- 『S.W.A.T.』シーズン4 第15話「正義の味方」
- S.W.A.T. Season4 Episode15 "LOCAL HEROES"
※ネタバレしています。
『S.W.A.T.』シーズン4 第15話「正義の味方」のあらすじ
3人組による銀行強盗が連続発生していた。強盗たちは、家賃に困り大家ボソウスキによる嫌がらせで追い出されそうになっている通称「ジャングル」の住民たちに強盗した金を渡していた。
強盗のうちジョン・ハーディーとアーロン・ランドルトには前歴はなかったが、ベン・バーティスには前歴が。 バーティスは住民を助けるためだと言って、もう一度、銀行強盗をし、警官に発砲。ハーディーとランドルトは降りようとするが、バーティスは2人を殺害。
さらに、住民を強制退去させようとしたボソウスキを殺害し、逮捕される。
クリスとタンは強盗3人をかばっていた住民にも理解を示し、警官に非協力的だった住民たちに歩み寄ろうとする。
ディーコンはダーラムたちが白人至上主義者だとホンドーに報告。ディーコンは告発をためらうが、正しいことをしようとダーラムたちの会話を録音し、ヒックスに渡すのだった。
『S.W.A.T.』シーズン4 第14話「報い」前回のあらすじと感想はこちら≫『S.W.A.T.』シーズン4 第15話「正義の味方」の感想
住民に金を配る銀行強盗
銀行強盗をし、強盗で奪った金を困窮する住民に配っていた犯人たち。
自分のためではなく、お金に困り、家までなくしそうな人を助けるために奪った金を配っていたロビンフッドのような強盗でしたが、リーダーのバーティスは支店長に暴力をふるうだけでは飽き足らず、警官を撃ち、仲間2人も殺害。 暴力がエスカレートしていくのが怖い。
コロナの影響で「ジャングル」と呼ばれている地域の住民は困窮。だれも手を差し伸べない中、強盗が家賃のお金を援助してくれたと、全員が強盗をかばうのでした。 強盗は許されるべきではないですが、世間から見捨てられたと思っている住民からしたら、3人の強盗が救世主に見えるのも無理はないですね。
住民に嫌がらせをして立ち退かせようとしていた大家のボソウスキは殺されることに。
住民たちに敵扱いされたスワットでしたが、警察は住民たちが相談できる相手だと信用してもらうため、クリスとタンは住民と話をし、助けようとするのでした。 困っている人に援助がいきわたるといいですね。
白人至上主義者の警官を告発するディーコン
ディーコンはダーラムたちが白人至上主義者だと確信するものの、告発するのを躊躇。たとえ白人至上主義者の警官でも裏切ったと思われれば警察ではやっていけないと最初は会話の録音を拒否したディーコンでしたが、見過ごせないと録音をヒックスに提出。
いままでひどい会話を笑い飛ばしてきたからダーラムたちのような白人至上主義者声をかけられたのか悩んでいたディーコン。 黒人であるホンドーのいないところで、ダーラムたち白人至上主義者は陰口を言い、実際に警察の職務でも差別的な偏りが。
正しいことをしたディーコンですが、内部告発者としてつらい立場になってしまいそうで心配ですね。