『サバイバー:宿命の大統領』シーズン1 第5話「命懸けの任務」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『サバイバー:宿命の大統領』シーズン1 第5話「命懸けの任務」
  • Designated Survivor Season1 Episode5 "The Mission"
『サバイバー:宿命の大統領』

※ネタバレしています。

あらすじ

アルサカールのリーダーであるマジード・ナサールの潜伏先を空爆する命令を下した大統領のトム。 しかし、アルジェリア政府と話したことで、こちらの動きがバレ、マジード・ナサールは病院の地下に移動してしまう。

病院には医師や患者が100名以上。空爆することができず、海軍特殊部隊(ネイビーシールズ)を派遣することになる。 海軍特殊部隊のヘリ(ブラックホーク)が一機墜落するが、作戦は続行。病院の地下で、子どもを人質にする標的のマジード・ナサールを発見する。クラークソン中佐は銃撃から子どもたちを守り、亡くなってしまうが、ナサールは生け捕りされる。

FBI捜査官のハンナは議事堂の105号室について捜査を進める。105号室は改築され、爆発にも耐えられる防空壕になっていた。唯一の生存者のピーター・マクリーシュは105号室にいて助かっていたのだった。 その話を聞いたFBI副長官のアトウッドは誰を信じればいいのかわからないと愕然とする。

トムはピーター・マクリーシュを下院議長にしようとするが、マクリーシュは権力に興味はないと辞退。トムは副大統領の職をマクリーシュに与えようと考える。

トムの妻アレックスの元恋人ジェフリー・マイヤーズは、レオの実の父親だと刑務所で吹聴。レオは実の父親のことを知らないと聞き、アーロンは心配する。

『サバイバー:宿命の大統領』シーズン1 第4話「四方の敵」前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

アルジェリアに海軍特殊部隊を派遣

議事堂爆破の首謀者だとされているマジード・ナサールへの攻撃命令を出したトム。しかし、直前に入った情報で中止に。アルジェリア政府にもテロ組織の内通者がいるなんて、厄介…。それにしても、他国の防空レーダーを停止できるなんて、驚きですね。

マジード・ナサールは病院に隠れ、潜伏。民間人の多い病院に逃げ込み、人間の盾にするのが卑怯!

海軍特殊部隊(ネイビーシールズ)の精鋭チームであるチーム6が作戦を実行することに。チーム6は実在する対テロ特別チームで、ヒストリーチャンネルのドラマ『SIX アメリカ海軍特殊部隊』では、チーム6の活躍が描かれているそう。

議員のキンブルは軍事行動が行われると察知し、トムに説明を要求。ペンタゴンの駐車場の異常にまで気付くなんて、鋭いですね。 ヴァージニア州リトルクリークに飛び、直接、海軍特殊部隊の指揮官クラークソン中佐に勝算を聞くトム。勝算五分五分というのが、難しい決断…。

作戦の実行を命令したトム。眠れずに待ち、見守ることしかできないのがもどかしい…。 気の休まるときのない大統領は本当に大変。

トムはマクリーシュとキンブル2人の議員に、アルジェリアでナサールを捕らえる作戦が実行中だと報告。 それに対し、キンブルは失敗すれば、追及するかもしれないと警告。色々とトムに警告してくるキンブルですが、大統領になったトムが暴走しないようにしているようですね。

成功すればレーガンに。失敗すればカーターになる」と言うキンブル。 元映画俳優で共和党のレーガンは民主党のカーターの再選を阻止して、大統領に。カーター大統領は1979年に起こったイラン・アメリカ大使館人質事件で救出に失敗し、人気が急落してレーガンに破れたそう。

実在の大統領の話は勉強にもなりますね。

ナサールを生け捕りに

アルジェリアの作戦では砂嵐でヘリが墜落する事態に!  まさに映画『ブラックホーク・ダウン』。

新婚のデントン兵曹が負傷。デントン兵曹の代わりに、交代要員で入ったのが、クラークソン中佐。 映像モニターで作戦の様子を見守るトムたち。映像が乱れるのがリアルですね。

ナサールは子どもたちを人質に。子どもまで巻き込むなんて…。通信が途絶えたものの、ナサールを生け捕りにできたと報告が。喜んでいたのも束の間、隊長のクラークソン中佐が犠牲になったことが明らかに。子どもたちをかばって亡くなったというのが、立派ですね。

新婚だというデントン兵曹や、もうすぐ子どもが産まれるというマリーノ曹長が亡くなってしまうかと思ったら、まさかクラークソン中佐が死んでしまうとは…。

人の命がかかっている作戦の実行も命令しなけらばならない大統領のトム。クラークソン中佐の死は仕方のない犠牲だったとはいえ、トムにとっては重いものになりそうです。

クラークソン中佐を演じているのは、ドラマ『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』でアル・バーンス刑事役で知られるディラン・ウォルシュ

ナサールは生け捕りに。マクリーシュは生け捕りにされたことをうれしく思ってなさそうでした。議事堂のテロは本当にアルサカールの仕業なのか明らかになるのでしょうか…。

マクリーシュが生き残ったのは偶然ではなかった

FBI捜査官のハンナは議事堂の隠し部屋105号室を調査。議事堂内に隠し部屋なんて、本当にありそうです。

機密となっている改築の図面を議員のキンブルから手に入れたハンナ。なんと105号室の改築を請け負った作業員8人は全員死亡! 陰謀のにおいがプンプンしますね。

さらに、改築された105号室は強化され、防空壕になっていたことも判明。マクリーシュが生き残ったのは計画のうち。

作業員8人を殺したり、議事堂を爆破するなど、大きな計画を実行しているところをみると相手は巨大で強力な組織のようですね。 FBI副長官のアトウッドも、誰を信じればいいのかわからないと愕然としていました。

マクリーシュはやはり黒。下院議長のポストを断り、権力には興味がないと言っていたマクリーシュですが、内心では政治的野心がみなぎっていそう…。

マクリーシュの狙いは副大統領の座のようですね。大統領であるトムがいなくなれば、副大統領が大統領の座に。 この非常事態を利用すれば、アメリカを独裁国家にすることもできそうなのが心配ですね。

レオの実の父親は刑務所に

アーロンは、アレックスの元恋人で刑務所で服役中のジェフリー・マイヤーズのことを不安視。ただの恋人だったのなら、何も問題ないはずだと思ったら、子どものことでした。息子のレオの父親は実はジェフリー・マイヤーズ!

ジェフリー・マイヤーズは何の罪で連邦刑務所にいるのでしょうか…。 トムが大統領になったことで、レオの父親だと吹聴し始めたらしいジェフリー・マイヤーズ。 レオが実の父親のことを知ったら、ショックを受けそうで心配ですね。

『サバイバー:宿命の大統領』シーズン1の登場人物・キャスト

『サバイバー:宿命の大統領』の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

気になったセリフをPick Up

「ご自分の決断を信じてください。我々は信じてます。特に中佐は」

"Don't ever question your decision, Mr.President. Because none of us ever did, especially Max."

マリーノ曹長のセリフ

海軍特殊部隊のマリーノ曹長のセリフ。命懸けで命令された任務をこなす特殊部隊の隊員たち。中佐が亡くなったことで罪の意識を感じるトム。自分の決断を信じてついてきてくれる人たちがいるのが心強いと同時に責任を感じますね。

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