- 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン5 第2話「泥棒+絵画+競売+V486+正義」
- MACGYVER Season5 Episode2 "Thief + Painting + Auction + Viro-486 + Justice"
※ネタバレしています。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン5 第2話「泥棒+絵画+競売+V486+正義」 のあらすじ
化学兵器施設からV486という生物兵器が盗まれ、イギリスの諜報機関MI6のレベッカ・マイヤーズが奪還に向かうが、失敗。ドイツの外交官ハンニバル・ティーグにより、猛毒のウイルス V486の実験台にされ、殺されてしまう。
マックたちはテロ組織にウイルスを売ろうとしているハンニバル・ティーグの厳重な金庫からウイルスを盗み出すため、凄腕の泥棒で脚を怪我して義足になり引退した ジェス・ミラーを引き入れる。 ジェスの訓練でデジィは金庫を開けることに成功。しかし、金庫の中にはウイルスはなかった。
ハンニバル・ティーグは贋作者にレンブラントの贋作に使った絵の具にV486を混ぜさせ、その絵をテロ組織ブラックサンに落札させて取引をしようとしていた。 マックたちはウイルスの含まれた絵を普通の贋作にすり替えることに成功。 ハンニバル・ティーグは逮捕される。
マックはジェスが泥棒を引退していないことに気付くが見逃す。 ラスは弟子だったMI6のレベッカ・マイヤーズの両親に真実を話すのだった。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン5 第1話「リゾート+デジィ+ライリー+窓ガラス用洗剤+目撃者」 前回のあらすじと感想はこちら≫『MACGYVER/マクガイバー』シーズン5 第2話「泥棒+絵画+競売+V486+正義」 の感想
金庫室へ侵入
難攻不落に思える厳重な金庫へ侵入するため、厳しい訓練をすることになったデジィ。訓練を監督するのは、凄腕の泥棒だったジェス・ミラー。
泥棒のときの事故で左脚を失い、義足になっていましたが、素早い身のこなしは健在。 家に侵入したマックにも義足のトラップや爆弾だとはったりを言ったり、マックも感心する即興でしたね。
ちなみに、ジェス・ミラー役を演じているのは両足が義足で、アスリート、モデル、女優、プロデューサーとしても活躍しているエイミー・マリンズ。両足の骨の一部が欠損する先天性脛骨欠損症をもって生まれ、1歳のときに両足を切断し、義足になったそうです。
「ハンディは克服するものではなく、可能性を広げてくれるもの」──義足のモデル&パラリンピアン、エイミー・マランス。【戦うモデルたち】
アスリート、モデル、女優、プロデューサー……。この多彩な才能の持ち主が、両足義足のエイミー・マリンズだ。どんな逆境もポジティブな思考で乗り越え、世界中の人々をインスパイアする彼女の言葉を振り返る。
マックはデジィの訓練のため、電気柵を改良し、レーザーをくぐり抜けるのに失敗すると感電するように。「感電すれば人間も同じように避けるようになるだろう。理論上は」という言葉がマッドサイエンティストっぽくてちょっと怖い。
しかし、『ミッションインポッシブル』のように忍び込んだものの、肝心のウイルスはなし。 まさか絵の具にウイルスを混ぜて、絵画を介してウイルスを取引するとは…。
最後はハンニバル・ティーグを確保。 ラスのMI6の弟子だったレベッカ・マイヤーズはハンニバル・ティーグに実験台にされて殺されてしまうというひどい殺され方を。その様子をガスマスク越しに見つめていたティーグ。 極悪人も裁かれ、真実を知ったレベッカ・マイヤーズの両親にとってもせめてもの救いですね。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4の登場人物・キャスト
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマの中で流れた曲
- Let's Work - KOYOTIE
- Swan Lake Act I No 2. Waltz Tempo Di Valse - APM MUSIC
- In the Air Tonight - KELLY SWEET
今回の『MACGYVER/マクガイバー』の主なDIY
- 1928年に発明家ビル・ガラガーが作った牛の脱走を防ぐため5000ボルトの電気柵を改良し、レーザーをくぐり抜ける訓練に。
- ガラスの振動で明るさが変化する光を音ダイオードに当て、中の会話を盗み聞きする。
- 無線の周波数を5000ヘルツにして、ハウリングを起こし、警備を足止め。
- 1918年に奇術師のフーディーニが鏡を使って象を消したように、絵画を反射性のあるポリエステルフィルムで覆い、消えたように見せかける。