『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2 第21話「風+水」あらすじと感想 ネタバレ注意 !

  • 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2第21話「風+水」
  • MACGYVER Season21 Episode2 "Wind + Water"
マクガイバー

※ネタバレしています。

あらすじ

カンザスシティ、マクガイバーとライリーは敵に追われ、ダイナーに逃げ込む。ジャックがいないため、いつもの調子が出ないマクガイバーだったが、なんとか無事に生還する。

マクガイバーとジャック、ボーザー、ライリーは休暇を取り、プエルトリコでマクガイバーの陸軍時代の仲間カルロスの家を建設。プエルトリコは2017年9月にハリケーン・マリアに襲われ、甚大な被害が出ていた。

次の日、銀行の支店長であるカルロスが拉致されてしまう。プエルトリコにはその日、復興支援金として現金で200万ドルがカルロスの銀行に運び込まれる予定だった。 カルロスは5人の強盗団に脅され、銀行へ。警察に囲まれた銀行強盗犯は人質を取って立てこもる。

マクガイバーはわざと人質になり、脚を撃たれたカルロスを手当て。さらに人質3人を逃がすことに成功する。 しかし、強盗犯にマクガイバーの仕業がばれ、殺されそうになってしまう。

マクガイバーは自分なら強盗犯を逃がしてやれると交渉。得意の即興で、床に穴をあけ、下水道から逃がす。 人質のままのマクガイバーは道をふさぐ倒木をどかせと言われ、かわりに倒れそうな電柱を強盗犯の車にぶつけ、妨害。 あとを追うジャックや警察が駆けつけ、強盗犯たちは逮捕される。

マクガイバーたちは行きつく暇もなく、次の任務へ向かうため飛行機に乗るのだった。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2第20話「超高層ビル-電力」 前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

ジャックとマクガイバーは共依存!?

ミズーリ州カンザスシティでダイナーに侵入したマクガイバーたち。この任務にジャックは不在。

敵に追われ、マクガイバーはいつもの即興がすぐ出てこず、不調。ライリーがジャックのマネをしてやっと思いついたのでした。ライリーのジャックのモノマネが言うことまでそっくり!

マクガイバーとジャックは共依存とまで言われてしまうことに。 ジャックもマクガイバーが銀行で人質になったときには、一人芝居をしていましたね。ちょっと怖い…。

いい相棒のマクガイバーとジャックですが、ここまでくるとライリーが言うように病的…。

敵に追われ、ダイナーを公衆電話の火花でガス爆発させたマクガイバー。しかし、避難した冷凍庫に閉じ込められるハメに。マクガイバーの「息抜きがしたい」というつぶやきは切実な心の叫びのようでしたね。

プエルトリコで家を建設

そこで休暇を取ってやってきたのはプエルトリコ。ビーチでのんびりするのかと思ったら、家を建てるボランティアに。仕事でも世界を救い、休暇中も災害で家を無くした友人を助けるなんて頭が下がりますね。

2017年9月にプエルトリコにはハリケーン・マリアが直撃。ハリケーンの影響を受けて亡くなった人は4500人以上に上ると言われています。

ハリケーン・マリア - Wikipedia

アメリカ海洋大気庁(NOAA)によると、ハリケーン・マリアによる経済損失は合計で900億ドル(約9兆9000億円)に達した。また2017年に大西洋で発生したハリケーン・マリアも含むハリケーン被害総額はアメリカ合衆国内だけでも2,500億ドルに達している。これは2005年の ハリケーン・カトリーナ、2017年の ハリケーン・ハービー ...

陸軍時代の友達カルロスのため家を建てるマクガイバーたち。 全体がサビたトラックが印象的。あそこまでサビてると逆にかっこいいですね。ハリケーンの潮風で、サビてしまったのでしょうか…。

カルロスのおかげで陸軍の基礎訓練に耐えられたというマクガイバー。初日に「110%の力を出せ」と言われ、数学的にあり得ないと軍曹にたてついたのがマクガイバーらしいですね。

その後、カルロスはアメリカ陸軍特殊部隊グリーンベレーに。ジャックはアメリカ陸軍特殊部隊のデルタフォースでしたね。どちらも強そう。

夕食はパステレス。パステレスとはバナナの葉で巻いたチマキのような食べ物だそう。 ハリケーンで家を失っても、立ち上がろうとするカルロス一家。家族団らんがほっこりしますね。

復興支援金を狙い、銀行強盗が発生

次の日、カルロスは拉致されてしまうことに。 犯人は復興支援金の現金200万ドルを狙う強盗犯。復興支援金を盗もうとするなんて、とんでもない不届き者!

銀行の支店長であるカルロスをつれ、銀行強盗。 マクガイバーはわざと人質に。アーミーナイフを強盗犯に取られたときはどうなることか心配でしたが、撃たれたカルロスの手当てのため返してもらえて一安心。

カルロスの銃創に黒コショウをかけるマクガイバー! 天然の凝固剤だと言っていましたが、とてつもなく痛そう…。 黒コショウは犯人に使うかと思っていたので驚きました。

無線まであり合わせのもので作ってしまうマクガイバー。無線まで作ってしまうマクガイバーには驚かされます。

さらに、銀行強盗対策用の染料ダイパックを利用して、強盗犯の1人の目をそらせることに成功。しかし、逃げられた人質は3人だけ…。意外と少なかったですね。

ダイパック - Wikipedia

ダイパック(Dye Pack)は、 銀行強盗対策に 銀行が 紙幣束に忍び込ませる追跡用 染料を含んだ ラジコン式 焼夷弾である。外見は本物の紙幣に酷似しており、本物との識別はほぼ不可能である。ダイパックには使われなくなった紙幣(大抵か)が使用される。これらは磁性プレートの近くに保存され、 銀行員( ...

マクガイバーは強盗犯の逃亡を手伝うことに

マクガイバーの即興は上手くいったものの、人質の銀行職員が疑われてしまうことに。自分がやったと名乗り出て、ボコボコにされるマクガイバー。 人質を傷つけず、残していけば、強盗団を逃がしてやると交渉。

偽造検出ペンに含まれているヨウ素を化学反応させ、爆弾を作ったマクガイバーは強盗団を下水道から逃がしたのでした。 どうやらアンモニアを使って爆発物を作ったようですね。

三ヨウ化窒素 - Wikipedia

三ヨウ化窒素(さんヨウかちっそ、 英: nitrogen triiodide)は、 化学式 NI 3 で表される 窒素と ヨウ素の化合物である。衝撃に敏感で 爆発を起こす。少量に軽く触れただけでも 黒色火薬のような破裂音とともに爆発し、紫色の ヨウ素 蒸気を発生する。三ヨウ化窒素やその誘導体は不安定なため構造を決定するのが難しく、その構造化学は複雑である。

マクガイバーは引き続き、人質のまま。「いざって時に重宝する」と手放してもらえないマクガイバー…。まるでアーミーナイフのような便利な道具扱い。

マクガイバーは道をふさぐ倒木やハリケーンで倒れそうになっていた電柱にも助けられ、後を追うジャックや警察が強盗団を逮捕。

マティの「近くの港から逃げるはず」という読みも見事当たりましたね。 マティはプエルトリコ警察にも力が。さすが、マティ。全世界に影響力を持っていそうなマティなのでした。

次の任務へと向かうマクガイバーたち。カルロスのママはお気に入りのジャックに差し入れ。ジャックがおいしいと言っていたパステレス!?

カルロスのママにモテモテのジャック。熟女もいけるジャックはストライクゾーンも広いのでした!

登場人物・キャスト

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Salsa Con Timba - PIRULO Y LA TRIBU

気になったセリフをPick Up

「もし生還出来たら、専門家に相談しな。共依存が過ぎるよ」
"You know, if we make it out of here, I'm gonna recommend you talk to someone about your codependency issues."
ライリーのセリフ

マクガイバーが即興を思いつくためにジャックのマネをしたライリーのセリフ。共依存にまでなっていたマックとジャック! ちょっと心配ですね…。

今回のマクガイバーの主なDIY

  • 公衆電話に電話をかけて火花を散らせ、その火花で充満させたガスに点火し、ダイナーを爆発。
  • クギで車のヒューズボックスを間に合わせで修理。
  • 黒コショウで止血。
  • 車の電子キーの部品、ペン、イヤホンなどを組み合わせて、無線を自作。
  • マグカップの中にダイパックを仕掛ける。
  • LANケーブルを縄梯子に。
  • コーヒーメーカーのサーバーで、アンモニアと偽造検出ペンのヨウ素を化学反応させ、爆発物に。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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