- 【最終回】『デビアスなメイドたち』ファイナル・シーズン シーズン4 第10話「告白」
- Devious Maids Season4 Episode10 "Grime and Punishment"
※ネタバレしています。
あらすじ
エイドリアンはゲイルと婚約し、エヴリンの離婚による財産分与の要求もすべて飲む。エヴリンはエイドリアンが嫉妬させようとしていることに気付く。エヴリンもエイドリアンもお互いに一歩も引かず、離婚同意書にもサインしたエヴリンとエイドリアンだったが、結局、よりを戻すことになる。
昔、映画監督のヒュー・メツカーにレイプされたことに気付いたジャンヴィエーヴはセラピーへ。待合室で出会ったレズビアンのロリと仲良くなり、ジャンヴィエーヴはロリと恋人として付き合い始める。
ダニエラは映画の二次審査で映画監督のヒュー・メツカーに薬入りのワインを飲まされそうに。カルメンに忠告されていたダニエラはグラスをすり替え、ヒュー・メツカーの方が意識をなくす。 カルメンやロージー、ダニエラたちはヒュー・メツカーを縛り上げて脅し、ペリが殺されたパーティーの夜に何があったのかを白状させる。しかし、途中でヒュー・メツカーは心臓発作を起こしてしまう。
過去にヒュー・メツカーは薬でペリを眠らせ暴行、ヒュー・メツカーの娘がペリを大スターにすると約束し、口止めしていた。 その後、ペリはカルト「サークル」にヒュー・メツカーに暴行され、タッカーを妊娠したことを打ち明け、「サークル」はヒュー・メツカーをゆすり、長年、資金提供をさせていた。
しかし、ペリはパーティーの夜にまたヒュー・メツカーが同じ手口で女性を暴行しようとしているのを目撃し、警察に通報すると決意。またヒュー・メツカーの娘がペリを口止めしようとするが、説得できず、ペリを殺したのだった。 そのヒュー・メツカーの娘はエヴリンの友人で、エイドリアンと結婚しようとしているゲイルだと判明する。
マリソル、カルメン、ロージーは連携して、ゲイルがペリ殺害を自供するように誘導。盗聴器をつけていたロージーにペリ殺害を自慢げに話したゲイルは逮捕される。
キルフェイスと脱獄していたスペンス。警察にチクったとゾイラに銃を向けるキルフェイスともみ合いになり、スペンスは撃たれてしまう。しかし、スペンスはキルフェイスに脅されて脱獄し、人質に取られていたとゾイラも口裏を合わせ、自由の身に。
スペンスは無事退院。ロージーはタッカーの実の父親はヒュー・メツカーだと伝えようとするができず、妊娠し、ミゲルとタッカーに弟ができることを伝える。
ピーターとマリソルはお互いに大事な存在だと気付き、ピーターはマリソルにプロポーズ。 1年後、ピーターとマリソルの結婚式が行われようとしていた。しかし、マリソルは控室から消え、割れた窓と血痕が残されていた。
『デビアスなメイドたち』シーズン4 第9話「嫉妬心」前回のあらすじと感想はこちら≫感想
真犯人はゲイルだった
ペリ殺害犯はゲイルだったことが判明。まさか、ゲイルがヒュー・メツカーの娘だったなんて!
エイドリアンとエヴリンはよりを戻す
エイドリアンはエヴリンを嫉妬させようとゲイルと婚約。エイドリアンの作戦に気付いたエヴリンもそれに対抗し、お互い一歩も引かない状態に。意地の張り合いがすごいことに。
爆発炎上したヒンデンブルグ号から回収された白ワインまで登場。 ヒンデンブルグ号は1937年に爆発した飛行船。
ヒンデンブルク号爆発事故 - Wikipedia
しかし、そうした硬式飛行船の黄金期は、突如として幕を閉じる。 LZ129ヒンデンブルク号は、 マックス・ブルス船長の指揮のもと、ドイツ・ フランクフルトを発ち(現地時間5月3日20時20分、アメリカ東部時間5月3日14時20分、日本時間5月4日4時20分)、2日半の ...
まさに、エイドリアンとエヴリンの意地の張り合いも爆発しそう。ついに、よりを戻したエイドリアンとエヴリン。結局、元さやに。 嫌味を言い合いながらも、お互いに離れられない関係のようですね…。
女性と付き合うジャンヴィエーヴ
ジャンヴィエーヴはセラピーの待合室で出会ったロリと恋人に。まさか、女性と付き合うことになるとはゾイラもびっくり。5人の夫と離婚し、今度は妻を得ようとするジャンヴィエーヴのバイタリティがすごいですね…。
ロリ役を演じているのは刑事ドラマ『リゾーリ&アイルズ』でモーラ・アイルズの生みの親 ホープ・マーティン役で知られるシャロン・ローレンス。
犯人のゲイルを追い詰めるロージーたち
ダニエラにまで薬を盛り、暴行しようとしていた映画監督のヒュー・メツカー。カルメンの忠告を妬みからだと思っていたダニエラも、ちゃんと警戒していてよかったですね。
ワインのグラスをすり替え、メツカー自身が意識をなくすことに。カルメンは娘のダニエラが傷つけられそうになり激怒!
「私たちはメイド。しかも超本気でお怒りモード」のカルメンたち。 オーブンクリーナーのスプレーを顔にかけて脅し、スプレーに火をつけて火炎放射器に。レイプ魔のメツカーは、ペリへの暴行をねたにカルトの「サークル」に金をゆすり取られていたことが発覚。
カルト教祖のフランシスがタッカーが鍵だと言っていたのは、タッカーの実の父親であるメツカーをゆすり続けるためだったようですね。 長年の資金提供者を守ろうとカルトのメンバーでペリのマネージャーであるベンが殺したのかと思いきや、ペリを口封じのために殺したのはゲイル。まさか、メツカーの娘がゲイルだったとは意外な展開でしたね。
常習犯のメツカーもひどいですが、その尻拭いをするゲイルにも驚き…。
カイルからはゾイラ宛にペリの映像が送られてきました。カルト「サークル」はこれからもどこかで活動を続けているようですね。9時間もしゃべっていたペリ…。その中に、メツカーの娘が犯人だと示す話が。
マリソル、カルメン、ロージーの連携プレーで、ゲイルを追い詰めることに成功。 バカなメイドに話しても誰も信じないとロージーにペラペラとペリを口封じに殺したことを話すゲイル。「ペリを殺したこと自慢したくてたまらなかった」というのがゾッとしますね。
盗聴器で刑事も話を聞いていたため、ゲイルは逮捕。メイドをバカにして、見下していたことがアダになりましたね。 今回もメイドたちが華麗に事件を解決!
1年後、結婚式で花嫁のマリソルが行方不明に
脱獄したスペンスとキルフェイスはカイルの家に潜伏。撃たれたスペンスも無事で一安心。さらに、脱獄もキルフェイスに脅されたことにされ、自由の身に。無理やり、話しのつじつまを合わせ、脱獄の罪も問われないことになって良かったですね。
ロージーはタッカーの実の父親についてはスペンスに秘密のままに。息子を愛するスペンスにとっては何も知らないほうがいいのかも。
ピーターはジャンヴィエーヴのアドバイスもあり、マリソルにプロポーズ。まさか、エイドリアンとエヴリンだけでなく、マリソルとピーターまでよりを戻すとは…。
1年後、ピーターとマリソルの結婚式。 妊娠したロージーは1年の間に、出産した模様。 そして、ゾイラはエイドリアンと怪しげな視線を合わせ、マリソルは行方不明に!
窓ガラスが割られ、血痕まで。「ごめんなさい」と書かれたメモは偽装のようですね。誰かに連れ去られたらしいマリソル。 マリソルの行方が気になるところですが、『デビアスなメイドたち』はこのエピソードが最終回。ファンによる継続のためのキャンペーンも行われたようですが、シーズン5はありません。
こんなところでクリフハンガーで終わってしまったのは残念ですね。
主な登場人物の結末
- マリソル:ピーターとの結婚式に現れず、行方不明に。
- ロージー:スペンスと再婚し、妊娠。赤ちゃんが産まれる。
- カルメン:実の娘ダニエラと仲直り。
- ダニエラ:捜し出したダニエラの実の父親は死んだとカルメンに思わせたまま。
- ゾイラ:フィオナのメイドを辞め、ジェンヴィエーヴのメイドに戻る。
- ジェンヴィエーヴ:レズビアンのロリと恋人に。
- エイドリアン:嫉妬させるためゲイルと婚約するが、エヴリンとよりを戻す。
- エヴリン:ハミルトン牧師にフラれ、エイドリアンとの離婚同意書にサインまでするが、エイドリアンと夫婦でいることに。
- スペンス:脱獄するが、無実が証明され、自由の身に。タッカーの実の父親が映画監督ヒュー・メツカーとは知らないまま。ロージーとの間に子どもが産まれる。
- カイルとフランシス:フランシスはカルト「サークル」の教祖。フランシスと息子のカイルはどこかへ引っ越す。
- ジェシー:スペンスとロージーの家で執事を続けている模様。
- ゲイル:映画監督ヒュー・メツカーの娘で、レイプ魔のメツカーのことを秘密にするため、口封じのためにペリを殺害した真犯人。逮捕される。
『デビアスなメイドたち』シーズン4の登場人物・キャスト
『デビアスなメイドたち』シーズン4 登場人物・キャストのその後はこちらへ≫
気になったセリフをPick Up
「私たちはメイド。しかも超本気でお怒りモード!」"We're maids, and we're not messing around!"
ヒュー・メツカーを尋問するカルメンのセリフ。ヒュー・メツカーが真犯人かと思いきや、娘のゲイルが犯人! 最後はメイドたちがかっこよく事件を解決しましたね。
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