- 『デビアスなメイドたち』ファイナル・シーズン シーズン4 第9話「嫉妬心」
- Devious Maids Season4 Episode9 "Much Ado About Buffing"
※ネタバレしています。
あらすじ
家主で、ゾイラの雇い主フィオナが帰国し、ゾイラはついにカイルとフランシスにメイドだということがバレる。
メイドだとバレる前に、ゾイラはフランシスの家に侵入し、ペリがサークルの面接を受けている映像を探すが、見つからない。 その後、ゾイラがペリのことを探っていると知ったカイルとフランシスは真夜中に引っ越し、屋根裏部屋も空っぽになっていた。
ロージーの息子ミゲルは学校でトラブルを起こし、停学に。留置所にいるスペンスの影響かと思われたが、実はスペンスの無実を証明するのに忙しいロージーの気を引くためだったと分かる。
囚人仲間のキルフェイスは芝居のセットを作る道具で脱獄用のトンネルを作っていた。スペンスはキルフェイスに一緒に脱獄するかと誘われる。
エヴリンは清廉潔白なジェームズ・ハミルトン牧師と付き合っていたが、退屈していた。ある日、エヴリンはゲイルとエイドリアンが緊縛プレーをしているところを目撃。エヴリンはエイドリアンに嫌みを言うが、エイドリアンは、それはエヴリンが嫉妬しているからだと確信する。
ジェームズ・ハミルトン牧師もエイドリアンとエヴリンがまだ終わっていないことに気付き、エヴリンの元を去っていく。 エイドリアンはエヴリンを嫉妬させるため、ゲイルと付き合うことにする。
カルメンはマリソルの小説が原作の映画のオーディションを受けに。カルメンの娘ダニエラは、カルメンをモデルにしたカルメリータ役を手にするため、仲直りしたふりをして、役作りに利用する。
ピーターにジェシーと浮気したことをジャンヴィエーヴにバラされ、マリソルは激怒。 ジャンヴィエーヴは素直に謝り、ピーターと結婚していた時の浮気について詳しく話す。
実はジャンヴィエーヴは浮気したのではなく、薬を盛られ、レイプされていたのだった。その相手は映画監督のヒュー・メツカー。 映画のオーディションの二次審査に呼ばれたダニエラはヒュー・メツカーと2人きりになってしまう。
『デビアスなメイドたち』 シーズン4 第8話「見えてきた希望」 前回のあらすじと感想はこちら≫感想
ジェンヴィエーヴも被害者の1人だったことが判明! ピーターが犯人ではないようで一安心。
レイプ犯は映画監督のヒュー・メツカー。ペリを殺した真犯人もタッカーの父親も、ヒュー・メツカーのようです。 女優が映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインによるセクハラを告白したことから始まった#MeToo運動を思い起こさせるような展開に。
メイドだとバレたゾイラ
ゾイラはついにメイドだとバレることに。 ゾイラの雇い主フィオナは服がまるで誰か太った人が着たみたいに変だと指摘。「太った人が着た」というのが、グサッとくる…。
さらに、マリソルの小説が原作の映画オーディションの募集では、ゾイラをモデルにしたゼルダは「辛辣でひねくれたおばさん」。確かに間違ってはいないけど、「おばさん」って…。散々な言われようのゾイラなのでした。
カルメンをモデルにしたカルメリータ役は「夢を追いかけるセクシーなメイド」。マリソルをモデルにしたマリア役は「冷静で自信にあふれ、頭脳明晰」。 ロージーをモデルにしたロサリオ役は「やさしく美しくて、ちょっと天然」。
他の3人はいいところが書いてあるのに、ゾイラをモデルにしたゼルダ役だけは、ボロクソでしたね。しかもオーディションに集まった人たちも、なかなかのインパクトがあるおば様方…。
フランシスの家に侵入したことをごまかすため、メイドの格好をしてカイルを誘惑しに来たように見せるゾイラ…。逆に、カイルと別れることを期待するフランシスを怒らせる結果に。 フランシスにもカイルにもメイドだとバレ、フランシスとカイルは真夜中に引っ越し。まるで夜逃げですね。ペリがレイプ犯のことを話していると思われる映像も見つけられないままに。
ペリをレイプしたのも映画監督のヒュー・メツカーで、タッカーの父親のようですね。 ヒュー・メツカーとカルト「サークル」の関係も気になるところ。 フランシスとカイルはどこへ?
脱獄に誘われるスペンス
ロージーの息子ミゲルは学校でトラブルを起こし、停学に。監獄にいるスペンスに先生も殺されると脅すミゲル。先生をそんな風に脅すなんて、一体どこで覚えたんでしょうね…。
スペンスにあこがれて、トラブルを起こしていると考えたロージーは、監獄が怖いところだと教えるため、スペンスと面会させることに。
しかし、やさしいキルフェイスのせいもあり、失敗…。クマさんのグミをドラッグに仕立てて、監獄の恐ろしさを思い知らせようとしたキルフェイスも、ミゲルにグミを分けてもらい、効果ゼロ。 ミゲルが問題を起こすのはロージーの気を引きたいからでした。理由が切ない…。
キルフェイスに一緒に脱獄しようと誘われたスペンス! 芝居は脱獄用トンネルを作る道具を手に入れるのが目的でした。ただの芝居好きかと思ったら、まさかトンネルの穴をあけていたとは…。 スペンスは脱獄するのでしょうか…。
エイドリアンはエヴリンを嫉妬させるためゲイルを利用
エヴリンは何の欠点もないジェームズ・ハミルトン牧師に退屈。 なんだかんだ言って、エヴリンはエイドリアンとの応酬合戦を楽しんでいるようですね。エヴリンにとっては、エイドリアンの歩けないふりも、資産凍結されたことも「甘く切ない思い出」となっているのが驚き。
私立探偵の調査でも、汚点なしのハミルトン牧師。腹の中にも文字通り光を当てて探ってみたという私立探偵。比喩じゃなく、大腸内視鏡検査の報告書まで調べ上げていたのでした…。 ハミルトン牧師の説教を聞いて、感動していた探偵。すっかり、牧師に心酔してるのがおかしいですね。
エヴリンにゲイルによる一方的な緊縛プレーを目撃され、誤解されたエイドリアン。カーテンのタッセルで手首を縛るなんて、アブノーマルすぎる!
しかも、「淫乱女」と罵られるのも快感だと言い、服を脱がせるゲイル。変態おやじエイドリアンの上を行く、ゲイルが怖い…。その後、エイドリアンは放置プレーされたようです…。
「考えただけでゾッとする」とまで言われたのに、すっかりエイドリアンに丸め込まれたゲイル。エヴリンを嫉妬させるために、ゲイルを利用するエイドリアンはどうしようもなく、ひねくれていますね。 そんなエイドリアンに未練があるエヴリンも変わってる…。
結局、エイドリアンとエヴリンはお似合いの夫婦なのかもしれませんね。
ジャンヴィエーヴは映画監督のヒュー・メツカーにレイプされていた
まだカルメンに怒っているダニエラはオーディションでカルメリータ役を獲得しようと、カルメンを役作りに利用。
実の父親を見つけたのに死んでいたと言ったり、ちょっとひどすぎますね。それにしても、カルメンのマネをするダニエラがおかしい。普段、あんな大げさな手ぶりをしているカルメンもすごい…。
マリソルはジャンヴィエーヴにジェシーとの浮気をピーターにばらされ、激怒。浮気したマリソルが悪いはずなのに…。友達だと思っていたジャンヴィエーヴに告げ口されたのが許せなかったようです。
中華料理をやけ食いするマリソル。海外ドラマではお馴染みの容器ですね!マリソルに罵られてショックを受けたジャンヴィエーヴは素直に謝ることに。ロージーが息子のミゲルに「誰かを傷つけたら、ごめんなさいって謝るべき」だと教えるのを聞いていたジャンヴィエーヴ。わがままなところもあるジャンヴィエーヴですが、素直に謝れるのがいいところですね。
でも、悪いのは浮気したマリソル自身だし、ジャンヴィエーヴの方が謝るのは、ちょっとモヤモヤ…。
マリソルと仲直りしたジャンヴィエーヴからはとんでもない話が。ピーターと結婚していたころ、ジャンヴィエーヴは薬を盛られ、レイプされていたことが発覚!
犯人は映画監督のヒュー・メツカー。ペリも含め、何人もの被害者がいるようですね。 二次審査に呼ばれたダニエラが心配に!
『デビアスなメイドたち』はあと1話。ペリの殺害事件も、やっと解決しそうですね。
『デビアスなメイドたち』シーズン4の登場人物・キャスト
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「今もゾイラよ。メイドの服を着て、金持ちじゃなくても、あたしはあたし。あなたの助けを必要としてる」"I'm still Zoila. I wear a uniform, I'm not rich, but I'm still me. And I need your help."
ペリの映像を手に入れるため、カイルに助けを求めるゾイラのセリフ。しかし、カイルは母親のフランシスを選ぶことに…。
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