだキャディでした。キャディは確か元警官で薬物依存症。スタールの家に監視カメラを取りつけるのを手伝ってくれた人でしたね。

ハーリーは身元が分からないようにハンマーとのみで歯を破壊。想像するだけで、げっそり…。ミゲルの遺体はサップと眠ることに。

ハーリーはミゲルに渡したお金も取り戻し、焼却。もったいないですが、強奪した金の一部ということで、足がつき、もう使えないんでしょうね。 暴力的で、死んだミゲルにも、母親がいるというのが複雑…。

娘のクリスティーナには自分がお金を盗んだことを告白。娘にお金を盗んだことを話したのは驚きですね。しかし、父親のミゲルはお金を持って遠くへ行ったことに。 さらに、クリスティーナを傷つけないようにミゲルになりすましてメールも。娘のためなら、何でもするハーリー。でも、一生、娘にウソをつき続けなければならないのがつらい…。

クリスティーナはウォズの家にいましたが、ウォズの妻リンダ役はシーズン1とは演じている人が変わったようです。 シーズン1ではロリータ・ダヴィドヴィッチがリンダ役を、シーズン2ではマーガレット・コリンがリンダ役を演じています。

髪を短くして、いい感じに変わったと言っていたクリスティーナでしたが、演じている女優さん自体がかわっていました!

FBIの真の標的はジュリアだった

FBIに出頭したウォズはスタールに不正を頼まれることに。スタールの狙いは初めからウォズたち汚職警官の逮捕ではなく、市長選に出馬したジュリアだったようです。

ジュリア・エアーズ市議を演じているのは、ドラマ『ブレイキング・バッド』の主人公ウォルターの妻スカイラー役で有名なアンナ・ガン。 『ブレイキング・バッド』の頃よりも、ふっくらした感じですね。

アンナ・ガン - Wikipedia

1968年、 ニューメキシコ州 サンタフェに生まれる。子供時代より女優業に興味を抱き、10代の頃には アクターズ・スタジオの演劇レッスンを受講したこともある。近年、特に彼女のキャリアで知られるのは ブライアン・クランストン主演のドラマシリーズ『 ブレイキング・バッド』への出演で、同作品での演技が評価されて 2013年の プライムタイム・エミー賞のドラマ部門の助演女優賞を受賞した。また 2014年には他のキャストらと共に 全米映画俳優組合賞 を受賞している。

ジュリア・エアーズ市議は昔、ウォズのチームの刑事で、現在、市長選に出馬。 12年もウォズと共に働いていたようです。「机で楽しんだ」関係でもあるウォズとジュリア。

そのジュリアは刑事のときにマフィアのビアンキと約束を取り交わしたようです。 ビアンキが手下に賭けで敗れ、その手下を殴り殺した時も不起訴に。

2012年に発生したハリケーン・サンディによる洪水で凶器が紛失したと言っていましたが、ジュリアが証拠をもみ消したようです。そのジュリアが市長になったら、ビアンキはもっとやりたい放題になりそうですね。

スタールは相変わらず、コールガールのジーナにハーリーの格好をさせて、手錠プレイ。ウォズにプレイのことを話したジーナに街から消えろと指示。

さすがに殺すことはしませんでしたね。しかし、そのまま手錠プレイの続きをし始めたのにはびっくり…。スタールの性癖が気持ち悪いですね。

危険なマフィアと手を組んでいるジュリア

スタールの指示でウォズはマフィアの大物ビアンキを逮捕に。手袋をし始めたときは、ハーリーを殺す気なのかと思いました。

男を殴ったと事件をでっち上げ、レストランにいるビアンキを逮捕。ジャコモ・コンテルノのモンフォルティーノをこぼしたと怒っていたビアンキ。ジャコモ・コンテルノのモンフォルティーノは10万円以上することもあるワインだそう。

「機嫌一つで人を殺す」というビアンキがおそろしい…。 その言葉通り、ビアンキは手下をジュリアの前で射殺。こんな奴と組むなんて、ジュリアもどうかしてますね。 自分の身も危険になりそう…。

人は誰だろうといずれはつけを払わされる。要はどう向き合うか」だと語るウォズ。 スタールの狙いがジュリアだと気付いたウォズは、ジュリアを売るのを拒否。 ビアンキの訴追請求を飛ばしてほしいというジュリアの頼みも断るのでした。

ジュリアとの話に出てきた「3びきのくま」はイギリスの有名な童話のことだそう。

3びきのくま - Wikipedia

FBIの内通者だったハーリーを信用できないウォズ。ジュリアを売ることを拒否したら、FBIはもっと汚い手を使ってきそうですね。 ジュリアもウォズの裏に誰かいると気付き、警戒。シーズン2では、ハーリーやウォズたち警察、FBIにマフィア、政治など様々な思惑が入り混じり、大変な事態になりそうですね。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2の登場人物・キャスト

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Viva La Vida - COLDPLAY
  • Needed Me - RIHANNA
  • It's Been a Long Time - LUTHER ALLISON
  • Come On In (You Did the Best You Could Do) - THE OAK RIDGE BOYS
  • Dark Side of Paradise - GOLDFORD

気になったセリフをPick Up

「あなたを失望させてばかり、いつも大事な時に選ぶのは間違った道。どっちが正しいか分かってるのに行きつく先を信じられなくて。これからは正しい道を選ぶ。どんなに厳しくても、どこへ向かっていても」

"What I know is that I let you down, that every time I had a real choice, I chose wrong. And not because I didn't know any better but because I didn't trust where the right road would take us. But from now on, I'm taking the right road, no matter how hard it is, no matter where it takes us."

ハーリーのセリフ

父親のミゲルは遠くに行ったと娘のクリスティーナに説明したときのハーリーのセリフ。今度こそハーリーは正しい道を選び、この泥沼から抜け出せるのでしょうか…。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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