- 『S.W.A.T.』シーズン4 第16話「立てこもり」
- S.W.A.T. Season4 Episode16 "LOCKDOWN"
※ネタバレしています。
『S.W.A.T.』シーズン4 第16話「立てこもり」のあらすじ
裁判所で立てこもり事件が発生。証人として出廷していたホンドーとディーコンは銃声を聞き、現場へ行こうとするが、判事は法廷を封鎖。
ホンドーとディーコンは封鎖を解除し、法廷にいた人たちを避難させるが、弁護士のジェイコブスは残った。
立てこもり犯は今日、終身刑が言い渡されるはずだったメキシコ系ギャングのディアス兄弟と仲間の合わせて4人。
ルカが外で指揮をとり、人質を盾にするディアスと交渉。ルカは要求されたヘリにスワットを乗せ、屋上から突入させる。 そして、裁判所の中にいるホンドーやディーコンたちと連絡を取り合い、一斉に4人を制圧することに成功する。
ストリートの母親カレンは肝臓移植が必要で、ストリートからの生体肝移植を望んでいた。クリスはカレンからストリートに生体肝移植手術を断るように言うのだった。
『S.W.A.T.』シーズン4 第15話「正義の味方」前回のあらすじと感想はこちら≫『S.W.A.T.』シーズン4 第16話「立てこもり」の感想
裁判所で立てこもり事件
ホンドーとディーコンは証言をするため裁判所に。 その裁判では、市民が家宅捜索でケガをし、警官も非を認めていましたが、市は賠償金を払うのを拒否。
市の弁護士ジェイコブスは警察派の判事を担当につくように画策し、訴訟自体を潰そうとしていました。
ホンドーは訴訟潰しの道具として利用されることに抵抗。最初、被害者から法外な賠償額を要求されたと弁護士のジェイコブスは言っていましたが、最後の方では妥当な額だと言っていました。 弁護士にとっては正義よりも、訴訟を潰してしまうことの方が成果に。弁護士としてはそれで有能ということになるんでしょうが、被害者にとったら最悪ですね。
立てこもり事件で弁護士のジェイコブスも考えを変え、ホンドーに協力して、犯人確保に貢献。 警察も市も体質改善するのは難しそうですが、ホンドーのように市民を助けるという本来の義務を思い出すことができれば、よくなっていくのかもしれませんね。
ルカがリーダーに
立てこもり事件ではルカが指揮をとることに。犯人とも交渉し、ヘリを利用した作戦も成功。ルカもリーダーとなって、新しいチームを持つことになりそうですね。
そして、ルカを励ましたファウラーにはアフガニスタンで弟のニールを亡くした過去が。信頼関係が築けたようです。
母親が欲しいのは肝臓だった
ストリートの母親カレンは、息子に肝臓移植を要求。病気で少しは改心したと思いきや何も変わらず、ストリートに迷惑をかけてばかり…。
しかも、ドラッグを使い続けたいがために、息子からの生体肝移植を希望していたようです。生体肝移植ではなく、ドナー待ちリストに入るにはドラッグを半年間やめることが条件。まさかドラッグを使い続け、その上肝臓を欲しがるなんて…。
ストリートが断れないとわかっていて、医師から生体肝移植の話をさせるとは姑息。 クリスがきっぱりとカレンに断るように宣言してくれてよかった。
こんな母親でも縁が切れないというのが気の毒になりますね。