『サバイバー:宿命の大統領』シーズン1 第7話「内通者の影」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『サバイバー:宿命の大統領』シーズン1 第7話「内通者の影」
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『サバイバー:宿命の大統領』

※ネタバレしています。

あらすじ

アメリカの陸上選手団はモスクワで行われる陸上世界大会に出場するためロシアへ。しかし、アメリカの陸上選手団を率いるウェストン監督がドーピングのためホルモン剤を所持していたと逮捕されてしまう。 大統領であるトムは、ウェストン監督が実はCIAのスパイであることを知らされる。

ロシアはウェストン監督を返すかわりに、アメリカの核兵器をトルコの空軍基地からすべて撤去してほしいと要求してくる。 エミリーはバスケ選手の三者間トレードのように、スパイを三者間トレードする方法を思いつく。

トムはロシアのスパイを捕らえているサウジアラビアの大使と交渉し、ロシアにそのスパイを返せば、FBIが逮捕した産業スパイである4人のサウジアラビア人を返すと約束。 ロシア大使には、アメリカのCIAのスパイ ウェストン監督を返せば、サウジアラビアで捕まったロシアのスパイを返すと交渉。

トムは三者間トレードを取りまとめることに成功するが、ウェストン監督はロシアにとどまったままに。実はウェストン監督はロシアにも情報を流す二重スパイだった。

息子レオはアレックスの元恋人で刑務所にいるジェフリー・マイヤーズかトムの子か分からない。マイヤーズは早期釈放しないと、レオの父親だと公表すると脅しをかけてくる。

アルサカールのリーダーであるマジード・ナサールは「カタラン」という名前を話したのち、口封じに毒殺されてしまう。 ハンナはCIAのツテであるティムから情報を聞き出し、ネストル・ロサーノ・カタランの資料を手に入れる。カタランの顔写真を見たハンナはナサールが収監されていた施設で食事を運んでいた男だと気付く。

FBI副長官のアトウッドは息子のルークを誘拐され、謎の女に大統領と会うアポを取り、こちらの指示通りに従えと脅されてしまう。

『サバイバー:宿命の大統領』シーズン1 第6話「2つの尋問」前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

スパイのトレード

アメリカの英雄でもある元陸上選手のブラッド・ウェストン監督。 ロシアにハメられ、ホルモン剤所持で逮捕。国ぐるみでドーピングしていたロシアに逮捕されるのが皮肉ですね。

ウェストン監督が実はCIAのスパイだったというのも驚きでしたが、なんとロシアの二重スパイであることも判明!!

リーダーは生まれつきじゃなく作られる」と大統領になったトムを応援していたウェストン監督でしたが、裏の顔があったとは…。

ウェストン監督を取り戻すため、トムはロシアだけでなく、サウジアラビアとも交渉。 三者間トレードというのが、面白いですね。アメリカのスパイに、ロシアのスパイ、サウジアラビアのスパイがそれぞれ自国に帰れることに。

『サバイバー:宿命の大統領』三者間トレード

サウジアラビアで捕まったロシア連邦保安庁(FSB)のスパイも、アメリカで捕まったサウジアラビアの産業スパイも飛行機で自国に戻ったにもかかわらず、ウェストン監督は戻らず…。 ロシアが約束を破ったのかと思いきや、ウェストン監督はロシアに寝返っていたことが判明。

ロシア連邦保安庁(FSB)の外国人スパイのトップリクルーターと会っている写真が。ロシアはどんな甘い言葉で寝返らせたのでしょう…。ウェストン監督が握る機密情報はロシアの手に。さすがロシアの諜報機関は手強いですね。

ロシア連邦保安庁 - Wikipedia

ロシア連邦保安庁(ロシアれんぽうほあんちょう、 露:Федеральная служба безопасности Российской Федерации、略称: ФСБ、 英:Federal Security Service of the Russian Federation、略称: ロシア連邦の FSB)は、 防諜、犯罪対策を行う治安機関であるが、 CIS諸国内においては 対外情報庁(SVR)に代わって、限定的に 諜報活動も行っている。ソビエト社会主義共和国連邦の ソ連国家保安委員会(KGB) の姿に戻りつつある。

今回はロシアにまんまと出し抜かれてしまったトム。人は計り知れないとウェストン監督の裏切りからも教訓を得るのでした…。 そのおかげでマクリーシュが副大統領候補だとマスコミに公表を控えることになったのはよかったですね。

レオの父親はどちらか分からない

レオが自分の息子だと吹聴しているジェフリー・マイヤーズ。トムもアレックスも、レオの実の父親について検査せず、わからないまま。 どちらが父親かわからないというのも、複雑な状況ですね。

アレックスは刑務所でマイヤーズと面会。自分の息子かもしれないレオを脅しに使い、大統領であるトムに早期釈放を求めるマイヤーズ。自分のことしか考えていないひどい男ですね。

4600万ドルもの脱税による重罪で収監されているマイヤーズ。4600万ドルといえば、日本円に換算するとおよそ46億円! 金額が桁外れ。

トムはレオのためにも親子鑑定をすることに決めたようです。レオのためにも、トムが父親だといいですね。トムが実の父親だと分かれば、マイヤーズの脅しもきかなくなるはず。

セスは記者のリサにレオのことではなく、別の独占スクープを提供。その独占スクープはスパイの三者間トレードとウェストン監督が二重スパイだったこと。レオのことは記事にならずに、一安心。

ジェフリー・マイヤーズを演じているのは、ドラマ『ER緊急救命室』や 『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』などに出演しているエリク・パラディーノ

FBI副長官のアトウッドの息子が誘拐される

FBI副長官のアトウッドはトムにマクリーシュが怪しいことを報告しようとするも、マクリーシュ本人が目の前にいて話せず。FBIにわざわざ自分の資料を持ってくるなど、牽制してくるマクリーシュ。

マクリーシュの子どもも議事堂爆破のときにいなくなっていたということは、マクリーシュも脅されて、アトウッドと同じように犯人の指示に従っているだけなのでしょうか…。

ハンナは「カタラン」について調査するも、データーベースに情報はなし。 ハンナが調べたSDNリストとはSpecially Designated Nationals and blocked Personsのことで、 アメリカ大統領が国家の安全保障を脅かすものと指定した国や法人や人物など経済制裁対象者が載っているそう。

ハンナはCIAのティムに「カタラン」について聞くと、傭兵で内通者のアメリカ人であることが判明。手を引けと忠告していたティム。余程、危険な陰謀がありそうです。

ネストル・ロサーノ・カタランはナサールが収容されていた施設で食事を運んでいた男。ナサールを毒殺したのは、カタランのようです。傭兵で内通者でアメリカ人だというカタラン。 ネストル・ロサーノ・カタランは誰に雇われているのでしょうか…。

アトウッドの息子ルークは誘拐され、アトウッドは指示通りにしろと謎の女に脅されることに。 アトウッドを脅す謎の女を演じるのは、ドラマ『トゥルーブラッド』で吸血鬼ロレーナ役や、『デビアスなメイドたち』で女優のペリ役を演じたマリアナ・クラヴェーノ

脅されるアトウッドは何をやらされることになるのでしょうか…。

『サバイバー:宿命の大統領』シーズン1の登場人物・キャスト

『サバイバー:宿命の大統領』の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

気になったセリフをPick Up

「チェスで1つ知ってることがあります。自分をクイーンだと思ってるポーンほど危険なものはない」

"The one thing that I do know about chess is that there is nothing more dangerous than a pawn that thinks it's a queen."

トム・カークマンのセリフ

出し抜かれたロシアのペトロフ大使に対するトムのセリフ。チェスの駒で一番強いのがクイーン。ポーンは一番弱い駒。自分たちが強いと過信しているロシアも、今度は出し抜かれる日が来るかもしれませんね。

『サバイバー:宿命の大統領』シーズン1のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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