『殺人を無罪にする方法』シーズン3第12話 「涙の葬儀」あらすじと感想 ネタバレ注意!

How to Get Away with Murder
  • 『殺人を無罪にする方法』シーズン3第12話 「涙の葬儀」
  • How to Get Away with Murder Season3 Episode12 "Go Cry Somewhere Else"

※ネタバレしています。

第12話 「涙の葬儀」のあらすじ

ローレルは退院し、ウェスの葬儀で弔辞を述べるが、悲しさのあまり参列者にかみついてしまう。 アナリーズとフランクの罪状認否が開かれるが、アナリーズの保釈は認められない。

両親が駆けつけ、アナリーズを慰めるが、母親のオフィーリアは軽い認知症を患っていた。オフィーリアは記憶が混乱し、アナリーズが子どものときに性的虐待を受けたクライドを火事で殺した件で逮捕されたと思っていた。

アナリーズは拘置所の同房者を挑発して顔を殴らせ、保釈を認めさせる。

心配するオフィーリアにアナリーズはもう自分は自由になったとウソをつく。

ローレルはウェスの遺体と会えるようにネイトに頼む。しかし、遺体安置所のウェスの遺体は別人。 ウェスの遺体は紛失していた。移送願の書類にはネイトのサインが残っていた。

フランクは自分で自分を弁護することに。会話は秘匿特権で守られることになり、フランクはボニーと面会の約束をする。

火事でウェスが死ぬ前、アナリーズの家を訪れたネイトはウェスと顔を合わせていた。

シーズン3第11話 「自白の真相」前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

アナリーズの両親がやって来る

アナリーズのママ オフィーリアが登場。ネイトを𠮟りつけたり、アナリーズと父親のわだかまりを解消させようとしたり、タフで頼りになるところは変わっていませんでしたが、認知症になっていたオフィーリア。

自分が家を燃やしたと言い始めた時には、どういうことなのか混乱しましたが、昔のことを話していたんですね。 アナリーズが居候していたクライドに性的虐待を受けていたことに気付いたオフィーリアは家に火をつけて殺害。

シーズン1第13話 「母の告白」でオフィーリアがアナリーズに火事のことを告白していましたね。

火事のことは知らず、作り話だと思っていたアナリーズの父親マックはびっくり。 アナリーズの父親マックは家族を捨てて、戻ってきた過去が…。結局、アナリーズと父親のわだかまりは消えず、言い争いに…。

ようやく保釈されるアナリーズ

保釈はことごとく却下され、父親に自分で何とかしろと言われたアナリーズは同房者のクローディアを挑発。ボコボコに殴られたアナリーズの顔が痛々しいですが、それを取引材料にして保釈が認められることに!

ちなみにクローディアがアナリーズをケーシー・アンソニーと呼んでいましたが、ケーシー・アンソニーは実在の人物。2008年にケーシー・アンソニーの当時2歳の子どもが行方不明に。母親のケーシーは子どもが行方不明の間も遊びまわっており、その後、子どもの遺体が発見。十分な証拠がなく、裁判ではケーシー・アンソニーに無罪が言い渡されています。

認知症の母親を安心させるため、アナリーズは自分はもう自由の身だと説明。母親を守ろうとするやさしいウソが悲しいですね。

ウェスの遺体は紛失していた

ローレルは退院し、ウェスの葬式に参列。 ウェスをよく知らない人が集まり、涙するのが耐えられず、取り乱すローレル。

ウェスにお別れを言おうと遺体安置所に行くも、断られてしまい「地獄に落ちろ」と暴言。ウェスを失い、荒れるローレル。 恋人だったウェスをいきなり失った悲しみを思うといたたまれないですね。

ネイトに頼んでウェスの遺体と対面することが叶うと思いきや、そこにいたのはまったくの別人! 

これには驚きましたね。ウェスの遺体は紛失して行方知れず…。 一体どういうこと⁉ ウェスの検視結果も怪しい上に、遺体までなくなるなんて異常…。

しかも、ウェスの遺体の移送願にあったサインはネイトのもの。遺体を移動させたのが分かってしまうのに、わざわざローレルとウェスが会えるようにしたのもおかしいし…。 ネイトのサインは偽造なのでしょうか?

オリバーは刑事に尋問される

オリバーは刑事に呼び出され、尋問されることに。焦る学生たちでしたが、オリバーはウソをつき、ピンチを切り抜けることに成功。

自分から首を突っ込んだからには自分で始末をつけるというオリバー。意外と度胸が据わっていますね。

いきなり笑い出したオリバーはあまりの緊張でついにおかしくなったのかと思いきや、異常な状況を面白がっていたようですね。

オリバーのことを「舌が二枚も三枚もありそうだな」と言うコナーに、アナリーズのケータイのデータをコピーしていたと打ち明けるオリバー。 アナリーズのデータには何が隠されているのでしょうか?

フランクは自分で自分の弁護をすることに。これで、会話は秘匿特権で守られ、内密に話ができることに。ボニーと何を話すつもりなのか気になりますね。何か作戦でもあるのでしょうか?

火事の前

ウェスを尾行していたフランクはウェスを見失い、タクシーに乗ったウェスは「緊急用」と登録された電話番号に電話。「クリストフです」と本名を名乗っていたウェス。電話の相手は誰なのか気になりますね。

ネイトはアナリーズの家でウェスと顔を合わせていました。 ネイトがウェスを殺したのでしょうか?

ボニーに道連れになると脅されていたネイト。 まさか口封じにウェスは殺された!?

シーズン3は残り3話。ウェスの死の真相が明らかになるのが楽しみですね。

『殺人を無罪にする方法』の登場人物

『殺人を無罪にする方法』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

シーズン3第12話 「涙の葬儀」で流れた曲

  • I Decline - PERFUME GENIUS
  • Avalanche - ZOLA JESUS

気になったセリフをPick Up

「ハゲタカみたいに群がって悲劇の主人公みたいに泣いてる。彼の不幸を勝手に悲しまないで!」
"You're all vultures glomming onto this tragedy like it's your own. Well, it's not your tragedy!"
ローレルのセリフ

ウェスの葬儀で参列者を責めるローレルのセリフ。 ウェスの死を受け止めきれていないローレルが痛々しい…。

『殺人を無罪にする方法』シーズン3のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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