『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2第14話「マルディグラ+椅子」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意 !

  • 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2第14話「マルディグラ+椅子」
  • MACGYVER Season2 Episode14 "Mardi Gras Beads + Chair"
マクガイバー

※ネタバレしています。

あらすじ

マクガイバーとジャックは南太平洋 ミクロネシアでの任務の最中、猛烈な台風に巻き込まれ、吹き飛んだ仮設トイレの中で右往左往。

マティはデューク・ジャコビーが再びニューオーリンズに現れたと言う。デューク・ジャコビーはCIA時代にジャックが偽装していた名前で、すでに使われていなかった。デューク・ジャコビー名義の口座などが開設され、5万ドルも引き出されていた。 その詐欺師はデューク・ジャコビーの妻ディキシー・リー・ジャコビーになりすまして、パソコンやスマホも購入。

顔認識でディキシーがニューオーリンズのジャズ・バーいることを突き止めるが、デューク・ジャコビーを恨む敵が現れ、ジャックとディキシーは拉致されてしまう。 ジャックは50万ドルの金を渡すとハッタリをかますが、拉致したアルバニア系マフィアのボス レイモンドはデューク・ジャコビー(ジャック)を憎むブラジル人兄弟に100万ドルで売ることを決めてしまう。

ブラジル人兄弟に生きたまま火葬されそうなジャックをマクガイバーが救い出す。 詐欺師のディキシー・リー・ジャコビーの本名はドーン。ドーンは詐欺の腕を偽名作りに役立てるという条件で釈放される。しかし、ジャックと一夜を共にした後、ドーンはジャックの家のものを盗み、「詐欺は天職なの」という手紙を残して姿を消してしまう。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2 第13話「二酸化炭素センサー+木の枝」 前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

台風に巻き込まれたマクガイバーたち

南太平洋 ミクロネシアで台風に吹き飛ばされている仮設トイレの中にマクガイバーとジャックが。仮設トイレが軽々と飛んでいく台風の風の強さが恐怖!

ジャックですら「今度こそもうダメかもしれない」と叫ぶほどのおそろしい台風だったのでした。

サラを忘れられないジャック

台風から無事生還し、ジャックのデートについて、理由をつけて女性と付き合おうとしないと指摘するマクガイバー。

ジャックが好きだったサラはシーズン1第12話「ドライバー」で結婚。それから1年経っても、ジャックはサラを忘れることができないでいるのでした。それにしても、ブルース・ウィリスを「映画『エクスペンダブルズ』に出てた老人」と言われて別れたというのが、ジャックらしい…。

ニューオーリンズへ

マードックより名高い悪党が現れたというので、どんな犯罪者が登場するかと思ったら、正体はなんとジャック!

デューク・ジャコビーはジャックがニューオーリンズに潜入していたときの偽名。デューク・ジャコビーの写真はジャックの満面の笑み!

ハリケーン・カトリーナで治安が悪化し、ジャックはデューク・ジャコビーの偽名で潜入し、数多くの犯罪を阻止。しかし、ジャックの金遣いが荒く、予算削減で暗殺されたことに。ジャックが任務で大金を使うのは容易に想像できますね…。

しかし、ニューオーリンズで再びデューク・ジャコビー名義のものに動きが。 アメリカ南部のニューオーリンズに飛ぶ、マティたち。 ニューオーリンズと言えば、ドーナツのようなお菓子ベニエやジャズ、 ブードゥー教などが有名。 今回のタイトルにもあるマルディグラはニューオーリンズの有名なお祭りです。

ニューオーリンズ・マルディグラ - Wikipedia

マルディグラの初日から パレード、舞踏会( 仮面舞踏会も含む)、 キングケーキ・パーティが始まる。ニューオーリンズ人にとっての「マルディグラ」は、カーニバル期間の最終日で最も趣向を凝らす太った火曜日だけを指すが、観光客にとっての「マルディグラ」は全体のカーニバル期間を指すことが多い。そのため地元の人間の中には、混同を避けるためにカーニバルの最終日を「 ...

ビッグ・イージーはニューオーリンズの呼び名だそう。 マクガイバーのクリップアートもニューオーリンズのシンボルである紋章のフルール・ド・リスのようですね。

フルール・ド・リス - Wikipedia

伝説のいくつかは、クロヴィス王を聖別するために天からもたらされた 聖油の壺について記述しており、王族の神秘性を強めている。これはおそらく、 ハトが 聖レミギウスのところに運んだものである。別の伝説によれば、クロヴィスの 洗礼式に 聖母マリアが現れ、祝福の 贈り物としてユリを与えたという。聖母マリアは、しばしば花と関連付けられる 。クロヴィスの妻、 ブルグンド王国 ...

妻になりすましている人物が

まず情報屋に会いに行くジャック。ブードゥー教のお店のようでしたね。ここでも店主のウィリーに5000ドルの借りがあったジャック…。ウィリーがいいキャラしてますね。 改造したガスライターで閃光粉に引火させるという炎を強めたからくりを見抜いたのはマクガイバーらしい。

ウィリーの情報で、デューク・ジャコビーの妻になりすましている人物ディキシーの住所へ。 他にもCIAの諜報員の偽造IDを16も持っていた詐欺師のディキシー(ドーン)。詐欺師のドーンは政府のシステムを請け負ってる男をカモにIDを盗んだことが判明。CIAのハッキングではなくて一安心。

しかし、ライリーがハッキングされたか調べる過程で、ボーザーが訓練校で出会ったリアーナと連絡を取り合っていることが発覚。 フェニックス財団のシステムを使ったのはマズイですね。リアーナとボーザーのために安全なアプリを作ってくれたライリーがやさしい! ボーザーの恋は真剣なもののようですが、いつかリアーナと任務で組むことはあるのでしょうか…。

ジャックと詐欺師のドーンは拉致されてしまう

詐欺師のディキシー(ドーン)を見つけたジャックたち。しかし、2人ともデューク・ジャコビーを恨む人物に拉致されてしまうことに。 ジャックとドーンの言い合いはまるで夫婦げんかみたいでしたね。

ジャックを拉致したマフィアのボス レイモンド役を演じているのは、『ブラックリスト』シーズン5で悪役のイアン・ガーヴェイ役を演じたジョニー・コイン。

ブラジル人の兄弟マテウスとグスタボ・バルボーサを沼に置き去りにしたことで恨まれていたデューク・ジャコビー(ジャック)。 なんとジャックは100万ドルで売り渡されることに…。相当、憎まれてますね。

ブラジル人の兄弟が買った墓地の焼き場で生きたまま火葬されそうになるジャック!

いつもDIYをするマクガイバーも、ジャックの大ピンチには車で突っ込む豪快な方法で救出に。 2人とも軽いヤケドで済んだようでよかったですね。

ジャックは詐欺師のドーンとデート

詐欺師のドーンにメロメロになるジャック…。一夜を共にしますが、翌朝にはジャックの家財道具を盗んで姿を消してしまいました。 手紙にはキスマークが。さすが詐欺師が天職というだけありますね。ジャックもあっぱれと感じたようです。

ジャックの大事な父親の認識票は無事。ジャックの行動を読んで「そこまでひどい女じゃないわ」と、そこにも手紙が。 テレビも盗まれてしまったジャック。シーズン2 第7話「粘着テープ+ジャック」でも、隣人の息子トミーに家のものを盗まれていましたね…。

しかし、ジャックはニヤニヤ。気の合う女性が見つかって、うれしくてたまらないようです。 結婚したサラのことを吹っ切れてよかったですね。

詐欺師のドーンを演じているのは アシュトン・カッチャー主演の映画『バタフライ・エフェクト』で幼馴染のケイリー役を演じた エイミー・スマート。

逃げた詐欺師のドーン。この先も登場することがあるのでしょうか…。

登場人物・キャスト

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Tous Les Temps En Temps (Every Now and Then) - WAYNE TOUPS & ZYDECAJUN

気になったセリフをPick Up

「前から一度生きたまま焼かれたかったんだ」
"Being burned alive, you know, I was I was kind of curious."
ジャックのセリフ

燃え盛る棺の中からマクガイバーに助けられたジャックのセリフ。死ぬ前にやりたいことリストに「生きたまま焼かれる」があったというジャックがぶっ飛んでる!

今回のマクガイバーの主なDIY

  • ケータイのホール効果センサーをスピーカーにつなぎ、ほうきで金属探知機を自作。金属を含むインクで印刷された紙幣を探す。
  • 路面電車の架線に鎖を投げて火花を散らせ、敵が追ってこられないようにする。
  • セレン粉末 酸化カドミウム 塩酸を混ぜたもので手錠をコーティング。衛星の赤外線カメラで追えるようにする。
  • ハリケーンのあと災害に備えて緊急遮断弁が設置されているガス管。火葬場のガスを止めるため、車で激突し、ガスを止める。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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